作品一覧

  • 虚構の法治国家

    虚構の法治国家

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    初めて暴かれた「法権力」中枢の不正義! 過去の著名冤罪事件と、2014年の岐阜県美濃加茂市長事件を取り上げ、元検事と元裁判官が「権力の犯罪」に斬り込む。
  • 刑罰はどのように決まるか ──市民感覚との乖離、不公平の原因

    刑罰はどのように決まるか ──市民感覚との乖離、不公平の原因

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,716円 (税込)
    裁判員制度のスタートによって、平均的な量刑が上がっている。上級審によって裁判員判決の破棄、差し戻しがなされるケースも増えてきた。新制度の趣旨と、これまで職業裁判官が独占してきた判例との矛盾が鮮明になってきた。職業裁判官の時代には、量刑の目安は判例主義にもとづく単純な軽重比較でしかなかった。反対に裁判員裁判は、感情任せに重罪認定していく傾向にある。本書は有名無名さまざまな事件を俎上に載せ、従来の内輪のルールを明らかにした上で、市民感覚を刑罰に反映させるための論点を探りたい。
  • 裁判員のためのかみくだき刑法

    裁判員のためのかみくだき刑法

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻712円 (税込)
    2009年から始まった裁判員制度。これによって選挙権のある人間のほとんどが裁判員の候補となる。多くの人が、そこで「人を裁く」という、あまりにも難しい問題に直面する。その指針となるのが「刑法」。本書は、あまりにもわかりやすい、刑法の入門書。
  • 裁判所ってどんなところ? ──司法の仕組みがわかる本

    裁判所ってどんなところ? ──司法の仕組みがわかる本

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻880円 (税込)
    司法権の独立、三審制、三権分立など司法制度の仕組みはどうなってる? 公平・公正・正義って? 事件を裁く裁判官の素顔って?……裁判所って、こんなところ。
  • 裁く技術 無罪判決から死刑まで(小学館101新書)

    裁く技術 無罪判決から死刑まで(小学館101新書)

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻550円 (税込)
    年間30万人に通知!裁判員に選ばれるあなたのための決定版裁判マニュアル――本書1冊で判決は下せます! 元裁判長が明かす超極秘スキル 有罪・無罪の決め手となる証拠は、ズバリ何か 「本当に犯人なのか…」と不安になったときの場合死刑かどうかを決める基準とは? 「どうしても自分に、死刑判決は下せない」となった時。 目次 序章 裁判員はどれだけ大変? 第1章 裁判の流れをつかむ技術 第2章 犯人かどうかを決める技術 第3章 懲役年数を決める技術 第4章 死刑かどうかを決める技術 第5章 本当に困ったときの危機回避の技術 最終章 裁判員を断る技術
  • 「裁く」ための練習帳 裁判員の必読本

    「裁く」ための練習帳 裁判員の必読本

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,188円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もしあなたが裁判員に選ばれたら、人を裁くことはできますか? 本書は、実際の事件の判決をQ&A形式で考えながら、対談形式の解説を読むことで、いつの間にか「裁判のしくみ」の本質が理解できる一冊。気軽に読めるのに奥深い。裁判員時代の必読書。
  • 死刑肯定論

    死刑肯定論

    小説・文芸

    3.4
    1巻858円 (税込)
    死刑論と言えば、これまで存廃論議に終始していた。存置にしろ廃止にしろ、正義論を根拠に語ると、結局は優劣を比較したり、感情論に終始したりするなど、相対的なものでしかなかった。従来強調される「人的道な見知」「犯罪の抑止効果の有無」「誤判の可能性」…には、大きな錯誤があるのだ。本書は、これまでの議論や主張をコンパクトに整理。人はなぜ死刑を求めるのか、あらたな視点で死刑の究極的論拠をさぐり、罪と罰の本質をえぐりだす。
  • 死刑と正義

    死刑と正義

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻770円 (税込)
    「ある日、家族が侵入者に殺害されたら」「社会の安全が揺らいだら」――。裁判員制度下、市民は正義の判断を下さなければならなくなった。何が死刑と無期懲役を分けるのか。その裁きを決める根拠とは。秋葉原通り魔事件、光市母子殺害事件、附属池田小児童殺傷事件などを手掛かりに、元裁判官が問いかける現代の罪と罰。(講談社現代新書)
  • 司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決

    司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    元裁判官が「死刑」判決の歪みを掘り下げる! 猟奇殺人、強盗殺人、両親殺し。この3事件に典型的に現れた、冤罪もしくは「逆冤罪」の実相とは。死刑判決の核心に迫る、法律ノンフィクション!
  • 昭和に火をつけた男 青島幸男とその時代

    昭和に火をつけた男 青島幸男とその時代

    小説・文芸

    -
    1巻1,870円 (税込)
    都知事として多くの批判を浴びたために評価を下げ、2006年に74歳で没してからは顧みられることも少なくなった青島幸男。本書は彼の再評価を狙い、その人生を時代背景とともに一気に描き切る、最初の公認評伝である。青島にとって民主主義とは庶民一人一人のもの、東京の風景とは「水」と切り離せないもの。家族の証言も秘蔵写真もたっぷり収めて、青島が考え、行動した軌跡を再現。秋元康氏推薦。
  • なぜ日本人は世界の中で死刑を是とするのか 変わりゆく死刑基準と国民感情

    なぜ日本人は世界の中で死刑を是とするのか

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻770円 (税込)
    EUは廃止、米国でも一五州で廃止された死刑制度を未だ適用するわが国で昨今、死刑基準に変化が生じている。そもそも死刑基準と言えば、一九八三年に最高裁が永山事件で示した「被害者の数」「犯罪の性質」「犯人の年齢」などが指針とされてきたが、近年では少年犯、一人殺害でも死刑になる可能性が高まっている。国民の誰もが死刑裁判に立ち会う可能性がある今、妥当な死刑判決はあり得るのか。戦後の主立った「死刑判決」事件を振り返りながら、時代によって大きく変わる死刑基準について考察する。
  • 名作裁判 あの犯人をどう裁く?

    名作裁判 あの犯人をどう裁く?

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    『罪と罰』『羊たちの沈黙』『容疑者Xの献身』『1Q84』など、犯罪をテーマにした古今東西の名作たち。そこに登場する犯罪者たちが、現実の世界で裁判にかけられたとしたら? 本書では、元裁判官が15の文学・映画を題材に、実際に判決を下していきます。人が人を裁くとはどういうことなのか。意外と知らない刑事裁判の世界にご招待。10代からのいちばんやさしい裁判入門書が誕生!
  • 量刑相場 法の番人たちの暗黙ルール

    量刑相場

    小説・文芸

    3.2
    1巻770円 (税込)
    量刑とは、裁判官が当事者らの言い分や証拠を、刑法の定める範囲内で酌量し判決を下すことである。その判断は各裁判官に委ねられているものの、先例判例主義が重視されるため、「一人殺しは無期」「三人殺しは死刑」といった刑罰の“相場”が自ずと形作られてきた。例えばゴルフ場からロストボールを“大量”に持ち帰れば懲役10カ月、“衝動的”な放火で“一人”焼死させたら懲役10年など、微罪から重罪まで、法の番人たちが共有する刑罰の約束事が全て明らかに!

ユーザーレビュー

  • 死刑と正義

    Posted by ブクログ

    『死刑は必要かどうか』それは答えのない問いだ。本書は死刑判断、及び死刑の必要性を考える上で基礎となる考え方を具体的な事例をもとに提示してくれた。死刑判断はいろんな要素が絡み合って複雑化していくが、それを冷静に汲み取って考えていく必要があると思った。私は死刑は必要だと考える。たとえ殺人罪に問われた被告人に何人も侵害できない「生命権」があるとしても被告人がその権利を自ら侵害したことに変わりがない。すなわち、戦争に行けば、そんな権利はお構いなしのように人は人を殺した時、自分も殺される可能性があるということ、それを知るべきだ。だからこそ、私は死刑が必要だと思う。ここで初めの問いに戻るが、死刑は必要かどうか、この問いに答えはないし、これから先の時代で決断が変わっていくことだってありうる。つまり、死刑が将来なくなるかもしれないということだ。だけれども、私たちはこの問いを考え続けなければいけない。なぜなら私たちが思考をやめた瞬間に人間は人に言われるがままに動く機械になってしまうのだ。これからの未来を豊かにしていくためにも、考え続け、「正義」とは何かを模索していきたい。

    0
    2025年04月01日
  • 死刑と正義

    Posted by ブクログ

    死刑と正義、本書を読み終わった後には誰もが「死刑」の必要性について、脳が永久ループにでも入ったかの様に、停止しないメリーゴーラウンドの様にグルグルと、神経が動き回る様な感覚に陥る。そしてそこには正しい答えは存在せず、ただひたすらに考えるしかない思考の階段を登っているような状態だ。世の中には死刑を廃止すべき、維持すべきとの存廃両論が存在する。どちらの言い分も正しさも誤りも無く(両者が深く考えた上での各人の出した結論なら。単に浅い知識で何れかに追随するだけなら意味はない)、この議論は永久に終わらないだろう。
    本書は考え得る人間の最大の罪悪である「殺人」を題材として、それに対する最大の司法処置の「死刑」の意味を考えるきっかけを作るものだ。それは前述した様に明確な答えがあるとは言えない。死に対して死を用いて処分することは、古代バビロニアのハンムラビ法典、「目には目を、歯には歯を」の同害報復(タリオ)と同じだ。罪刑法定主義の起源と言われるが、古代バビロニアと現代では社会的な背景は全く異なる。
    本書は裁判員制度確立後に記載されている。過去の職業裁判員が作ってきた判断基準が通用しなくなる時期に書かれているので、死刑の意義や意味について考える良い時期が来たのではないかと感じる。
    本書を要約すれば、死刑に至る状況や背景から、死刑をパターンに当てはめるための「死刑空間」に一旦置いてみる。まず始めに解りやすく殺人を5つの空間に置き、更にそこに時代背景や殺人者の置かれた個別の背景、更には年齢や精神状態などの生物学的な背景を重ね合わせていく。殺人のシチュエーションとも言える発生事情は解りやすく、実際に発生した事件を挙げて説明されていく。
    ①ある日突然自分の家族が侵入者に殺害される、②無差別大量殺人、③重罪の繰り返し(抜きがたい犯罪性向)、④親族間殺人(親、祖父母殺し)
    、⑤(これが少し難しい)計画的、金銭目的、死姦など他人の生命をモノと見做す冷酷的な殺人、この5つの実際の犯罪事例を犯人及び被害者側観点で事実のみを述べていく。更に後半ではそれらが発生した背景として4つの空間をAからDに分類する。こうする事でニュースなどから表面的にしか見えてこなかった事件を背景や審議の過程で明らかにされた殺人犯の内面的なものを加えて、立体的に分析することを可能にしている。例えば後者は少年犯罪に該当する、18歳以下の起こした殺人は果たして死刑にならないことが妥当か、といった感じである。
    裁判員制度の導入により、それまで概ね存在していた、殺した人間の数による判断基準がかわりつつある。簡単に言えば市民による判断は量的判断から質的判断・市民の価値判断に変わった事を表し、従来の死刑基準が崩壊する。具体的に言えば、
    殺害人数であれば、3人殺す=死刑(1999-2008 94%括弧内は実際に死刑になった比率)、2人=ケースバイケース(73%)、1人=原則死刑なし(0.2%)が量的基準だ。職業裁判員が裁く世界ではそこに殺人の目的や計画性が加わり判断されてきた。裁判員制度では、当たり前だがこの判断に一般人が加わる。誰もが裁判員になり、人を殺す自由を手に入れる(神になる)状態になる。だから本来はより細部まで十分に考慮された判決になる必要がある。判断を鈍らせる様な残忍さや被害者への感情移入などがあっては妥当な判断がされるか懸念が生じる。またそれらを完全に排除するのは不可能だし(できたらそれはもう、人ではない)、ならばやはりコンピュータが分岐処理で判断する様な量的基準のみで良いかと言えばそうもならない。
    死刑か否かの判断で悩ましいのは、秋葉原事件などの様に7人殺されたケースである。死刑にしないと、安全な社会に戻らないとする発想もあるが、終身刑(日本には終身刑は無いが、法的根拠のない仮釈放なしの無期懲役は実存しはる)にすることで死刑の意味は薄れる。この場合、社会の安全は脅かされるのに、犯人は一生檻の中で守られるという矛盾、税金で一生面倒見るのかという疑問が生まれる。ならば税金節約のために死刑にするか、となるのである。こうした死刑に該当する犯罪者に労働させて得られる価値が税金による維持費を超えられるかという経済的打算のみになってもいけない。
    なお事実裁判員裁判では従来の量的判断基準では無期懲役だったケースでも死刑になった例がある。死刑は人が人を殺す判断だから慎重かつ十分に議論が尽くされるのは間違いないが、過去の基準との不整合は、大きく捉えれば正義の判断基準がブレる可能性がある事を如実に表したとも言える。
    また本書後半は主に後者の死刑空間について考察していくのであるが、少年犯罪については死刑が更生の可能性ではなく(終身刑で良いはず)、精神の未熟性に意味を求めている事を説明する。これは予測できない将来の可能性ではなく、現実の確実な事実によって裁かれるべきというごく当たり前の議論ではあるが、死刑存廃論においてはまだまだ議論の余地は沢山ある事を理解できる。
    死刑の効果として、死刑の存在自体が威嚇となり犯罪を思い止まらせる一般予防措置なら、殺人以外でも同じことが言えなければならないし、犯罪者をこの世から抹殺して再犯防止する特別予防措置なら終身刑で十分だし議論は尽きない。また、第三者のための正当防衛なら、勇気あるものが不正をしようとする侵略者の命を奪うことは非難されない(見殺しにしない)という考え方もあり、殺人者の背景やシチュエーション次第ではクリアな正しさなどは存在しないのかもしれない。
    こうして頭の中が稍疲れてくると、最後の最後はハンムラビ法典の世界が一番合理的ではないかとも感じてしまう。
    本書をきっかけに誰もが裁判員制度で人を殺す権利を与えられる状況において、今一度真剣に死刑と向き合う事の大切さを学ぶべきと考える。

    0
    2023年07月16日
  • なぜ日本人は世界の中で死刑を是とするのか 変わりゆく死刑基準と国民感情

    Posted by ブクログ

    日本では昨今、死刑基準に変化が生じている。国民の誰もが死刑裁判に立ち会う可能性がある今、妥当な死刑判決はあり得るのか。戦後の主だった「死刑判決」事件を振り返りながら、時代によって大きく変わる死刑基準について考察する(表紙カバー)。

    本書は実にシンプルな構成となっている。第1章では、戦後日本のめぼしい死刑事件の解説により、時代の変遷とともに死刑判決が異なっていることを示している。第2章では、議論の取っ掛かりとなる現在の死刑判決の基準の解説をしている。第3章は死刑判決の根底にある人間観、社会観について述べている。そして最終章はこれまでの議論から、死刑判決に正義があるのかということを読者に問いかけている。

    本書は私が大学1年(2011年)のとき、死刑制度についての論文を執筆するために購入したにもかかわらず読み損ねて、積読状態になっていた本である。しかし本書を読んでみると、それが悔やまれるほどに目から鱗の内容だった。

    裁判員制度が始まり、国民の誰もが死刑判決の判断を迫られる可能性がある。そうした時のために、ぜひ一度は読んでおきたい本である。

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    2014年11月30日
  • 司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    インタビューでの野崎弁護士は自分の責任逃れのために裁判所の批判をしているようにしか思えなかった。起こってしまった事実ありきで起こる前の判断を糾弾するのってずるい。まして自分も深く関わってることなのに。

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    2014年11月01日
  • 司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決

    Posted by ブクログ

    冤罪を起こす日本の司法の実態を、「疑わしきは罰せず」の意味と、その履き違えも指摘しながら明らかにする。
    有罪とするのであれ無罪とするのであれ、判決は絶対のものだと考える強い性向を持つ裁判所、本当に恐ろしいと思った。

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    2014年05月19日

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