前田裕二の作品一覧
「前田裕二」の「メモの魔力 ―The Magic of Memos―」「人生の勝算」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「前田裕二」の「メモの魔力 ―The Magic of Memos―」「人生の勝算」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
日本語が母語であれば文字の読み書きは一通りできるため、「そもそもなぜ現代文という科目が必要なのか」と疑問に感じた人は多いだろう。
この問いに対して、林修氏が授業内で語った「具体と抽象を理解できるようになるため」という説明は示唆に富んでいる。この考え方は、ある書籍が説くアプローチと見事に合致している。
同書では、日常の具体的な事象を言語化(メモ)し、それを抽象化して他の領域へ転用するという思考法が示されている。一見シンプルでありながら、その本質は非常に深い。
さらに第4章では、長期的な視点に立った人生設計がテーマとなっている。ゴール設定に有効な「SMARTの法則」や「創造力」の重要性は、私がアルバイトとして働く塾の現場でも重視されているものである。加えて、「志」という人生の軸を持つことの強さについても、強く共感させられる内容であった。
Posted by ブクログ
あらすじ
SHOWROOM代表の前田裕二氏が、自らの原動力であり最大の武器である「メモ術」の全貌を明かした思考改革の書。著者が提唱するメモの本質は、単なる情報の記録や忘備録ではなく、新しいアイデアや自己の行動を生み出すための「知的生産」にある。ノートを見開きで使い、左ページに客観的な事実(ファクト)を書き留め、右ページで「それは何を意味するのか(抽象化)」を問い、「自分の仕事や行動にどう活かせるか(転用)」へと落とし込む。少年時代に路上ライブでギターの弾き語りをする中で、「どうすれば素人の歌や詩にお金を払ってくれるのか」を徹底的に観察・分析し、客との双方向の絆を生み出す工夫に行き着いた原体験などを交え、日常のあらゆる些細な出来事を血肉に変える思考の型を体系化して提示する。
所感・深掘り
「日常の何気ない出来事や疑問を、ただ流さずにどれだけ立ち止まって深く考え抜けるか」という知的態度の重要性を突きつけられ、日々の仕事や指導への向き合い方を一新させられる名著だった。
特に深く共感したのは、「路上でどうすれば詩や歌にお金を払ってもらえるか」という著者少年の泥臭く鋭い問題意識だ。人は普通、結果が出ないと「世間が悪い」「運がない」と他責にしがちになる。しかし著者は、立ち止まる人の表情や投げ銭を入れる心理を徹底的に観察し、「人は技術の完成度だけでなく、応援したいという関係性や物語に対価を払う」という本質を自力で抽象化してみせた。この「なぜだろう?」という疑問を放置せず、本質を掘り下げる知的粘り強さこそが、どんな環境からでも道を切り拓く突破力になるのだと痛感した。
また、「見開きノートでファクトを抽象化し、自分の行動に転用する」というフォーマットの潔さも心に刺さる。本を読んだり人の話を聞いたりしても、多くの学びは「いい話だった」で消え去ってしまう。それを防ぐのは、得た気づきを「自分の現場でどう実践するか」という具体的なアクションに即座に変換する凡事徹底だ。指導者やリーダーが日常の違和感や成功・失敗をその場で抽象化し、チームの育成や仕組みづくりへ愚直に転用し続けること。この習慣の継続こそが、周囲に真の説得力と成長をもたらす土台になると確信させられた。
日常の出来事をただ流すのをやめ、立ち止まって疑問を掘り下げ、確かな行動へ転用すること。
仕事や日々の学びを成果に直結させたい人はもちろん、自らの思考の解像度を極限まで高め、現場の課題を主体的に解決する力を磨き続けたいすべてのリーダーにとって、生涯の思考の武器となる実践の書だ。
Posted by ブクログ
自分のメモの習慣や軸を作ってくれました。
本書の半分は抽象化活用による自己分析かと思います。そこまで自分は不可ぼれてなく。これから読み深めていくことで取り組んでみたいと思います。
三宅香帆さんの「話が面白い人は何をどう読んでいるか」とシンクロする部分が多いと感じました。三宅さんは「比較、発見、抽象、流行、不易」と話されています。
本書では抽象化の際に、WHY、HOW、WHATを使って深堀していきますが、WHYを当てはめていく際に三宅さんの5択が参考になり、そこに抽象とあり、あれ?wと。
話を面白くすることと自己分析の深化はもしかすると同じ世界線にあるのかもと、考えてなんだか楽しくなっています
備忘:メモの重要性(効用)を今一度記載
①知的生産性が増す(メモの総合的効果)
②情報獲得の伝導率が増す(情報スルーが減る、アンテナが増える)
③傾聴能力が増す(アナログだが受ける印象が違う)
④構造化能力が増す(どこにメモればいいか?判断が早くなる。俯瞰する)
⑤言語化能力の向上(「やばい」から一歩ふかぼる)
抽象化とは本質を考えること
Posted by ブクログ
人生を主体的に生きるための必読書。
自分が本当にやりたいことは何か、どうしたら思考を深めることができるのかを悩んでいる方は今すぐ読むべき本です。
私はこれまで、メモをただの"情報の保存"として利用していました。
なので、この本を読む動機は「いかに効率的に記憶を保存できるか」のヒントを得るためでした。
ところが、読んでみてメモに対する認識が、"情報の保存"から"思考の現実化"というものに変わりました。
思考の現実化とはどういうことか?
それには3つのプロセスがあるとこの本は説いています。
インプットした「ファクト」を「抽象化」し、それを「転用」するという思考法です。
ファクトとは、事実をそのまま記録すること。
抽象化とは、その記録を一般的な概念に言語化す
ること。
転用とは、見えてきた法則を自分の意思決定に落とし込むこと。
このプロセスを経ることで、思考の現実化が可能になります。
具体、抽象、転用、聞き馴染みのない方でもこの本ではわかりやすく解説されているので、このレビューで少しでも気になった方は、ぜひ一度手に取ってみることをお勧めします。