山崎幹夫の作品一覧

「山崎幹夫」の「薬の話」「毒の話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 薬の話
    4.0
    1巻792円 (税込)
    近代医薬品の開発には、長い年月と莫大な経費、そして数知れぬ研究者たちの労苦の積み重ねが必要とされる。その結実は、人類をさまざまな病苦から解放すると同時に、“新しい”薬への過信の入り混じった、いわば薬の氾濫の時代を生み出してしまった。本書は、ペニシリン、モルヒネ、ビタミンB、インスリン、タカジアスターゼなどの身近な薬品開発のドラマと、効能や副作用のメカニズムを多彩なエピソードを混じえて語り警告する。
  • 毒の話
    4.2
    1巻726円 (税込)
    人類誕生以来、人間は食物や薬を求める中で、数限りない毒と付き合ってきた。そして今日も、食性の変化、社会の変貌につれて、未知の新たな毒との出合いを続けている。本書は、暗殺教団の谷の大麻、ゾロアスター教の覚醒剤エフェドリン、ナポレオンを殺した砒素、ナゾの中毒事件を生んだタリウム、そして毒を消す毒テリアカなど、恐怖と忌避と悪の魅惑に彩られた一五の毒をエピソードとともに紹介し、その実態を科学的に解明する。
  • 毒薬の誘惑
    -
    1巻495円 (税込)
    砒素、シェイクスピアの毒、サリン……。世界的な毒の権威が、毒と人の歴史をたどり、ときに闇の歴史の主役となった毒を、事件やミステリーなどの文学作品、歴史上の人物との関わりの中で平明洒脱に綴る毒の文化史。

ユーザーレビュー

  • 毒の話

    Posted by ブクログ

    面白いです。
    著者が楽しんでいるのが(話は毒についてですが)、わかります。知的エッセーとして、実に面白い。こういうの、最近なくなってしまった気がするな。

    0
    2011年04月17日
  • 毒の話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]


    [ 目次 ]


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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

    0
    2011年04月06日
  • 薬の話

    Posted by ブクログ

    すべてを理解して読んだわけではないが、
    「文学作品」を凌ぐ、魅力のある本だと想った。
    語り口が、自然で、なめらかで、スリリングなところも惹きこまれた。

    至福の720円☆

    「毒の薬」も、読んだが、
    きらきらした硝子のオルゴールのような本だと思った。

    どこから読んでも、なんど読んでも、飽きることはなかった。

    0
    2010年08月22日
  • 薬の話

    Posted by ブクログ

    有機化学を少しでもさわった人なら楽しめるのではないでしょうか〜 話の入りは昔の文豪と薬とのエピソード(ex.胃潰瘍の夏目漱石とタカジアスターゼ)で、そこからその薬の誕生秘話について語られます。ちゃんと効くメカニズムも科学的に解説されています。文字で説明するとちょっと分かりにくい部分もありますが、「一般の人にも興味を持ってもらおう」とする筆者の意欲の現われでしょう。序説の「なぜ一昔前に薬万能説が生まれ、そこから薬不信が世界を覆うようになったのか」という考察にはなるほど、と思わされました。別に化学を習ったことのない人でも、途中のメカニズムなどの話を読み飛ばしてでも読む価値はあると思います。

    0
    2009年10月04日
  • 毒の話

    Posted by ブクログ

    古い本なのでそこも楽しめる人向け。
    物理的な毒以外にも思想的毒や物語に出てくる毒などが書かれている。
    広く浅く知りたい、または知ることのきっかけになる本だと思う。

    0
    2025年03月03日

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