精神科医さわの作品一覧
「精神科医さわ」の「自分の思いを言葉にする こどもアウトプット図鑑」「また話したくなる人がやっていること」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
SNSの動画から辿り着いた著書。SNSでは発達障害に焦点を置いている感じで、いまの時代「自分も大人の発達障害かも?職場の付き合いにくいあの人は発達障害かな?」なんて層に刺さるのだと思うが、こちらは母子関係に重点を置いていて面白い。
本の中では、毒母と言われそうな、教育虐待や不安にかられる母親たちの姿が描かれていて参考になる。世の中、一生懸命になれば毒母と呼ばれ、手をぬけば放棄と見做されかねず(そしてその批判元も女性が多いという)、何をやっても批判される風潮。子供がいる人は自分の子育て経験から、子供がいない人は自分の育児され経験から、とにかく批判。俵万智さんの著書にいうところの「クソリプ」状態である(笑)。多分、みんな自分の育児が不安で、少しでも違う人を批判することで安心しているのだと思う。
私は例に漏れず子育てでもマウントを取られるため、「これもこれもやってます」系の人も苦手だし、「あんたそんなに真面目にならんでも肩の力抜け」系の人も苦手なのだが、さわ先生の文章や動画は、批判せずにまず母親の不安に寄り添ってくれて読みやすい。
不登校や発達特性を持つ娘さんとの歩みを正直に語り、学歴偏重の母親について赤裸々に語るさわ先生。そんなこと書いたらアンチから批判されて凹んじゃわないか心配だが、きっと自分を開示することで患者さんに伝わることがあるという経験からこんなにオープンなんだろうなあ。本当に明るく素直な子供そのままに大きくなられたようなさわ先生、きっとこんな感じでお母さんに素直に従ってらしたんだろうなあと思うが、このままいいコンテンツを発信し続けて欲しいので、露出が多くなることで傷つくことが増えませんように祈るばかり。