作品一覧

  • 新版 パール判事の日本無罪論(小学館新書)
    4.5
    1巻880円 (税込)
    敗者ゆえに裁かれた終戦の原点を振り返る。  毎年8月15日の終戦記念日を迎える度に、閣僚による靖国神社参拝が取り沙汰される。問題は靖国にA級戦犯が合祀されていることだ。では、A級戦犯とは何か。彼らはどんな罪を犯したのか。第二次世界大戦終結後、このA級戦犯を裁くために開かれたのが極東国際軍事裁判(東京裁判)である。この時、11人の判事の中で唯一人、「被告人全員無罪」を主張したのが、インド代表判事のパール博士だった。博士は東京裁判を「勝者が、敗者だけを裁く急ごしらえの法律をつくり、これを過去に遡って適用した違法裁判である」と断じたのである。  パール判決はその後、世界中で評価され、マッカーサーも「あの裁判は間違いだった」と認めている。ただ日本人だけが、今も自虐史観の中にいる。あれだけの被害と不幸をもたらした戦争が正しかったわけはない。しかし、何もかもが間違っていたという破れかぶれな反省からは、未来への正しい選択は導き出せない。終戦からすでに70余年。日本人はあの戦争をどうとらえ、国際社会でどう生きていくべきなのか。パール判決をもとに、日本の今とこれからを考える百田尚樹氏の書き下ろし原稿を巻末に加える。 ※過去に配信済みの文庫版に加筆修正を加えた新書版です。
  • パール博士「平和の宣言」
    4.2
    1巻770円 (税込)
    東京裁判パール判事は戦後日本をどう見たか。 東京裁判でただ一人、被告全員無罪の判決を下したインドのパール判事。彼は米軍の占領が解かれた直後の1952年に再来日し、広島をはじめ各地で講演と慰霊を行い、敗戦で傷ついた日本人を勇気づけ、大反響を巻き起こした。この時の講演録と博士の論文、そして田中正明氏の同行記をまとめた『平和の宣言』が昭和28年4月に刊行され大好評を博した。いまパール博士の思想解釈を巡って論争が起こっているが、博士の思想・信条を知る上で貴重なこの本を復刊する。巣鴨プリズンの戦犯を慰問し、講演先で会った遺児を抱きしめ、祈りを捧げる博士の姿は感動的である。平和主義者であったパール博士は東京裁判、そして戦後日本をどう見たか。
  • 「南京事件」の総括(小学館文庫)
    4.0
    1巻561円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 名著『パール判事の日本無罪論』の著者が生前出版していた同名本を読みやすく再構成。南京戦があったのは1937年、中国が世界に喧伝する大虐殺を敢然と否定する15の論拠を示す。「南京事件」の真実が1冊でわかる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 新版 パール判事の日本無罪論(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    やはり東京裁判史観を何とかしないとこの国は誇りを取り戻せないかと思うと絶望的な気分になる。しかしいくら何でも日本人は素直で従順過ぎるとは思うが。パール判事には心から敬意を表したい。

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    2017年08月03日
  • 「南京事件」の総括(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    良本。戦争が終わってからポッと生まれた南京大虐殺という単語が、戦争や東京裁判、戦後とやっと論理的に繋がる。教科書で出てくるからって事実と思い込んじゃいけない。戦後教育の仕組まれた罠だと感じた。パール判事の本と合わせて読むと言いたいことが分かりやすい。資料に基づいて南京大虐殺が嘘だということを証明している。中国人の方に読んでもらって感想を聞きたい。

    0
    2013年10月09日
  • パール博士「平和の宣言」

    Posted by ブクログ

    なんて公正なひとなんだと驚く。ほんと。
    蓋をしながら教えられてきた戦争前後の日本史を、自分から知りたい、学びたいと思えた。

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    2011年12月28日
  • パール博士「平和の宣言」

    Posted by ブクログ

    昭和28年(1953)年に発売されたパール判事の講演録や論文などが収められている本が、約55年ぶりに復刊しました。

    パール判事は、「東京裁判」を否定する判決書を書いた方です。

    まだ一回しか読んでいませんが、「東京裁判」を否定する、すなわち、先の大戦における日本の無実を主張する一方で、日本の極端な西欧化を憂いていたように感じます。

    巻末に収められている、編者、田中正明さんへのお手紙は、パール判事の暖かな人柄が表れているように感じました。

    日本が、先の大戦で負けてから、すでに65年が経ちました。

    その当時のことが、いろいろな形で、世に送り出されています。

    それらのどれが真実

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    2011年02月13日
  • パール博士「平和の宣言」

    Posted by ブクログ

    小林よしのりによる尽力によって再版された一書。
    東京裁判において唯一A級戦犯全員無罪を唱え、世界対戦という悲惨な時代においても真理を追及したパール判事が戦後15年を経て日本各地を講演した講演内容を主とする。
    講演内容には日本の再軍備、核保有、ガンジー主義についてが特に多く語られる。
    現在の日本においては核保有の是非についても議論があるが、イデオロギーのような主張と衝突でありパール判事の魂とは乖離しているのが現実だと思う。

    現代思想に身を置く日本人は本書を通じて改めてパール判事の魂に耳を貸すべきであり、事実を理解し真理を追及するべきだろう。

    そして一般の民間人にありながらパール判事の声

    1
    2010年07月09日

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