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ウィキリークスやアノニマスが注目される中、気鋭の社会学者がその潮流と背景について論じる。ハック+アクティビズム=ハクティビズムが、社会に与えるインパクトをどう受け止めるべきか?
アノニマスの活動により政府や企業にさまざまな被害が出たり、ウィキリークスによって各国の機密情報などが次々に暴露され、外交にも影響を及ぼしていることは多くの報道が出ている。これらの動きにはどのような潮流や歴史的背景があるのだろうか? 気鋭の論者が「ハクティビズム」というキーワードを軸に論じる。
Posted by ブクログ 2012年08月21日
ネットやハイテクなものにまったくうといのですが最後まで読めました。内容をすべて理解はできてないのですが。
ウィキリークスとアノニマス、アサンジと仮面という差異。
アメリカ西海岸からの流れから現在までを、そしてハクティビズムの今を。ハックすることによっての社会の変革とこれからの世界。
しかし、知らない...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月29日
塚越さんの記事や論考はいくつかの媒体で読んでいたので、本書はそのまとめ的なものかなと思っていたけど、そうじゃなかった。
ハッカー及びハクティビズムの歴史と思想を整理することで、ウィキリークスやアノニマスがどのような位置づけで捉えるべきかが示されていた。単に、ウィキリークスやアノニマスの現在の活動...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月25日
アノニマスの仮面集団は、2006年にイタリアで見たことあります。彼らが有名になる前で、V・フォー・ヴェンデッタが公開された年なので、映画のイベントかと思ってました。
ウィキリークスやアノニマスの登場前はサイバーテロリズムが世間を騒がしていたので、私の周囲では彼らも同じ文脈で批判されることが多かったよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月26日
知識と根性が必要かも。
なかなか専門性の高い本だと感じました。一つ一つの言葉に解説はありますが、情報科学系のことに詳しくなければメモしながら読み進むぐらいの慎重さが必要になると思います。
まず、ハッカーが悪いイメージで捉えられていることを修正し、元々はどういう事例から派生したのかなどの言葉の解説...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月12日
社会的・政治的な主張のもとにハッキング活動を行うことを指す"ハクティビズム"について、歴史を振り返りながら考察している本です。よく分析されているとは思いましたが、個人的に一番期待していた第五章の「ハクティビズムはどこに向かうのか」の内容が浅くてガッカリしたため星3つにしました。と...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月12日
もう、「ハック」って、いい言葉になってるんじゃないの? しかし、ハックとハクティビズムは同じではない。包丁だって凶器になるし、馬鹿と鋏も使いようであり、社会へのハックは多様な方向に影響を与える。WinnyもPGPもアノニマスによるお掃除も、広義のハクティビズムになる。
社会的メッセージとしてのハク...続きを読む
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