もろづみすみともの作品一覧
「もろづみすみとも」の「あかるい家族計画」「きっと夢みるヤマアラシ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「もろづみすみとも」の「あかるい家族計画」「きっと夢みるヤマアラシ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
もろづみさん、矢張りいいなあ。
話の流れや登場人物の感情がとてもリアルなんですが、それが切なかったり重かったりするけれど、決して不快ではないのです。
もろづみさんのお話に出てくる人たちは、皆不器用で臆病だけれどまっすぐで、大体言葉が足りなくてすれ違っていくのですが、それがちゃんと最後は纏まってくれるので読んだ後に「よかったね!よかったね!」って泣きたくなります。
今回は過去に女性と付き合った際に深い傷を追ってしまった無口なノンケ大野くんと何度も失敗してきたゲイの吾妻さんのお話。
途中大野くんが「そんなつまらないこと」と云った事に吾妻さんが「君には分からないだろうね」と返してしまったシーン。
Posted by ブクログ
もろづみさん、とても好きな作家さんです。
絵はとても可愛いのですが、話が重い事が多いので気軽に読めないのです。
表題作も、そういう感じでした。
BL漫画で恋をしてると自覚してうきうきしてる感じがないのです。リアルで恋愛ってそんな気がします。自覚していなかったり、成就していない頃の方が楽しいのですよね。楽しい面だけ見て、泥は被らないから。
どの著作もそうなのですが、もろづみ作品はBLというよりゲイという言葉の方が似合う気がします。あまりファンタジー要素がないという意味で。
だからこそ上滑りでない分、心に深く響くのかも。
同性を好きになったら誰しもがぶつかるであろう壁にぶつかりながら、二人は上
Posted by ブクログ
もろづみさんの著作を初めて読んだのは「方舟」でした。
可愛い絵に似合わず、援交やら家庭不和やら親へのカミングアウトやら、題材が非常に重かったのでしんどかったのを覚えています。
でもこうやってまっすぐ題材に向き合う作品は、好きです。
で、今回の話はパティシエの話。
酔った勢いで色々あって、付き合う事になった後輩×先輩で、あれ?普通の好みなBLですよ!と思ったらとんでもない。
とてつもなくリアルな恋愛話でした。
自分が昔、これと同じ形で破局した事があるので、読みながらつらいなんてもんじゃなかったです。
でもこれを想像で描かれたのだとしたら、素晴らしい。
自分は捨てられた綾部側の立場だったのですが