サマンサ・ラーセンの作品一覧
「サマンサ・ラーセン」の「英国貴族の本棚」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「サマンサ・ラーセン」の「英国貴族の本棚」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
連続して読んで良かった!
共通する登場人物が多い。
そして変わらず、未発達の裁判制度。冤罪でも大衆の不満感情で、みせしめの吊るしあげの死刑まっしぐらな18世紀の世界観。
その村社会のなかで、起きる殺人。
女性に権利がなく、民主差別がむき出しななか、サバイブできるかというのが、やっぱり一番のポイント。
前作からの流れで、ティファニーの生活は保証されており、公爵夫人やその息子トーマスとの友人関係があることが、アドバンテージ。じゃなきゃ無理ゲーすぎる。
そんななか、両想いで結婚まであと一歩と思われたサミーが、殺人事件の犯人として逮捕。
この世界は「逮捕→縛り首」までまっしぐら、という、ハードな
Posted by ブクログ
面白かった!そしてとっても読みやすい!
まるで美女と野獣のベルがそのまま40歳になったような、本好きな主人公、ティファニー。
生活の保証はされているものの、紅茶いっぱい飲むにも茶葉に鍵をかけられ、異母兄に支配される日々。
それでも、腐らず清々しくたくましいところに主人公が好きになる。
この本を読む上で結構重要なのが、舞台が18世紀であるということ。ライトな読みやすさになっているものの、女性に権利はなく、男性の支配なしには生きられない。男性のパーソナリティによって、家庭内での尊厳が奪われるのが当たり前の世界。
裁判制度が整っておらず、民衆の不満感情と、みせしめのための公開処刑まっしぐらな環境
Posted by ブクログ
面白かったけど、主人公の設定周りが好みじゃなかったので、やや減点。
面白かったのは衣装や手紙周り。インクを乾かすために砂をまくとあるのが面白い。
主人公のティファニーが兄になりすますというのも知らずに読んだので、冒頭、死んでびっくりした。裏表紙のあらすじすら読んでなかった。なんで読もうとしたのかも忘れてる。
兄の死体を埋めて湖に入るところは洗礼だな、と感じた。第二の人生。
そこでサミールと出会うのもなんか聖書的。
40歳ながら実は美人なんですよと思わせる描写は好きじゃなかった。兄そっくりでなんでそうなる?サミールがティファニーに惚れたから?ビジュアル面の設定は好きになれなかったが、兄そっ