シーグリッドヌーネスの作品一覧
「シーグリッドヌーネス」の「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「シーグリッドヌーネス」の「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
短めの長編なのに、ずっしりとした読み応えの作品だった。あらすじを書くと、小説家の主人公の女性が、病に伏し余命幾ばくもない若かりし日の友人に呼び出され、自分は薬で安楽死をするつもりなので最後の日々に隣の部屋にいてほしいと頼まれるというもの。
だが、長くない作品なのに最初の100ページ以上はストーリーが動かない。主人公のとりとめもない思考、回想が脈絡もなく続く。友人が娘と折り合いが悪いこと、ある美しい女性にとっては年を取ることがとても残酷な状況をもたらすこと、良かれと思って認知症気味の隣人の女性との交流を買って出るもののやがてやめたいと後悔したこと、などなど。多くは女性が人生において経験する感覚
Posted by ブクログ
原題『What Are You Going Through』。
邦題も英語という中々ないタイプの訳出。
と思ったら、映画化されたときのタイトルを取っているのね。
今、この時に何を想い、どう未来と向き合おうとするのか。
旅立たんとする者とかたわらで寄り添う者、各々を象徴するかのようなタイトルの意味にそこここで思いが向く。
癌を患い闘病中の友人を見舞う語り手。
たまたま訪れた地の民泊で紹介されていた元恋人の講演会をきっかけに、にぶい胸の痛みを伴う思索ばかりが紙面を通じて読者に伝えられる。
気付かぬふりをしながら分かりきった崩壊に向かってじり進む世界、人生の終焉に対する岐路を迎えてもなお距離が埋ま