ジョー・キャラハンの作品一覧

「ジョー・キャラハン」の「瞬きすら許さない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 瞬きすら許さない

    瞬きすら許さない

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,400円 (税込)
    警視正のキャット・フランクは昔気質の刑事だ。事件現場を歩き、容疑者の眼を見ることが捜査の核心だと信じている。新設の捜査チームを率いることになった彼女は、ロックという名の人工知能に出合う。この新世代の「捜査官」は、ホログラムの体をもち、統計データに基づいて事件解決を支援するのだという。刑事の直感を信じるキャットと、刑事の直感など根拠のない思い込みにすぎないと切り捨てるロック。相反するふたつの頭脳が火花を散らし挑むのは、ありふれているようで、どこか異様な未解決失踪事件……。英国推理作家協会賞受賞、二十一世紀の最前線をゆく傑作警察捜査小説!/解説=村上貴史

ユーザーレビュー

  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    大好きなM.Wクレイヴン氏からの激賞を浴びたとあっては読まねばなるまい!
    本当は、AIとバディ…うーん、興味が湧いたら…としばらく積んでいたのだが…
    でも読んで良かった!
    やはりM.Wクレイヴン氏、間違いなし…(笑)

    女性として叩き上げで警視正としたキャットはロックという名のAI捜査官とともに失踪事件の捜索をすることになる
    青島俊作のように昔気質の「直感」で動くキャットと
    一瞬で大量のデーターを分析し数値化するロック
    相反するふたつの頭脳が何度もぶつかりながら事件に挑んでいく!というストーリー
    人間はどうしてもバイアスのかかった判断をしてしまう…
    しかし人間の感情などどうでもよいAI捜査官…
    それぞれが足りないところを補い合う
    本作ではそれが絶妙に描かれていたと思う…
    そしてなんといっても
    警視正のキャットやキャットの部下たちも魅力的だ
    実はキャットは休職明けで、女性としても妻としても母としても、なんとか折合いをつけて生きている
    また部下たちも、それぞれに問題を抱えながらも日々を過ごしている
    そんな彼らの心理描写も素晴らしく、人物像が浮かび上がりつい感情移入してしまう
    AI捜査官のロックがキャットから学んだことを理解しようとしている姿もとても良かった
    物語中盤では私の傍にもホログラムのロックがいたしね…
    きっとロックのようなAI捜査官が実用化される時代も遠くない
    青島俊作の隣にいかりや長介のホログラムが現れて一緒に捜索をする!「青島くん、その確率は12%だ…」なんてな…
    まっ…悪くないか…(笑)
    (昨日、踊る大捜査線を鑑賞したところ…)
    本国では既に刊行されているという続編の邦訳が楽しみだ

    0
    2026年09月26日
  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    信じられないくらい面白かった!!人生で10本の指に入るくらい

    主人公のキャット警視正があまりにも好きだった。自分でもよくわからないくらい随所で泣いた。

    キャット警視正とロックがそれぞれ強さを証明する話なのが好きだったのかも。
    キャットは、決して強い人じゃない。夫の死を克服しきれていない。息子のことが心配でもある。良き母親でありたい。二十五年のキャリアを持つベテランなのに、現場の人間も信頼する上司もキャットの精神状態を心配して信じない。憎むべきAIのパイロットプロジェクトを任されて、開発者の教授も癪に障るのに、キャットはずっと振る舞いは理性的で正しい。ずっと自分を律してる。
    没入しすぎて、マクリーシュがキャットを外そうとしたときは苦しくて涙が出たし、ロックだけがキャットを信じたときも、涙が出た。
    ロックがキャットから学んだことを一生懸命吸収しているのも良かった。
    あまりにも良い作品。

    0
    2026年09月17日
  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    終始ビジュアルが目に浮かび、実に映像向き。整然とデータを語るロックの口調が清々しいです。展開もスピーディーで一気読み。AIにはすでにこれくらいの能力はあるだろうし、人間とバディを組むのは遠い世界の話ではないと思います。何度もmercyを思い出しました。3作目まであるらしいので、またキャットとロックに会いたいです。

    0
    2026年09月10日
  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    いやいや、ホントに“瞬きすら許さ”れないほど、一気読み必至。この発想はどこから?
    で、作家紹介欄を見てみれば、「2024年英国推理協会最優秀新人賞」とある。新人賞⁈それはそれは英国ミステリー界の巨匠から絶賛されたり、続編が既に決まっているのもわかります!いろいろ楽しみ過ぎる。おもしろかった!

    0
    2026年08月26日
  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    刑事とAIのコンビものミステリー。
    刑事であるキャットは、AIの判断により夫を亡くしており、AIの研究者であるオコネド教授は、警察の人種差別による偏見で兄が有罪判決とされた過去を持つ。
    そんな相反する2人が協力して事件を解決していくこととなる。
    現代では一般人でもAIを利用する世の中だが、人間の感情や直感とAIによる論理的な判断のどちらが正しいということではなく、状況適合的な判断で付き合っていく必要があると感じた。
    最後には、AIであるロックも人間味が出てきていて、続編が楽しみだ。

    0
    2026年08月13日

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