塚越健司の作品一覧
「塚越健司」の「ネオ・サピエンス誕生(インターナショナル新書)」「ハクティビズムとは何か ハッカーと社会運動」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「塚越健司」の「ネオ・サピエンス誕生(インターナショナル新書)」「ハクティビズムとは何か ハッカーと社会運動」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
塚越さんの記事や論考はいくつかの媒体で読んでいたので、本書はそのまとめ的なものかなと思っていたけど、そうじゃなかった。
ハッカー及びハクティビズムの歴史と思想を整理することで、ウィキリークスやアノニマスがどのような位置づけで捉えるべきかが示されていた。単に、ウィキリークスやアノニマスの現在の活動を説明するだけでは、見えてこない意義や課題が記述されていたように思います。まさに「目次」の勝利。構成がかなり練られていた印象を受けました。
アノニマスの活動がただ「危険なやつらが何かしてる」と消化されずに、市民的不服従として正当性を持った活動と認められるには、今の報道のされ方とか、人々の受け止め
Posted by ブクログ
アノニマスの仮面集団は、2006年にイタリアで見たことあります。彼らが有名になる前で、V・フォー・ヴェンデッタが公開された年なので、映画のイベントかと思ってました。
ウィキリークスやアノニマスの登場前はサイバーテロリズムが世間を騒がしていたので、私の周囲では彼らも同じ文脈で批判されることが多かったように思います。
コンピュータ発展期にパロ・アルト研究所が持っていた自由で理想的な世界から、アノニマスの活動がもたらす価値観入り乱れた混沌の世界へ。インターネットはサイバースペースを拡大させ、ハッカーの裾野を広げまくりました。そして、年代を経るにつれ西海岸的価値観がいつか陳腐化するのではないかという予
Posted by ブクログ
知識と根性が必要かも。
なかなか専門性の高い本だと感じました。一つ一つの言葉に解説はありますが、情報科学系のことに詳しくなければメモしながら読み進むぐらいの慎重さが必要になると思います。
まず、ハッカーが悪いイメージで捉えられていることを修正し、元々はどういう事例から派生したのかなどの言葉の解説が多いです。例えば、「ハックとは誰もが思いもしなかった方法を編み出す行為であり、その発想の美しさを重視する」と書かれていてそのエピソードなどもかなり詳しく書かれています。
また、ハクティビズム、アノニマスもハッカー同様言葉の解説などがあり、エピソードが付随されています。
初心者用と思い購入したの