作品一覧

  • 動物がお医者さん―なぜペットはヒトを幸せにするのか―

    動物がお医者さん―なぜペットはヒトを幸せにするのか―

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,232円 (税込)
    誰かと繋がっていたいのに、束縛はされたくない。プライドや思い込みから陥る、自縄自縛――現代人が抱える矛盾や息苦しさを、動物たちは、傍に寄り添うだけで穏やかに包み込んでくれる。聖路加国際病院の精神科部長である著者が、自身の経験から導いた、ちょっと愉快な“処方箋”。幸せになれるヒントは動物たちにあった!
  • 新訳 夢判断

    新訳 夢判断

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻2,750円 (税込)
    夢とは望みを叶え、「本当の自分」が潜む場所。無気力、不眠、拭えない孤独感、新型うつ、スマホ依存、承認欲求の呪縛――21世紀のあなたの悩みはすべて、この歴史的ベストセラーによって解き明かされる。フロイトを知り尽くし、40年以上患者の夢や無意識と向き合い続けた精神科医によって蘇る、読んで愉しく寝て愉しい〈心の探検旅行記〉。
  • 純愛時代

    純愛時代

    小説・文芸

    3.9
    1巻649円 (税込)
    愛は純粋なもの…であるべきなのだろうか? メール恋愛にはまった青年や外国人労働者と恋におちたOL,ピュアな恋のイメージにとらわれるフーゾク嬢など,過剰なまでに潔癖な“純粋さ”を求めて現実のなかで傷つき心を病んでいった若者たち.彼らを通して脆く崩れやすい現代人の心の姿を描き出す.

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  • 診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

    診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻528円 (税込)
    「むかしむかし、あるところに……」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。
  • 治療するとカワイクなります―生きがいの精神病理―

    治療するとカワイクなります―生きがいの精神病理―

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    離婚と乳癌手術を同時に経験した20代女性。教師の冷たい一言で不登校になった女子高生。理不尽な上司に振り回される駆け出しサラリーマン。恋愛、家族、仕事と抱える悩みは違えども、「人生の矛盾」に気がついたとき、患者は皆一様にカワイクなった――老若男女11人の症例から読み解く、現代人の心の深層とは。

ユーザーレビュー

  • 純愛時代

    純愛時代

    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    精神科医の臨床での経験を通して、純愛を追求する。統合失調症やうつ病などの患者に対するカウンセリング形式で進められていくが、短篇集みたいで読みやすく一気読みしてしまった。純愛は理想や演じるという観点が含まれ、そのことによって純粋で綺麗なものになるが、そういった平凡ではないドラマチックでとびっきりの愛に突き進んだ結果、発病に至るのも当然ではないか。肉体的な繋がりよりも精神的な繋がりや共鳴の方が影響はでかい気がする。肉体的な繋がりは限界があるが精神的な繋がりには限界がないからどんどん自分を見失って没頭してしまう。

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    2026年09月05日
  • 診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

    Posted by ブクログ

    物語が人を救う、って実際にあるのだとしみじみ。ただ一時の気晴らしではなく、本当の意味で人生を変えてしまった実例の数々。
    というより、物語は人を救うからこそ語り継がれている、が正しいのかも。

    「誰の心の中にも小さな主人公たちがいて、皆さんに呼び出されるのを待っています。」
    子どものころ読んだ絵本や童話の世界をもう一度訪ねたくなる。

    0
    2024年12月14日
  • 新訳 夢判断

    Posted by ブクログ

    まごう事なき名著。
    無意識、前意識、意識のモデルで、夢の生成過程を説明しているのは「無理がない」。
    過度に性的な説明に走っているとされるフロイトの理論だが、本書を読むと性的な説明になることに「無理はない」。
    とにかく、「これは科学的営為」といえる典型例だ。

    夢判断の指針となる名言の数々をいくつもメモした。

    0
    2023年10月15日
  • 純愛時代

    純愛時代

    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    恋愛とか純愛とか、そういうことに興味がなかったけれどこの本はもう一度病むくらい誰かを好きになることも良いのかもと、幻みたいに思わせなくもない。

    0
    2021年11月13日
  • 新訳 夢判断

    Posted by ブクログ

    コロナの自粛期間で読んだ。そういう時でもないと、こういう難解な本を読むのは難しい。『夢判断』の原著の初版は1899年に刊行。100年以上前の名著だ。それほど昔の本なのに、訳者は「この道で最も優れた本」とまで書いている。

    夢は誰もが見る身近なものだ。でも、誰もがその正体が掴めずにいる。意味不明な夢を見て、戸惑ったりする。しかし、無意味な夢は存在しないと本書にはある。無意識から湧き上がった願望が"夢の仕事"によって歪められ、夢として顕在化する。この"夢の仕事"、歪曲といったあたりがポイントだ。夢には願望が表現されるはずなのに、なぜ苦痛な夢や意味不明な夢が存在するのか。夢はどのように作られるのか。そういったことが明らかになる。

    フロイトは自由連想法によって、夢から潜在的な心理に迫ろうとした。本書ではフロイト自身の夢の他、患者たちの治療の過程で得られた夢やフロイトの子供たちの夢なんかが出てくるが、同じ方法で誰もが自分の夢を分析することができる。そういうのも面白いかもしれない。

    朝起きて、見た夢をノートにとる。夢の内容から連想するものを書き出していく。そうして、この夢の源泉はなんだったのか?自分はなぜこの夢を見たのか?といったことを考える。そうしていくことで、潜在的な思考に迫れるという。

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    ・夢も自分の思考のはずなのに、なぜ理解不能な夢があるのか?
    この疑問に関して、”夢の仕事"について説明される。夢は自我によって検閲・歪曲され、それをくぐり抜けたものが、夢として顕在化する。意識下の自分の願望が夢に表現されるというだけの簡単な話ではなく、無意識下の自分の願望が歪曲された形で夢に表現されている。だから、意味不明だったり、意識下の自分の願望と反する夢が存在するようだ。
    無意識下の自分と意識下の自分。自分の中には、複数の自分がいて、それらがせめぎあっているようだ。

    ・夢の材料には、夢を見る前日の日中の出来事・経験が使われる。何かしら夢を見たとき、直近で自分に起こった出来事を思い返す。そうすると、思いも掛けない気付きがあるかもしれない。

    ・本書では、フロイト自身の夢、患者の夢、フロイトの子供から聞いた夢がいくつも出てくる。夢の内容だけだとわけがわからないが、夢の分析の過程が生々しく書かれている。特に、フロイト自身の夢の分析から、自身の(そのままでは受け入れ難かった)願望が明らかになるのは興味深かった。人間の願望は、そんなに清らかではない。しかし、それらを認識し受け入れることで、新たな道が開けるのかもしれない。

    ・誰もが見るような典型的な夢がいくつか説明されている。「裸で恥ずかしい夢」、「愛する者が死ぬ夢」、「試験に失敗する夢」。自分も見た覚えのあるものがあって、フロイトの解釈を見ると、なるほどあの頃の自分はもしかして・・・と不思議な気分になった。

    ・夢は誰もが見る身近なもの。でも、それを人と共有することは難しい。だから研究するのも難しい。とても身近なのに、誰もが理解できていない。これほど不思議なことはないな、と今更ながら感じた。

    ・「夢占い」なんかのキーワードでネット検索すると、XXXが出てくる夢はXXXの意味があるというようなことを説明したサイトが出てくる。それらは全くの的外れではないのかもしれないけど、そんな簡単なものではないんだろうなと思った。

    ・自分の夢を人に話すと、思いも掛けない・知られたくない自分の願望を人に知られてしまうのかもしれない。フロイトは学問のために自分のプライバシーを犠牲にして、この本を書いている。『さすがにこれ以上は自分をさらけ出したくない』といった記述があったりと、葛藤が読み取れる。本書はフロイトの内面を描いた、とても生々しい物語としても楽しめる。

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    2020年07月17日

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