作品一覧

  • 112日間のママ
    4.1
    「涙で読めない」と書店員さんの声が続々。 「夜中の3時だった。僕はもう見ていられなかった。 もうこれは無理だ。奈緒の夫として、奈緒はもうこんなに苦しまなくていい。 そして、息子の父親として、ママのこの姿はもう見せたくない。 もう、十分に頑張った。頑張ったから奈緒は・・・ 僕は先生を呼んだ」  番組のスタイリストとしてサポートしてくれていた奈緒さんとの結婚から、妊娠中の乳がん発覚、その後の出産、闘病、そして最後の日々までが、悲しみと悔恨を込めて驚くほど克明に記されています。  当たり前の日常が失われていくリアルな記述に「涙で何度も中断した」「自分も妻にちゃんと向き合おうと思った」といった声が数多く寄せられています。
  • 笑顔のママと僕と息子の973日間~シングルファーザーは今日も奮闘中~
    4.5
    ベストセラーの後、人気キャスターと息子は。   2016年2月に発売した『112日間のママ』は、多くの読者が涙し、ベストセラーとなりました。  妊娠中に乳がんが発覚した妻が出産後3ヶ月で亡くなるまでを書いた著者。息子を育てながら、キャスターとして週5日の生放送出演と土日を利用しての講演活動を続けていましたが、20キロもやせ、笑えていない自分に気づき、2017年1月に読売テレビを退社。今は週4から5回の講演を続けています。妻をなくしたあとの孤独、子育ての大変さ、退社の決意、今の心境などについて本書で初めて綴られています。  息子が夜中に発熱したのをどうしたらいいか、振りかけご飯しか食べないが大丈夫か、駄々をこねられて亡妻ならどうしたかと途方に暮れる・・シングルファーザーの毎日は不安が続きます。  本人はもちろん、家族ががんになった時から「大変ですね」と気を遣われる存在になってしまっているのを感じ、孤独を味わうことになる。著者はそんな多くの人を元気づけるためにも、たくさんの同じように苦しんでいるかたたちと出会っている講演のこと、成長した長男の可愛いやんちゃぶりに、やっとみんなで笑うようになってきた日常を語ります。

ユーザーレビュー

  • 112日間のママ

    Posted by ブクログ

    ★★★★★相手を思いやること。1ページめくる度に泣けて仕方なかった。表紙の笑顔がとても素敵。葛藤、不安、苦悩に押しつぶされそうになりながら最後まで諦めず闘った。幸せとは、家族とは、仕事とは、病気とは、、、。息子さんの健やかな成長を、清水健さんの今後の活動を応援したいです。御冥福をお祈り申し上げます。

    0
    2025年08月30日
  • 112日間のママ

    Posted by ブクログ

    涙なしには読めません。なぜ若い命を、しかも非常に素敵な女性の命が奪われてしまうのでしょう。その理不尽さについて考えざるを得ません。著者と息子さんが幸せに生きていかれることを切に願います。

    0
    2025年03月16日
  • 112日間のママ

    Posted by ブクログ

    この本は本当に奈緒さんの強さがわかる作品。
    近年、女性に多く見られる乳がんでつらそうな表情や弱音をはかず、強くあり続ける奈緒さんに本当に感動しました。

    私だって乳がんになってしまうかもしれない。でも、奈緒さんのように強くあれるとは思えない。弱音をはいたり、誰かに恐怖や心配な気持ちをぶつけてしまうと思うから

    子供を産み母となるのか、自分の命を繋ぎ生きることを第一に考えるのかは本当に難しい選択

    この作品は年齢関係なく世の中の女性に読んでもらいたい作品。
    生きたという証を作品を通してたくさんの人に知ってもらいたい。

    16歳の時に初めて買ったノンフィクション作品だったけど、何度読んでも涙が出て

    0
    2021年09月26日
  • 笑顔のママと僕と息子の973日間~シングルファーザーは今日も奮闘中~

    Posted by ブクログ

    前作を読んでいて読みたいと思っていたので、購入しました。
    泣きました。
    ボロボロになるまで、頑張っていて、応援したいと思いました。

    0
    2021年06月29日
  • 112日間のママ

    Posted by ブクログ

    途中から読み進めるのがつらくなった。

    もちろんどうなるか結末は分かっているが、そこに近づいていくのがたまらなく怖くなってくる。

    本で読んでいるだけでこれなのに、当時の奈緒さんや清水健さんの心境を思うと、本当に怖かったんだろうなと思う。

    奈緒さんのいつも笑顔で「大丈夫」と言っている様子には心の底から感服する。
    その上で周りに気をつかうし、ご主人の清水健さんを想う気持ちも忘れていない。

    こんなひと、いる?こんな素敵なひとが。

    そして、清水健さんの献身的な様子。ニュースキャスターとしての自分と両立しながら、奈緒さんを助けるためにこちらも命懸けだった。
    おそらく本で語られている数倍、読者の想

    0
    2021年04月27日

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