今日も私は、ひとつの菓子を

今日も私は、ひとつの菓子を

1,980円 (税込)

9pt

3.9

〈「いったいあんたはんは誰のために、なんのために菓子をこしらえたはるんや」〉
〈第四回京都文学賞「一般部門優秀賞」「読者選考委員賞」ダブル受賞作品(原題『一菓』)。〉
大学を卒業し、とくに夢や目標があるわけではなく毎日を過ごしていた主人公の雄司。ところが偶然に入った和菓子屋「洛中甘匠庵」で目にした「求む、菓子職人」の貼紙をきっかけに、京都島原の有名和菓子店で修業を始める。一年後に後継者を決めるという。腕は一流だが昔気質で頑固な大将との衝突、他の職人との争い、地域の人々や店の仲間たちとの交流を通し、職人として成長していくが、やがて大将の体調にも変化が……。菓子職人としての覚悟、伝統を受け渡す者と受け取る者の想いを描き出す。第四回京都文学賞「一般部門優秀賞」「読者選考委員賞」ダブル受賞作品。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    淡交社
  • ページ数
    308ページ
  • 電子版発売日
    2025年07月11日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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今日も私は、ひとつの菓子を のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何かにひたむきになることを
    尊いことだと改めて教えてくれた作品。
    優しく芯のある登場人物たちを支える京都の島原という地も趣深く、彼らの旅路を照らしてくれていた。
    こんなにも優しくて、真っ直ぐで、温かくて…
    この本に出会えたことを心から嬉しく思う

    主人公宮本雄司は、京大を卒業しカーディーラーの会社で

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    たった一度の人生に、自分が本当にやりたいことが見つけられるのは幸せなことだなと思います。自分の努力だけではなく、出会いの大切さ、チャンスの掴み方などそこに色々なものが加わって、その人の人生を豊かに輝かせてくれるんだろうなと思います。この主人公の物凄い努力と謙虚さ、周りの人への感謝のこころが素晴らしい

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    展開むちゃ早い。和菓子職人の素人からの努力と成長、認知症への寄り添い、京都の風情、とてもよい組み合わせなので、夢中になって読んだ。

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    職人の世界、こわー。
    でも、そういう世界を乗り越えてこそ、
    代わりの効かない仕事ができるようになるのかな。
    そんな世界に飛び込みたくはないが、
    そこまで自分の人生かけられる仕事に出会えるのはすごいことだ。

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    ◼️ 髙田充「今日も私は、ひとつの菓子を」

    京都de和菓子。京大出のボンが職人を目指すストーリー。京都文学賞読者選考委員賞。

    スイーツ好き、詳しくはないが和菓子にも大いに興味あり。なんつったって京の都です。想像力がそそられる。

    京大出、父の大病院を継ぐのを蹴って車のディーラーをしている若手社員

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    京大卒で就職した主人公が、会社を辞めて好きだった和菓子職人を志す物語。


    300ページもない単行本であり、少し文字サイズも大きめのため、読みやすい。
    主人公の決意から修行、成果までよく言えばテンポ良く、悪く言えば少しアッサリ目に進んでいく。個人的にはテンポの良さが心地よかったです。

    職人気質なこ

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    展開早いしところどころ気になる文章(なんか読んでいて違和感)もあったけれど、京都の風景と和菓子の描写が思い浮かんだのでほっこりしました。著者は福祉関係の方?みたいで認知症とか医療用語も出てきて、京都・和菓子・恋愛・認知症・医療など盛りだくさんです。

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    納涼古本市は知識の砂漠だ。

    案の定、脱水症状を起こした私は、朦朧としながら盆の京都を彷徨っている。

    あてもなく立ち寄った本屋で平積みの本を眺める。あまりにも多くの新刊が陳列されている。その中に青字で「京都文学賞」と大々的に書かれている本があった。

    それが本書との出会いだ。

    京都にまつわる本が

    0
    2025年08月19日

今日も私は、ひとつの菓子を の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    淡交社
  • ページ数
    308ページ
  • 電子版発売日
    2025年07月11日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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