土形亜理の作品一覧
「土形亜理」の「みずうみの満ちるまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「土形亜理」の「みずうみの満ちるまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
SFというと、無機質で退廃的な印象があります。けれども本作は瑞々しい木々が並ぶ、
美しい風景を見ているようでした。
それは本作の舞台が荒廃した世界の中の楽園だから。しかしここを楽園と思うかは登場人物によって異なる。仮想空間で永遠の命を得るか、地表で生まれて死を選ぶのか。はたまたどちらも選べないのか。最後まで読むと他の選択肢も出てくるかもしれない。
この荒廃した世界で何かを選ぶことができるのは、一部の人間だけ。それ以外の人間は、選ぶことなく奪われて続けていく。そんな人間が減るように、三毛猫は難民を救い続ける。そんな風に感じられました。残酷な世界なのに、楽園の美しい様と三毛猫の存在により、綺麗な
Posted by ブクログ
ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作。
地球温暖化と戦争、詰まるところ人の営みの結果終末期を迎える地球を舞台にしたSF小説。
富を持たないものは十分なインフラを得られず、早くに死ぬのに対し、富裕層はデジタル世界に意識をアップロードし、永遠の命を得るという二極化した世界。
そんな中、自治区に設けられたヘブンズガーデンでは富裕層に対して全資産の寄付と引き換えに、望む形の幸せな最期を約束。その施設でコーディネーターとして働いているのが主人公。
永遠の命が得られるのにヘブンズガーデンで死を選ぶ富裕層達が抱えるこの世界への後悔や苦悩、難民として自治区に保護されている側の生への向き合い方、施設管理者側