イェンヌ・ダムベリの作品一覧
「イェンヌ・ダムベリ」の「脂肪と人類―渇望と嫌悪の歴史―(新潮選書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「イェンヌ・ダムベリ」の「脂肪と人類―渇望と嫌悪の歴史―(新潮選書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
脂肪は命そのものだ。(P11,裏表紙)
ポテチ大好き!ちょっと脂肪が健康のために気になるお年頃(50代)、なのでかなり面白かった。今は悪者にされることが多いけれど、脂肪がどれだけ人類に貢献してきたか…脂肪は大切、自制しつつ食べたい。
著者はスウェーデンのジャーナリスト・作家。内容はスウェーデン、デンマーク、アメリカに関することが多い。日本に関してはほんの少し「縄文土器(脂肪が豊富な海産物を入れていた)」が取り上げられている。
印象に残った内容の書き抜きと感想↓
第1章
2017年秋、ロンドンの下水道でホワイトチャペルの怪物ー下水道の脂肪を含んだウエットティッシュは鉄筋となり、長さ250
Posted by ブクログ
スウェーデン人で食文化を専門とするジャーナリストが、脂肪について書いた本。スウェーデンなど北欧を中心に脂肪に焦点を当てて、その考え方や食生活について歴史的に分析している。定量的ではないが、脂肪についての考え方の変遷が面白い。
「原始の祖先たちは肉を目当てに狩りをしたわけではない。求めていたのは脂肪だ。脂肪は生きるために欠かせぬ存在、命そのものだった」p11
「脂肪は栄養であると同時に、身体の一部でもある。目に見える豊かさ、そして権力の証。胴回りがでっぷりとしているのは富の象徴で、女性なら子を宿し育む余地を示したものだが、今では1キロ増えるごとに「我慢する知性を欠いた人」だと思われてしまう」p
Posted by ブクログ
かつて、脂肪は人間の重要なエネルギー源であった。
獣を獲るのは、タンパク質の補充ではなく、脂肪を得るためであった。
なるほどから始まったが、間も無く、何だっけモードに突入。
チーズとバターの話。
そこから、女性搾取になった。
豚の話は宗教に。
肥満の話は、女性蔑視に。
最後は、美味しいよね、いい脂肪は。レシピはこれよって。
結局いいのか悪いのか。何でもバランスよくねという結論みたいで、読んでる時はスイスイだったが、何を読んだのかさっぱり残らなかった次第で。
ただあれだなあ、ケンタロウさんがレシピ本で、塊でないベーコンではなぜかうまくできないと書いてた記事があったら、あれ、多分、ベー