からんころんの作品一覧

「からんころん」の「Nの逸脱」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • Nの逸脱
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    【2025年第173回直木賞候補作!!】 爬虫類のペットショップでアルバイトをする金本篤は、売れ残ったフトアゴヒゲトカゲが処分されそうになるのを見て、店長に譲ってくれと頼む。だが、提示された金額はあまりに高額で、「ある男」を強請って金を得ようと一計を案じるが……。自ら仕掛けた罠が思いがけぬ結末を呼び込む「場違いな客」など、町の「隣人」たちが日常の奈落で繰りひろげる3つの物語。

ユーザーレビュー

  • Nの逸脱

    Posted by ブクログ

    どの話も日常に潜む非日常が自然に、そして不気味に描かれていて、ハラハラしながら読めた。
    3話目の「占師B」は非日常感が強まるものの、前2話の不気味さよりもコミカルな面白さが勝っており、本全体のバランスをうまく中和しているように感じた。
    作者の別の作品も、ぜひ手に取ってみたい。

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    2026年06月17日
  • Nの逸脱

    Posted by ブクログ

    なかなか読み応えのある3篇の作品を収容している作品でした。直木賞候補に挙がったも納得。本書のタイトルは3つのうちの「スタンドプレイ」の内容から付いているのかな内容的にも思いました。一番印象的だったのは「占い師B」、占い師の仕事をしている主人公のお話なのですが、ストーリー展開が想像を超えていて惹き込まれたし、作品のタイトルに関して個人的に2つの見解が浮かびました、合っているか分かりませんが…(^_^;)

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    2025年11月22日
  • Nの逸脱

    Posted by ブクログ

    3篇の短編集
    めちゃめちゃ凝った展開ってわけではないのだが、いずれも適度な展開があり、語りの上手さもあって非常に面白かった。

    「場違いな客」
    爬虫類ペットショップで働く金本篤の話。そうか、ペットショップでよく見かけるあいつはフトアゴヒゲトカゲと言うのか。今度良く観察してみよう。
    短い作品なのだが、その中に十分な話の展開があり、篤の立場もゴロンとひっくり返される。面白かった。
    小松菜(5027?)の語りとキャラがよいですね。

    「スタンドプレイ」
    生徒からのいじめにあっている数学教師智子の話。この話もグルんとひっくり返るような展開がある。
    奇をてらったどんでん返しではなく、ほんとに足を踏み外し

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    2026年06月19日
  • Nの逸脱

    Posted by ブクログ

    第173回直木賞候補作。今更読みましたが、とても面白かったです。
    3編の中短編が収録されています。
    どの話も、どんな結末になるのか全く予想がつかずハラハラしながら読みました。
    冒頭から不穏な気配がビンビンに漂っていて、登場人物は日常を逸脱していきます。ホラーか怪談のような結末に至ると思いきや…意外な結末が待ち受けていてびっくりしました。

    登場人物の置かれたヒリヒリした日常感の描写がお上手で、そこに引き込まれました。
    例えば、1話目の『場違いな客』では、エキゾチックアニマル専門のペットショップで働く主人公はまだ20歳なのですが、子どもの頃父親が出ていき母親も亡くなって一人暮らしをしているという

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    2026年04月30日
  • Nの逸脱

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・場違いな客
    ・スタンドプレイ
    ・占い師B

     どれも面白かったですが、一番は「場違いな客」でしたね。爬虫類ペットショップの話でしたが、爬虫類ペットは哺乳類ペットに比べて設備や環境づくりにお金がかかって大変であると自分は思いました。同時にペットを容易に飼えることはできないと改めて感じました。
     印象に残ったセリフがあります。1話目の「すべての人間は父親から認められたがっている」、2話目の「わざわざ加害に出て嫌いな人間のために自ら不利益を被る」が印象に残りました。

    0
    2026年03月27日

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