秋葉剛史の作品一覧
「秋葉剛史」の「形而上学とは何か」「哲学がわかる 形而上学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「秋葉剛史」の「形而上学とは何か」「哲学がわかる 形而上学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
難解な部分が多かったけれど大いに刺激を受けた。形而上の用語の成り立ちはコラムで説明されているし、テーマ毎に丁寧な解説がなされていて良書だと感じた。
形而上学では、何気に使っている用語(全体と部分、モノとコト、因果、自由、類似性など)が深掘りされていて、興味深いのだが、気持ち悪い面もある。
例えば、モノとコトに関しては、モノ主義、コト主義というそれぞれ極端な立場から理論の成立を試みているけど、現実とはかけ離れていて永遠に得られることのない解をさがしているようである。もちろんハイブリッド主義もあるけど、主流でもなさそう。極端の理論は危険とも感じる。ハイブリッドに解を収斂する努力をしたほうが現実世界
Posted by ブクログ
先日、形而上学の入門に関する本を読んだのですが、今一つピンと来なかったので、もっと易しそうな形而上学の本を読もうと思い、手に取ってみました。
結果として、理解はあまり進みませんでしたが、今回、本書を読んでいて思ったのは、「形而上学は無限後退を嫌うけれども、実は無限後退は、形而上学が対象物(事象)を扱うときに、通過すべきチェックポイントになり得るのではないか」ということ。
なぜなら、無限後退を回避、あるいは乗り越えることができると、形而上学は進歩するので。
なお、第10章で、形而上学と科学が対比して述べられているのですが、基本的には理系の道を進んできた自分にとっては、形而上学よりも科学の考え
Posted by ブクログ
「形而上学」という言葉を初めて知ったのは、高校時代(確か高1のとき)の現代国語の授業。
説明を聞いても今一つピンとこず、今まで来てしまったのですが、運よく(?)本書を目にしたので読んでみました。
ちなみに、上記の授業で聞いた内容は、この本を読む限りでは、若干的外れだったような気がします(記憶違いだったらごめんなさい)。
「形而上学とは何か」については、本書で理解できた気がしますが、本書の内容については、自分にはレベルが高すぎたようで、というか、馴染みがない考え方がたくさん出てきたためか、あまり理解できませんでした。
だからといって参考にならなかったわけではなく、形而上学の主題の立て方、とくに