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「ウミ乃」の「断食芸人(乙女の本棚)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ウミ乃」の「断食芸人(乙女の本棚)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
断食を芸にしている男の話。
はじめは街の一角で見せ物になることで日銭を稼いでいたが流行りが廃れ、やがてサーカスに所属する。しかし、サーカスにおいても断食芸人に目をとめる客はいなかった。
彼はただ彼自身のために断食をつづけ、周囲からは忘れ去られ、団員がようやく彼の存在に気がついたのち、あっけなく葬られる。彼がいた檻には、猛々しい生命力に満ちた若い虎が新しくいれられる。
結末だけ聞くとバッドエンドのように思われるかもしれないが、私はほとんど後味の悪さを感じなかった。
——
「きみはなんてやつだろう」と監督は言った。「だけど、どうして断食するしかないんだ?」
「どうしてかって」断食芸人は少し頭を持ち
Posted by ブクログ
乙女の本棚シリーズの一冊。
カフカときましたね。意外。それも断食芸人。乙女の本棚とはあまり親和性がないのでは、というのが読む前の第一印象。
で、実際に読んでみて、その印象は変わらなかったというのが、正直なところ。断食芸人がこんな美男子なのはどうなのだろう。乙女の本棚とはいえ、やはり違和感はぬぐえなかろう。乙女ではないものが言うのはお門違いなので、乙女の方は気にしないがよろしい。話は面白いと思う。この断食芸人はやはりカフカ自身なのかな。カフカの感じていた悲哀を断食芸人に託したのではないかと思ったので、これからその答え合わせをしてみたいと思います。
さて、次は堀辰雄らしいですね。楽しみだ。