山崎幹夫のレビュー一覧

  • 毒の話

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    面白いです。
    著者が楽しんでいるのが(話は毒についてですが)、わかります。知的エッセーとして、実に面白い。こういうの、最近なくなってしまった気がするな。

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    2011年04月17日
  • 毒の話

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    ネタバレ

    [ 内容 ]


    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年04月06日
  • 薬の話

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    すべてを理解して読んだわけではないが、
    「文学作品」を凌ぐ、魅力のある本だと想った。
    語り口が、自然で、なめらかで、スリリングなところも惹きこまれた。

    至福の720円☆

    「毒の薬」も、読んだが、
    きらきらした硝子のオルゴールのような本だと思った。

    どこから読んでも、なんど読んでも、飽きることはなかった。

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    2010年08月22日
  • 薬の話

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    有機化学を少しでもさわった人なら楽しめるのではないでしょうか〜 話の入りは昔の文豪と薬とのエピソード(ex.胃潰瘍の夏目漱石とタカジアスターゼ)で、そこからその薬の誕生秘話について語られます。ちゃんと効くメカニズムも科学的に解説されています。文字で説明するとちょっと分かりにくい部分もありますが、「一般の人にも興味を持ってもらおう」とする筆者の意欲の現われでしょう。序説の「なぜ一昔前に薬万能説が生まれ、そこから薬不信が世界を覆うようになったのか」という考察にはなるほど、と思わされました。別に化学を習ったことのない人でも、途中のメカニズムなどの話を読み飛ばしてでも読む価値はあると思います。

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    2009年10月04日
  • 毒の話

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    古い本なのでそこも楽しめる人向け。
    物理的な毒以外にも思想的毒や物語に出てくる毒などが書かれている。
    広く浅く知りたい、または知ることのきっかけになる本だと思う。

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    2025年03月03日
  • 毒の話

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     内容的には古くなっている部分もあったが、毒に関する文学、歴史的事件等を扱っていて、興味深かった。

     じゃがいもが毒としての汚名を着せられたため、長らく広まらなかったこと。
     さらに受精で成して広まるのではなく、塊根から発芽で増殖するため「不純」として裁判、さらに火刑を受けた経緯があるらしいw

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    2018年12月22日
  • 毒の話

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    毒の話を読みながら、毒は深く医学に結びついていることを理解した。
    植物学と医学は切っても切れない状況だった。
    植物に対する理解が、薬師となり、医者の役割を果たしていた古代、
    医者に必要なのは、薬だった。
    自分で薬草園をつくり調合していた。
    それが薬学として、発展し、ケミカルの時代を迎えた。

    毒は、死とも結びついていた。
    王様および権力者は、つねに毒殺の危険にさらされていた。

    この本を読みながら、
    マルコポーロの「東方見聞録」をきちんと読みたいと思った。
    ここで何が伝わったのか?
    また、コロンブスが、新世界から、何を植物として伝えたのか?
    コロンブスの伝えたものは、
    タバコ、トウモロコシ、サ

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    2013年01月13日
  • 薬の話

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    薬の歴史について、文学作品なども絡めてわかりやすく解説されています。難しい部分もありますが、いずれも身近な薬についての話なので、興味深く読むことができました。

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    2022年11月06日
  • 薬の話

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    近代医薬品の開発には、長い年月と莫大な経費、そして数知れぬ研究者たちの労苦の積み重ねが必要とされる。
    その結実は、人類をさまざまな病苦から解放すると同時に“新しい”薬への過信の入り混じった、いわば薬の氾濫の時代を生み出してしまった。
    本書は、ペニシリン、モルヒネ、ビタミンB、インスリン、タカジアスターゼなどの身近な薬品開発のドラマと、効能や副作用のメカニズムを多彩なエピソードを混じえて語り警告する。

    [ 目次 ]
    「薬の神話」について―まえがきにかえる薬へのコメント
    『吾輩は猫である』が書かれた理由 抗潰よう薬
    秘方一粒金丹 モルヒネ
    「B足らん」の時代 ビタミンB1
    薄明のな

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    2011年04月06日
  • 毒の話

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    古今東西の薬物(真性の毒から麻薬まで)15種類についてのエピソードを中心に、科学的な効果についてまとめた概論書。
    薬学概論の講義みたいで、科学検証部分はけっこう専門的なのに、最後まですらすら読めました。
    中公新書。

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    2009年10月04日