感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年09月26日
この本は本当に奈緒さんの強さがわかる作品。
近年、女性に多く見られる乳がんでつらそうな表情や弱音をはかず、強くあり続ける奈緒さんに本当に感動しました。
私だって乳がんになってしまうかもしれない。でも、奈緒さんのように強くあれるとは思えない。弱音をはいたり、誰かに恐怖や心配な気持ちをぶつけてしまうと...続きを読む思うから
子供を産み母となるのか、自分の命を繋ぎ生きることを第一に考えるのかは本当に難しい選択
この作品は年齢関係なく世の中の女性に読んでもらいたい作品。
生きたという証を作品を通してたくさんの人に知ってもらいたい。
16歳の時に初めて買ったノンフィクション作品だったけど、何度読んでも涙が出てくる。
Posted by ブクログ 2021年04月27日
途中から読み進めるのがつらくなった。
もちろんどうなるか結末は分かっているが、そこに近づいていくのがたまらなく怖くなってくる。
本で読んでいるだけでこれなのに、当時の奈緒さんや清水健さんの心境を思うと、本当に怖かったんだろうなと思う。
奈緒さんのいつも笑顔で「大丈夫」と言っている様子には心の底...続きを読むから感服する。
その上で周りに気をつかうし、ご主人の清水健さんを想う気持ちも忘れていない。
こんなひと、いる?こんな素敵なひとが。
そして、清水健さんの献身的な様子。ニュースキャスターとしての自分と両立しながら、奈緒さんを助けるためにこちらも命懸けだった。
おそらく本で語られている数倍、読者の想像をはるかに超えるほど尽力されていたのだと思う。
おふたりの夫婦愛も素晴らしかった。
清水健さんはピリオドを打つつもりはないと本書で語られていた。
今も清水健さんと奈緒さん、そしておふたりの最愛の息子さんの物語は続いているのだと思うと、どうか幸せになってほしいと祈らずにはいられない。
Posted by ブクログ 2021年01月31日
悩み 苦しみ 悲しみ 不安 喜び 本人が一番 辛い
「一緒」に悩み 苦しみ 悲しみ 喜び 笑い 泣く…そして「一番」に未来を信じ 共に「今」を生きる
ひとりじゃない
強さと優しさ 絆は受け継がれると思います
Posted by ブクログ 2020年01月12日
妊娠中に乳癌が発覚しどう生きていくかの苦悩をリアルに描かれていた内容だった。
悩みに悩んだ結果、中絶をせずに親子3人で生きていくことを目指したが、出産後にメタが見つかり、完治がのぞめない状況となった。
それでも、最後の最後まで気丈に振る舞う2人の姿に涙無くして読むことはできなかった。
一歩引いて夫...続きを読むを支えるという夫婦関係に少し昭和感を感じたものの、読み進めていくうちにいろんな形の夫婦があってもいいんだと思えるようになった。と同時に、誰しもが様々な苦悩を抱えていて、本質的には理解しあえないかもしれないけれど、その中でも少しでも共感できてつながる瞬間に人の温もりを感じるような気がした。
Posted by ブクログ 2017年02月15日
「共に生きる」と言う著者の言葉が心に深く残った。愛する人を亡くす…まだ経験した事ないけど、いつかはその時は来る。きっとその時は、前が全く見えない状況だと思う。そんな中、1つの希望として、共に生きるという想いになっていくまで自分の中でいろんな葛藤や苦しみを乗り越えていくんだろうと思う。
また奈緒さんは...続きを読む、同じママとして尊敬する。その強い心が旦那さんや子どもに勇気や希望を与え続けるんだろうな。。ずっと心の中にい続けるために。
Posted by ブクログ 2016年11月02日
一生懸命生きた3人の家族の話であるので、評価はできないです。評価するのは失礼だと思いました。
苦しい体験を勇気を振り絞り、体験記としてまとめた。
一生懸命生きた人の物語が書かれている読んでもらうほうがいいです。
Posted by ブクログ 2016年05月21日
顔ぐちゃぐちゃに涙で濡らしながら読みました。もう最初から最後まで泣き通しです。
シミケンさんの妻を愛する気持ち、病気を憎む気持ち、悔しさ、弱さ、そういうもの全てが赤裸々に描かれていて、直球で胸に刺さります。
そして、なおさん(奥様)の強さに心打たれます。息子さんを授かり、その後判明した乳がんの存...続きを読む在は悔しさ、恐怖、不安いろんな感情があったはずです。でもそれを口に出さず、病と闘い、夫を支え、出産に臨むとは。
自分ももうすぐ赤ちゃんが誕生しますが、この子の成長を見れずにこの世を去らなければならなくなったとしたら、悔しくて悔しくてたまらないと思います。
この夫婦の絆や愛を感じ、大変愛しく感じた作品でした。
Posted by ブクログ 2016年03月19日
亡くなってからの方が辛いのに、感情移入だってするであろう。
妻のために子供のために、そして自分のために、読めば読むほど心苦しいし、もし、私がこのような立場に立ったら、どうなるのであろうかと、考えさせられる本でした。
Posted by ブクログ 2018年08月05日
112日間のママ
2016/2/8 著:清水 健
かんさい情報ネットten.のメインキャスターとして読売テレビの売れっ子アナウンサーであった著者。彼は最愛の妻を亡くしている。結婚までの幸せな日々と子供を授かった時までの幸せな時、しかし、それは長く続かなかった、112日間をママとして過ごした著者の奥...続きを読む様。家族3人とそれを一生懸命取り囲む仲間との日々の激動録。
それは5章から成る。
①出会いから結婚まで
②妊娠直後に乳がんが発覚
③闘病。竹富島への最後の旅行
④緊急入院。最後のお別れ
⑤番組へ復帰
妻子がいる自分にとって、おこがましいかもしれないが、どうしても自分に置き換えて読んでしまっている。辛くてページをめくりたくない気持ちとその先を知りたい気持ち。
どうして彼女が・・。誰しもがそう思っており、それはどうして自分の家族が・・。となってしまう可能性を考えてしまい、他人事のような気がせず背筋を正しながら読む自分がいる。
つらいしか言えないが、気持ちの整理が出来ないまま確実に次に進もうとしている著者。それは奥様のためでもあり、その気持ちの強さに感服してしまう。
色々な感情を本書から受け、それは人によってそれぞれであるものの、ひとつ気づいたことは当たり前の日々が当たり前ではないということ。それを時折思い出しながら毎日を有難く生きていきたい。
Posted by ブクログ 2017年09月23日
奈緒さんは本当に暖かく強い方だと思うとともに、私が母、妻になったときここまで強くいれるかと考えました。自分がしんどい時でも周囲を思いやる奈緒さん。実際にお会いしたことはなくてもその暖かさは本から伝わりました。3ヵ月の子供を残して逝くのはどんなに辛かったか、清水さんの愛する人だからこそ下した決断。この...続きを読む辛さを理解するのは経験した人しか出来ないと思いますが、想像しただけで胸が潰れそうです。お子さんは奈緒さんの温もりを覚えていないかもしれませんが、本から暖かさやお母さんを感じること出来ると思いました。母は凄いです
Posted by ブクログ 2017年03月14日
しみけんさんと奥さんの付き合い始めから、天国に行かれるまでの戦い。乳がんと出産、子育て。壮絶な毎日をしみけんさんの視点で描かれる。涙なしには読めない。毎日幸せな時間を送れていることに感謝。
Posted by ブクログ 2018年04月08日
読書記録です。まだの人は読まないでね。
私はテレビをほとんど見ない。だから、著者のこともあまり知らない。この本については、どんな内容かはうっすら知ってたけど、平積みの表紙の写真を見て手に取った。
この写真が撮られた当時の状況を読んで、しばらく読み進めることができなくなってしまった…
男の人のまっす...続きを読むぐな気持ちが時系列でつづられていて、そばで一緒にいるように感じてしまって胸が痛くなる。
著者の「伝えたい」という想いはあっても、幸せなころから厳しい現実を時系列で辿る作業は、かなり辛いものだったはず。どうすれば一番良かったんだろうかと、自分を責めずにはできないことだから。
今しばらく、父子をそっとしておいてあげて欲しいとオバチャンは思います。
Posted by ブクログ 2017年01月17日
『あさパラ!』や『どっちの料理ショー』などの情報バラエティー番組を担当し、『かんさい情報ネットten.』のメインキャスターをつとめる清水健さんの著書。
清水さんは、担当のスタイリストさんだった奈緒さんと結婚し、1年で妊娠し、幸せの絶頂だった。
しかし、直後の定期検査のときに、胸にしこりがあるから...続きを読む念のためにという程度の気持ちで検査した結果、悪性の乳ガンであることが発覚する。
それもトリプルネガティブという状態で、5つのサブタイプの中で、最も悪性度が高く進行の早いタイプだった。
そんな奈緒さんは、強い意思で出産を望み、清水さんと二人三脚で無事に元気な男の子を出産する。
しかし、出産後からガンは急速に進行し、112日間の闘病の末、決して弱音を吐かず、優しい笑顔を残し帰らぬ人となってしまう。
闘病を綴った闘病日記というより、清水さんの奈緒さんへ対する想いを綴った一冊だと感じた。
人はどうして、大切にしたい人が死を前にしてから、大切にしたい人を失ってしまってから、その人の大切さを見に染みて感じるのだろう。
『死』というタイムリミットを媒介しない限り、身近にいる人に対して、いてくれるのが当たり前になってしまい、感謝の気持ちや言葉がついつい後回しになってしまったり、いつも近くにいるんだから気持ちは伝わっているものと思い込んでしまったりと、なかなか大切さを伝えきれていないように思う。
清水さんの場合は、それとはまた違っているのかもしれないけど、自分も思い当たる節がある。
大切な人は、いて当たり前じゃない。
タイムリミットなんて意識しなくても、大切さをわかりやすく伝えていこうと改めて思った。
Posted by ブクログ 2016年07月26日
一気に読みました。
絶対泣く!と思ってました、
が、以外と涙は出ませんでした。
だからと言って、内容が悪かったとか、
そーゆーのじゃ無いんです。
もっともっとガンバらんなん。
そう決意させるに十分な1冊です。
Posted by ブクログ 2016年06月28日
私にもちょうど同じ年頃の子どもがいる。
妊娠後乳がんが見つかった。
治療しながら、出産。
その後治療をするも産後たった112日間で
命をたってしまった母。
TVキャスターをつとめながら、妻を支える夫
弱音をはかない妻
元気に成長する息子
なんで幸せな家族に
こんな人生があるんだというくらい
つ...続きを読むらい。
母が一番必要な時期に亡くしてしまった
息子。
父とともに元気に大きく立派に成長してほしい
Posted by ブクログ 2016年02月09日
いつもテレビで拝見している
清水アナがあれほどの
辛い状況、大変な状況であったと思うと
涙…涙…でした。
奥様の強さ、清水アナの強さ
夫婦の絆、家族の絆
色々な事を考えさせられる1冊でした。
Posted by ブクログ 2019年09月30日
トリプルネガティブというものを初めて知った。
幸せの絶頂にここまでの状態に陥るが、弱音を吐かずに笑顔で周りを気遣う奈緒さんの生き様と、弱さを見せながらも妻のために限界まで足掻いた清水さんの姿に、強く動かされるものがあった。
Posted by ブクログ 2017年03月21日
内容(「BOOK」データベースより)
乳がんで亡くなった妻・奈緒さん(享年29)。そのとき、長男は生後112日だった。関西の人気テレビキャスターが初めて明かす、家族3人の闘い。
平成29年3月19日~21日
Posted by ブクログ 2016年10月08日
泣くだろうか、と思ったが不思議と涙は出なかった。それは悲しみの気持ちが溢れる本ではないから。清水さんと奥さんの奈緒さんの記録。これが事実を詳細に、その時の感情をそのままに表した本であったのなら、涙したかもしれないが悲しみが強すぎる。そうじゃなく、この本から伝わってくるのはお二人の生きてきた証だった。...続きを読む愛する人との時間をもっと貴重に、そして、もっと大切にしたいと思わされる内容だった。