細野不二彦の作品一覧
「細野不二彦」の「ギャラリーフェイク」「ダブル・フェイス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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慶應義塾大学経済学部卒。1979年『クラッシャージョウ』でデビュー。『さすがの猿飛』、『どっきりドクター』、『Gu-Guガンモ』、『ヤミの乱破』 、『電波の城』 など数多くの作品を手がける。『さすがの猿飛』をはじめアニメ化された作品も多い。『ギャラリーフェイク』『太郎』で第41回小学館漫画賞を受賞している。
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Posted by ブクログ
文句なしの★5
ここにはまさに高校の頃の俺たちがいる(作品の舞台は大学だけれど) 漫画研究部の活動場所である理科実験室で毎日夜の9時まで 落書きをし 原稿を描き 音楽を聴き 紅茶を飲み くだらないバカ話にふけり 見よう見まねでアニメーションを作り なによりも素晴らしいかけがえのない友人先輩後輩たちと 夢のような放課後を過ごしていた そんな俺たちが
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舞台は慶応大学 1982年秋 5名のシネ倶楽部
ストーリー ファッション(スタジャン!) すべてが同時代性(5年くらいのズレがあるけれど)を感じさせる なんとなくだがいろんなことを思い出す(湘南高校に比べれば少ないけれど) もともと大学の頃の記憶が薄いのだが それでもこういうトリガーがあると思い出すこともあるんだな でもこういう記憶もやがて薄れていってしまうのだろうか?
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なんといっても絵が圧倒的にうまい あの頃の絵 あの頃の線 とにかく人物描写が素晴らしい 人体のうねり くねり やわらかさ 手の表情などなど 今の「うまい」と違う感覚
あたりまえだが「ペンで描いている」という線 ケント紙を引っかくカリカリという感触が伝わってくるような
今のまんが家ってみんなうまい でも(俺のようなオールドスクールな人間が見て)ホレボレするようなうまさの人ってどれだけいるだろうか? もちろんそれはアナログとデジタルの違いもあるだろ ペンタッチ 線の入りと抜き なめらかさはデジタルが補正してくれるらしい
でもそれとはまったく違う 描線だけでもう惹き込まれて一気に持っていかれてしまうような この頃の細野の絵はそのくらいの圧倒的な才気にあふれている
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少年誌から青年誌へと移った頃の作品らしい このあと「ギャライーフェイク」とかにいくのだろうけれど(読んでないのでわからんが) 大人誌ではない ものすごく「あの頃」な感覚がコマの隅々にまで満ちあふれている(メンチカツ弁当が260円! 時代だなあ) 今の人にこれを理解せよと言ってもむずかしいかもなあ でもそれは仕方ないことだよな 40年くらい前の話しなんだから
時代を「回顧」ではなく「その時の感覚」で切り取ったような作品
そういや細野版「アオイホノオ」みたいな作品あったな(「1978年のまんが虫」) 果たしてどんな視点で描いているのか? 読みたいぞ( → 買っちゃった 読むの楽しみ)