作品一覧

  • 今日も私は、ひとつの菓子を
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    〈「いったいあんたはんは誰のために、なんのために菓子をこしらえたはるんや」〉 〈第四回京都文学賞「一般部門優秀賞」「読者選考委員賞」ダブル受賞作品(原題『一菓』)。〉 大学を卒業し、とくに夢や目標があるわけではなく毎日を過ごしていた主人公の雄司。ところが偶然に入った和菓子屋「洛中甘匠庵」で目にした「求む、菓子職人」の貼紙をきっかけに、京都島原の有名和菓子店で修業を始める。一年後に後継者を決めるという。腕は一流だが昔気質で頑固な大将との衝突、他の職人との争い、地域の人々や店の仲間たちとの交流を通し、職人として成長していくが、やがて大将の体調にも変化が……。菓子職人としての覚悟、伝統を受け渡す者と受け取る者の想いを描き出す。第四回京都文学賞「一般部門優秀賞」「読者選考委員賞」ダブル受賞作品。

ユーザーレビュー

  • 今日も私は、ひとつの菓子を

    Posted by ブクログ

    舞台は古都京都 ───

    主人公 宮本雄司は和菓子が人一倍大好きな京大卒のカーディーラー。
    恋人との別れをきっかけに“自分の好きなことをしたい”と、職人の世界へ飛び込みます!

    飛び込んだ先は京都一の和菓子の名店✨
    鬼のような昔気質の頑固な大将と真反対な性格の柔和なおかみさんが守り継ぐお店でした。

    今まで和菓子を作ったことない主人公が一つ一つ困難を乗り越え、職人として成長していく物語です!



    本文の
    『この道を進む者は前の世から受け継ぐ覚悟と、後の世に譲り渡す責務がある。』
    という言葉にグッときました。

    職人さんならもっと沢山の想いが響くのではと考えさせられます。



    テンポの良

    0
    2026年01月18日
  • 今日も私は、ひとつの菓子を

    Posted by ブクログ

    宮本雄司は車のセールスマンだった。京大卒、彼女もいたが、彼女といる時に終始不機嫌だったせいで振られてしまう。ある日美味しい和菓子屋さんをみつける。もともと洋菓子よりも和菓子好き。彼女にも和菓子好きなら作ればいいじゃんと言われたのだ。
    車のセールスに納得いっていなかったのと、和菓子屋さんで職人募集の張り紙を見たのがキッカケで、見切り発車で辞表を提出。和菓子作りの経験がないことがネックだったが、面接に行ってみたら二人も先客がいたうえに彼らは既に職人だった。洗い物と掃除しかさせてもらえない約束でなんとか潜り込んだものの、日々が始まる。

    0
    2026年01月15日
  • 今日も私は、ひとつの菓子を

    Posted by ブクログ

    何かにひたむきになることを
    尊いことだと改めて教えてくれた作品。
    優しく芯のある登場人物たちを支える京都の島原という地も趣深く、彼らの旅路を照らしてくれていた。
    こんなにも優しくて、真っ直ぐで、温かくて…
    この本に出会えたことを心から嬉しく思う

    主人公宮本雄司は、京大を卒業しカーディーラーの会社で働くも上手くいかない。そんななか彼女との別れをきっかけに、大好きな和菓子を作りたいと強く思うようになり、有名和菓子店洛中甘匠庵で修行することに。大将の強情さ、ライバルたちとの雲泥の差…色々なものの板挟みになりながら、雄司は考え、考え抜いて、行動し、奮闘し続ける。彼の努力の姿勢はまさに圧巻としか言いよ

    0
    2025年10月18日
  • 今日も私は、ひとつの菓子を

    Posted by ブクログ

    たった一度の人生に、自分が本当にやりたいことが見つけられるのは幸せなことだなと思います。自分の努力だけではなく、出会いの大切さ、チャンスの掴み方などそこに色々なものが加わって、その人の人生を豊かに輝かせてくれるんだろうなと思います。この主人公の物凄い努力と謙虚さ、周りの人への感謝のこころが素晴らしいなと感じました。

    0
    2025年08月16日
  • 今日も私は、ひとつの菓子を

    Posted by ブクログ

    展開むちゃ早い。和菓子職人の素人からの努力と成長、認知症への寄り添い、京都の風情、とてもよい組み合わせなので、夢中になって読んだ。

    0
    2025年09月25日

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