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作品一覧

  • ゲは言語学のゲ

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「言語」のイメージを解きほぐす!  世界には約7000の言語があり、その半分以上が文字のない言語である。そんな「無文字言語」をパキスタン山奥の現地に赴き調査する『現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。』著者が贈る傑作エッセイ! 感謝をことばで伝えるのはヒト特有の行動である。けれどもそれは、言語がヒト特有のものであるからであって、ありとあらゆる言語文化で感謝を言語化して伝えるという意味ではない。(中略)謝辞も含め、挨拶ことばは、得体の知れない余所者が異言語話者集団の中へぬるりと滑り込んで行くための潤滑油的な働きもする。それは確かだと思う。しかし、その用法も随所で一律というわけではない。どういう場面で用い、どういう場面で用いないのかという匙加減は、語学書に示し切れるほどシンプルなものから、もっと複雑怪奇で一概に説明できないものまである筈だ。(本書より) 目次 1 のっけからお金の話で下世話ですが  2 浮く感謝癖 3 妃のピンとした突起  4 船長は5周目の17歳ですよ、兄弟  5 扱いづらいことばの半人前  6 日本語じゃない報道から言語を彷徨う  7 嘘吐きはヒトの始まり 8 ソシられやすい女たち  9 花は他の名でも同じく香れど  10 おでんが過ぎる生活のすゝめ  11 北の北、外は外  12 癒着する言語と文字  13 右目と左目の年齢  14 逆さは逆さの逆さ  15 生殺与奪はユポ紙の上に 16 内から起こるか外から及ぶか  17 彼らを鬼とは呼ばせない  18 似て非なれど  エピローグ クは言語学のク
  • 言語学に消えそうなことばを守れるのか
    NEW

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻968円 (税込)
    いま、記録しなければ 調査・分析で何が分かるのか? ことばとは何か? フィールドから考えた言語の本質。 ことばが滅びたりうまれたりするとはどういうことか、ことばには大小あるとは? パキスタンの山奥でゼロから現地調査してきた著者が案内する言語学の世界。 あらゆる言語は言語学的に見れば等しい価値を持っている。等しい能力をそなえていて、等しく大切なものだ。それなのになぜ、社会的には不平等で扱いが異なるのか。現代社会のあり方や思想にも関係する言語の本質に迫る。 === 【目次(抜粋)】 第一章 ことばと言語学 ・私たちが使っている日本語はひとつのことば? ・英語はグローバルな言語だから偉い? ・独自の書きことばを持ってないことがある!? ・言語学をやれば何カ国語も話せるようになる? ・フィールドへ出ていく言語学もある 第二章 社会の中のことば ・世界共通語を作れば便利なのか? ・ことばは文化を色濃く反映している ・話す人がいなくなるとことばは滅びる ・ことばが滅びる時/ことばが生まれる時 ===

ユーザーレビュー

  • 言語学に消えそうなことばを守れるのか

    Posted by ブクログ

    これまでの著書では、冷静と情熱の混ざったブラックユーモアだったが、今回は冒頭からずいぶんと熱い攻撃態勢だったので、少し心配した。
    しかし「言語学者だからって多言語じゃべるわけねーだろ」からのオチなどは、やはりいつも通りだった。
    最後まで読んでみて、これだけのブラックユーモアの裏にある、最大限に他者を尊重する温かさを改めて感じた。吉岡先生は、確かにわかりにくい。でも吉岡先生は、すべての人に対して、分かろうとする温かさを向けてくれている。

    0
    2026年07月15日
  • ゲは言語学のゲ

    Posted by ブクログ

    ブラックで、おまけこそ本編で、表現が秀逸で、そして何より専門的で、最高にinterestで(いい日本語がないんだ…)。
    こういう本が一番好きだから腹抱えながら勧めるのだが、難しいんですよ先生ェ…

    0
    2026年06月12日
  • ゲは言語学のゲ

    Posted by ブクログ

    言語学者によるエッセイ。各話は読み切りになっておりどこから読んでも楽しい。
    この方の研究の方法を見ると生物学者が生き物の生態や系統を研究するのに似ていて、とても興味深い。現在地球上に広がる多様な言語の変化の有様は、地球の生物がひとつの祖先から生まれ、多様性を広げながら進化し、わかれたり取り込まれたり影響を与えたりしながら今の生態系を形作る様とよく似ているようだ。その面白さ、美しさの一端を垣間見せてくれる本。

    0
    2026年03月16日
  • ゲは言語学のゲ

    Posted by ブクログ

    フィールド言語学者の本は、いつもどこか冒険譚のようで、それだけで楽しく読める。本書もその期待を裏切らない。ただし、フィールドでの苦労話や珍しい体験談が中心というより、そこから一歩引いて、より一般言語学的なテーマへと読者を連れていくタイプの本である。

    全18章はそれぞれ独立していて、気になるトピックから読み始めてもよい。各章では、まず興味深い話題が提示され、そこからいったん脇道にそれ、さらに別の話題へと広がり、最後には元の問いに戻ってくる。この「寄り道ショーケース話法」とでも呼びたくなる展開が、本書の大きな魅力である。読んでいる側は、「この話はいったいどこに着地するのか」と少し不安になりながら

    0
    2026年06月07日
  • ゲは言語学のゲ

    Posted by ブクログ

    ああ、この著者、前に読んだ
    フィールドワークの嫌いな言語学者さんか。
    この本でも、自身の研究に関することから
    日常で感じた言語学的なよしなきごとを
    いろいろ書いてくれている。

    研究者として、すごく専門的なことも
    噛み砕いて説明してくれていますが
    ほぼ理解できなくても
    なんというか…愛は伝わってくる。

    人の名付けに関する一考とか
    書き文字とOCRの話とか
    ただの言語オタクが読んでも楽しかった。

    0
    2026年03月10日

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