幸田昌則の作品一覧
「幸田昌則」の「アフターコロナ時代の不動産の公式」「不動産で豊かになる10年先の読み方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
一番手堅い資産と考えられていた不動産だが、昨今の経済構造の変化により考え方が変わってきている。 今後の不動産の付き合い方を種々のデータを元に導き出す本。
不動産は未来永劫価値を持つ物、または持っていれば価値の上がる物というイメージがあるが、ここ数年のデフレ経済下で様相は大きく変化してきている。 また、人口少子化・高齢化、晩婚化に伴う日本社会構造の変化が不動産の意義を大きく変化させている。 本書では単純に不動産に係わるデータだけでなく、社会構造の変化を示す各種データを紹介しつつ、日本で何が起こっており、それが不動産にどの様に影響を与えているかを解説している。
経済成長期には一戸建ての家を買うことがステータスとなっていたが、今はその考え方がそぐわなくなっている。 自らの経済状態も踏まえ、持たない、という選択肢も重要となってきている。
著者が結論づけている内容を見ていると、不動産投資的な視点と合致する。 つまりは自分の持ち家を買うときに考えることは、”売る”ことも考えて、資産価値が高い、又は下がりにくい物件を選ぶ。その判断が出来る目を養うことが重要なのだろう。
Posted by ブクログ
結論からいうと、不動産を持っていることで10年先幸せにはならないだろう。人口と世帯数の減少で住宅価格の低下、ビジネスモデルの転換での商業土地価格の低下、逆行するかの様な過剰供給。今後の不動産の動きを問う。
現在に至るまでの、不動産に関わる社会の動向が分かりやすい。その点に関して評価できる。
最終結論には、不動産を持っていることは負の資産になる、という悲観的な結末。タイトルと違うじゃないか!とも言える。
しかしながら、これを逆の視点からみると「本当に価値がある土地のみが生き残る」ということでは。将来にわたって価値を生み出し続ける土地の選定眼こそが、不動産で豊かになるのに必要だと思われる。
Posted by ブクログ
タイトルの通り、日本の現在の不動産市場はバブルであり、それが崩壊しつつあるという内容である。
本書では、数多のデータを掲出しながら、人口動態や不動産市場における需給動向、社会の変容などあらゆる側面から現在の不動産市場はバブルだと捉えている。出版は2024年3月で、既にバブル崩壊の兆候をデータを示して指摘しているが、2025年末の現在でも東京都のマンション価格は上昇を続けており、バブル崩壊は起きてはいない。
ただ、それを以て著者の主張が誤りであると考えるのは早計であろう。書中でも指摘されているが、バブルの崩壊は後々にそうであったと分かるものであり、その渦中にいる際は崩壊しているのかどうかもわからないものである。
実際、著者がデータを以て指摘している需給バランスや販売における在庫状況などを踏まえると現在のマンション価格は説明がつきにくい水準であり、バブルである事を疑のは懸命であろう。問題はいつ崩壊するのかは誰にもわからない事であり、本書のタイトルにあるように静かな崩壊に向かっているのかもしれない。