作品一覧

  • 男性の性暴力被害
    3.3
    性暴力とは、同意のない中で行われる性的言動すべてのこと。 その被害者は女性であることがこの社会では自明とされてきたが、しかし、現実には性暴力被害は男性にも起こりうる。 なぜ彼らの被害は今まで見えなくされ、いかに「なかったこと」にされてきたのか? その背景には、社会的に構築された「男らしさ」の呪縛があるのではないか? 今ようやく様々な事件が報道されるようになり、事態の深刻さが認識されつつある中、本書は男性の性暴力被害の実態、その心身へ及ぼす影響、不可視化の構造、被害からの回復と支援の在り方まで等を明らかにする。 ◆目次◆ 第1章 「男性の」と言わないと見えない性暴力被害とは何か 第2章 被害後の影響――心と身体 第3章 性暴力と「男性被害」――歴史と構造 第4章 生き延びる過程――回復と支援 第5章 個別的な苦しみと社会をつなげる 全国のワンストップ支援センター紹介
  • 身近なプラスチックがわかる
    4.5
    1巻1,848円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 レジ袋の有料化にはじまり、プラスチックについてよく耳にするようになりました。 そもそもプラスチックとはどのようなものなのか? 私たちの生活に密着しているプラスチックについて、実はあまりよく知られていないのではないでしょうか? プラスチックからどのような製品が生まれ、使用されているかを知り、環境に配慮した最新のプラスチック技術についてもイラストを交えながら解説します。さらに、プラスチックのリサイクル事情、マイクロプラスチック、海洋プラスチック問題についても知り、今後どのようにプラスチックと付き合ってゆくかを知るための糸口となる一冊です!
  • やさしくわかる食品ロス ~捨てられる食べ物を減らすために知っておきたいこと~
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【食品ロス問題を身近な例でウサギさん、カエルさん、ネコさんがやさしく解説!】 「食品ロス」ってなんだろう? 世界で食品の需要と供給のバランスが取れていない今、農水産物が食品として提供される流通経路の中で、なぜ食品ロスが起きてしまうのか、SDGsの目標を世界でどう達成するのかなどを、ウサギさん、カエルさん、ネコさんが身近な例をあげながら、オールカラーでわかりやすく解説してくれます。 食品ロスゼロを達成するためにも、捨てられる食べ物がなくなり、世界中に食品を行き渡らせるために何が必要かを、本書と一緒に考えてみましょう。 ■こんな方におすすめ ・食品ロス問題が気になる小学生の生徒さん ・食品ロス問題について知りたい社会人の方 ■目次 0章(序章) 食品ロスってなんだろう?   01 食品ロスはどうして問題になっているの?   02 身のまわりからも食品ロスが生まれているの?   03 スーパーやコンビニでも食品ロスが生まれているの?   04 食品をつくるときにも食品ロスが生まれているの?   05 レストランやファストフード店でも食品ロスが生まれているの?   06 食品ロスはどこでどれくらい生まれているの? 1章 食品は捨てるほどたくさんあるの?   01 世界には十分な食べ物があるの?   02 世界の食料自給率はどれくらいなの?   03 日本の食料自給率はどれくらいなの?   04 食品で世界はつながっているって本当なの? 2章 食べ物はどうやって食卓まで届くの?   01 フードチェーンってなんだろう?   02 日本の食事はどのように変わってきたの?   03 米や野菜はどうやって食卓まで届いているの?   04 米はどうやってつくられているの?   05 農作物がたくさん手に入るのは当たり前のことなの?   06 魚や貝はどうやって食卓まで届いているの?   07 魚や貝はどうやってとられているの?   08 魚や貝はいつまでも食べつづけられるの?   09 魚や貝を食べつづけられるようにするには?   10 食肉はどうやって食卓まで届いているの?   11 どんな牛や豚が食肉になっているの?   12 牛や豚はどうやって食べ物になるの?   13 鶏肉とたまごはどうやって食卓まで届いているの?   14 どんな鶏が肉やたまごを生み出しているの?   15 牛乳はどうやって食卓まで届いているの?   16 どうして食品になる生き物を知ることが大切なの? 3章 食品でどうやって世界はつながっているの?   01 フードチェーンはどこまで広がっているの?   02 食べ物をつくるために欠かせないものはなんだろう?   03 食料をつくるための土地はなぜ足りないの?   04 食料をつくるための水はなぜ足りないの?   05 ウォーターフットプリントってなんだろう?   06 フード・マイレージってなんだろう?   07 食品の価値は誰が決めているの?   08 エコロジカル・フットプリントってなんだろう?   09 食品ロスとSDGsの関係は? 4章 食品ロスを減らすにはどうしたらいいの?   01 みんなで協力して食品ロスを減らそう   02 流通のルールを見直して食品ロスを減らそう   03 包装や加工方法を工夫して食品ロスを減らそう   04 消費者も楽しめる工夫で完売をめざそう   05 残さずにおいしく食べてもらおう   06 捨てずにみんなで活用しよう   07 みんなのアイデアで大切に食べるしくみをつくろう   08 食品をリサイクルして最後まで活用しよう   09 世界にはどんな食品ロス対策があるの? 5章 食品ロスを減らすためにできること   01 私たちにできることはなんだろう?   02 あたらしい取り組みをつくってみよう ■著者プロフィール 西岡 真由美(ニシオカ マユミ):麻布大学獣医学部卒業。ノンフィクションライター、獣医師。ノンフィクションライターとして、「人と動物の関わり」や「人物」をテーマに、その社会背景までを描くことをライフワークとしている。大学や研究機関のウェブサイト、科学雑誌等で記事を掲載。Forbes JAPANオフィシャルコラムニスト。 小野嵜 理香(オノザキ リカ):2006年、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業、2008年、東京芸術大学大学院映像研究科修士課程修了。2018年“JIA Illustration Award 2018”でグランプリ受賞。幅広いタッチで多くの書籍の挿絵・イラストを手がけている。

ユーザーレビュー

  • 身近なプラスチックがわかる

    Posted by ブクログ



    わかりやすい

    リサイクルの6割を占めているサーマルリサイクルをリサイクルと呼ぶのは詭弁だと思う
    ケミカルリサイクルが事業的に成り立つような技術革新がなければプラスティックが環境に良いなんて言えない

    0
    2025年10月03日
  • 身近なプラスチックがわかる

    Posted by ブクログ

    私のような、プラスチックを知っているようで知らない初学者にはぴったりの本でした。
    プラスチックの種類や製造方法、廃棄問題が網羅的に書かれています。
    浅すぎず深すぎず、ちょうどよい内容でした。
    親しみのあるイラストのおかげで理解もしやすく、おすすめです。

    0
    2021年07月03日
  • 身近なプラスチックがわかる

    Posted by ブクログ

    プラスチックのリサイクルについてマテリアルリサイクル、サーマルリサイクル、ケミカルリサイクルがあることを理解しました。
    マイクロプラスチック問題についてはこちらの本でより詳しく知りました。
    従来のプラスチックが持つ課題
    ・石油はいつか枯渇する有限の資源
    ・燃やすと多くの二酸化炭素が発生する
    ・自然に分解することなく残り続ける

    1
    2021年02月07日
  • 男性の性暴力被害

    Posted by ブクログ

    ひととおり読んだんだけど、自分のなかにまだ偏見があることが自覚できる。頭の一方では、男性が性暴力に遭うことがありそれが心身に傷を残すことも理解できるんだけど、もう一方で、とはいえ女性が性暴力に遭うのに比べれば……と思ってしまう。
    読みながら思ったのは、男の性って自由奔放でいられるようでいてないがしろにされているなということ。それは性暴力に遭ったときにないがしろにされるというだけでなく、たとえば第二次性徴期を迎えるときの準備教育であったり巷の態度であったり、異性とかと性交渉するにあたっての準備教育に関してもそうだろう。十分な知識が与えられなかったり、大切にされたり守られていることが伝わっていない

    0
    2025年11月09日
  • 男性の性暴力被害

    Posted by ブクログ

    男らしさという言葉が悪い意味で作用している。
    男性から男性への性暴力は刑務所が連想されるが家庭内などから発生となると地獄としか言いようがない。
    歴史の本にある稚児とかも恐らくはその様な対象で多分昔からあったけど顕在化していなかったものと見られる。
    個人的な事であるが昔全寮制の学校にいた頃、喧嘩に負けた奴が勝った奴のを口淫させられる(目をつけられた人)という絵図を見たが、あれがまさに本書の内容にあたると回想させられた。

    0
    2024年06月29日

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