ジョー・キャラハンの作品一覧

「ジョー・キャラハン」の「瞬きすら許さない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 瞬きすら許さない

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,400円 (税込)
    警視正のキャット・フランクは昔気質の刑事だ。事件現場を歩き、容疑者の眼を見ることが捜査の核心だと信じている。新設の捜査チームを率いることになった彼女は、ロックという名の人工知能に出合う。この新世代の「捜査官」は、ホログラムの体をもち、統計データに基づいて事件解決を支援するのだという。刑事の直感を信じるキャットと、刑事の直感など根拠のない思い込みにすぎないと切り捨てるロック。相反するふたつの頭脳が火花を散らし挑むのは、ありふれているようで、どこか異様な未解決失踪事件……。英国推理作家協会賞受賞、二十一世紀の最前線をゆく傑作警察捜査小説!/解説=村上貴史

ユーザーレビュー

  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    久しぶりに最高!

    休職明けの警視正キャットが未解決の失踪事件の捜査をともにすることになったのは、ロックという名のAIの捜査官だった。
    ベテラン刑事とAIが見せる警察小説の傑作。


    まずは英文独特の言い回しがなく、とてつもなく読みやすい。
    話の緩急のつけ方、さらっとしているが骨太な人物背景と登場人物の成長、絶妙な伏線の張り方など、まさに優等生。
    圧倒的なリーダビリティでぐいぐい引っ張る。

    警察小説としてはオーソドックスな展開で未解決事件の謎を追うごとに物語が深まっていくという流れで、びっくりするようなどんでん返しなどないのだが、たぶん一番の焦点はもちろん事件の捜査にAIを活用するところだと

    0
    2026年06月24日
  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    人間×AIのバディというSFではよくある設定だけれど、LLMの爆発的な普及の影響でとても解像度高く現実感をもった作品になっている。
    最終的に直感というAIの合理性とはかけ離れていそうな判断が噛み合うところや、長年の経験から育った職業倫理がAIの行動規範と合致してタッグを組む展開は熱かった。
    ミステリとしては割と分かりやすく解を出してくれるけれど、逆に直感と統計のどちらが先にそれに辿り着くか、はたまた協力して辿り着くか、という展開を楽しませる話運びも楽しめた。

    0
    2026年06月10日
  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    かなり面白かったです。AIの解釈に些か疑問を感じる部分もありましたが、本作が2023年刊行と言われると確かにまだChatGPTも登場したばかりで、AIが自律して反抗しうると考えられなくもないと思いました。
    実は4部作ということで、第2部を非常に楽しみにしております。

    0
    2026年06月06日
  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    読み終わってみれば面白かったのだが、解説にもある通り、過剰に登場人物の深掘りをしているな、という感じで、話の進みが重たい。キャットとAIのロックの不協和音、自組織との噛み合わない感じも長く続く。
    とはいえ、書きたいところは書けたのではと思うし、今回これだけ掘り下げたら、次回からはもっと文章が軽くなるのでは、と期待している。

    羽生さんの昔の本でも、直感はこれまでの経験から出しているから、70%ぐらいの場合は正しい一手になる、といった事が書かれていた気がする。

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    2026年07月20日
  • 瞬きすら許さない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    冒頭から不穏な雰囲気なので、先を進むことに躊躇したものの謎が解ければなるほどといったところ。

    AI捜査官と人間臭すぎる警視正というバディはありがちかなと思うもののその対比がこの物語の面白さでもあるのか。

    人種差別という視点がつきものだが、母親という視点での描かれ方は、海外ものとしてもあまり違和感がなかった。

    ただ、犯罪と動機については腑におちないところもあるかな。

    0
    2026年07月16日

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