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ユーザーレビュー

  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アメリカの作家、ロバート・ジャクソン・ベネットのファンタジーミステリ。世界幻想文学大賞とヒューゴー賞を受賞し、MWA最終候補というとんでもない作品。

    神聖カナム大帝国の辺境の州で、政府の高官が体の中から樹に食い破られて死亡する事件が発生する。完全記憶能力を持つ記銘師のディンは、上司で変人のアナと調査を開始するが…

    間違いなく今年度ベスト級の作品。名だたる賞の受賞も納得の作品。
    読みやすさもさることながら、ストーリー展開やミステリ的な意外性もしっかりしていて、のめり込んでしまった。
    特殊能力や海からやってくるリヴァイアサンなど、ファンタジーの材料でもあるが、それらをしっかりと推理に活用してい

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    2026年05月11日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

    Posted by ブクログ

    とても読みやすくぐいぐいと世界観に引き込まれてしまい、読み進める手を止めることが難しかった。
    いろいろな細かい設定に、伏線回収等満足できる点が多く自分としては当たりだなぁと思えました。
    続編あるのかな?あればぜひ読みたいし、なければ是非とも書いてほしいなと思いました。

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    2026年05月10日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

    Posted by ブクログ

    ヒューゴー賞(SF)および世界幻想文学大賞(ファンタジー)受賞、そしてMWA賞(ミステリー)候補という、まさにジャンルを超越した大興奮長篇小説。
    舞台となるのは“リヴァイアサン”という怪物にたびたび襲われる世界。怪物と戦うために帝国は様々な手段を駆使する。なかでも白眉は、怪物退治の副産物ともいえる“血”を用いた人体改変だ。
    主人公は捜査官助手のディン。あらゆることを記憶する“記銘師”である彼はその能力を駆使して、上官のアナと共に不可解な殺人事件の謎に挑む。
    本年度ベスト級の傑作。続篇も楽しみだ。

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    2026年05月04日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。ミステリ色の強いファンタジー&SFといった感じだけど、犯人・謎解明に向けたストーリー展開が素直に進むので、SF的なガジェットやファンタジー向け設定などが普通に馴染んできてすごく読みやすい。その分、ミステリとしての満足感は浅く、ファンタジー的にも掘ってほしいところはあっさりとかわされたりするので、それぞれのコアなファンには物足りないかも。しかし、シリーズものの第1巻としては満足で、この世界は奥深く、続刊が出たら迷わず手に取ってしまうだろうと思う。出てくるアイテムもそれぞれとても魅力的。おすすめ。

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    2026年05月01日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

    Posted by ブクログ

    家から出ない安楽椅子探偵が、助手を現場に派遣して事件の全容をつかみ、最後に関係者全員を集めて謎解きをする、殺人ミステリの王道を行くスタイルなのだが、表紙カバーのイラストが無気味で、ホラーか何かと勘違いされて敬遠されてしまいそうだ。ミステリ好きの読者はどうか安心して読まれるがいい。とんでもなく面白いことは保証する。

    しかし、ただのミステリではない。まず、移動は馬、通信手段は鳩ならぬ「伝書鷹」、武器は腰に下げた剣という、西欧中世あたりを思わせる、神聖カナム大帝国辺境地帯が舞台。そう聞くと歴史小説みたいだが、雨季になるとリヴァイアサンという巨獣が深海から浮上し、帝国東部に幾重にも巡らした堡塁を襲う

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    2026年04月27日

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