イェンヌ・ダムベリのレビュー一覧

  • 脂肪と人類―渇望と嫌悪の歴史―(新潮選書)

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    ネタバレ

    脂肪は命そのものだ。(P11,裏表紙)

    ポテチ大好き!ちょっと脂肪が健康のために気になるお年頃(50代)、なのでかなり面白かった。今は悪者にされることが多いけれど、脂肪がどれだけ人類に貢献してきたか…脂肪は大切、自制しつつ食べたい。

    著者はスウェーデンのジャーナリスト・作家。内容はスウェーデン、デンマーク、アメリカに関することが多い。日本に関してはほんの少し「縄文土器(脂肪が豊富な海産物を入れていた)」が取り上げられている。

    印象に残った内容の書き抜きと感想↓

    第1章
    2017年秋、ロンドンの下水道でホワイトチャペルの怪物ー下水道の脂肪を含んだウエットティッシュは鉄筋となり、長さ250

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    2025年03月26日
  • 脂肪と人類―渇望と嫌悪の歴史―(新潮選書)

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    スウェーデン人で食文化を専門とするジャーナリストが、脂肪について書いた本。スウェーデンなど北欧を中心に脂肪に焦点を当てて、その考え方や食生活について歴史的に分析している。定量的ではないが、脂肪についての考え方の変遷が面白い。

    「原始の祖先たちは肉を目当てに狩りをしたわけではない。求めていたのは脂肪だ。脂肪は生きるために欠かせぬ存在、命そのものだった」p11
    「脂肪は栄養であると同時に、身体の一部でもある。目に見える豊かさ、そして権力の証。胴回りがでっぷりとしているのは富の象徴で、女性なら子を宿し育む余地を示したものだが、今では1キロ増えるごとに「我慢する知性を欠いた人」だと思われてしまう」p

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    2025年05月05日
  • 脂肪と人類―渇望と嫌悪の歴史―(新潮選書)

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    ●人類の味方にも敵にもなってきた「脂肪」について、人類にとって脂肪という存在がどのように受け入れられてきたのかの変遷を辿る。

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    2025年06月13日
  • 脂肪と人類―渇望と嫌悪の歴史―(新潮選書)

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    かつて、脂肪は人間の重要なエネルギー源であった。
    獣を獲るのは、タンパク質の補充ではなく、脂肪を得るためであった。

    なるほどから始まったが、間も無く、何だっけモードに突入。

    チーズとバターの話。
    そこから、女性搾取になった。

    豚の話は宗教に。

    肥満の話は、女性蔑視に。

    最後は、美味しいよね、いい脂肪は。レシピはこれよって。
    結局いいのか悪いのか。何でもバランスよくねという結論みたいで、読んでる時はスイスイだったが、何を読んだのかさっぱり残らなかった次第で。

    ただあれだなあ、ケンタロウさんがレシピ本で、塊でないベーコンではなぜかうまくできないと書いてた記事があったら、あれ、多分、ベー

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    2025年02月27日