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4.21巻1,870円 (税込)この夏、パリの舞台で、世界の頂へ挑む石川祐希の初の自叙伝。 ミラノでの撮り下ろしを含む豪華巻頭カラーぺージ付き! 18歳で代表デビューを果たして以来、10年かけて名実ともに世界に誇る日本のエースに成長したバレーボーラーの石川祐希。高校時代から日本のトップを走ってきたが、国際舞台では悔しい想いも味わってきた。そのなかで自身の成長とチームの成長がシンクロし、パリでは半世紀ぶりのオリンピックの表彰台=世界の頂を狙える位置に上り詰めてきた。 本書は石川が、選手として、人として、これまでの人生の喜怒哀楽を初めて綴った自叙伝。バレーボールとの出合い、中学時代の試行錯誤、イタリアでの武者修行、オリンピックの舞台、日本代表キャプテン就任……。これらのターニングポイントを縦軸に、心の在り方、体のケアやリラックス方法、家族、仲間への想いを横軸にして今・過去・未来を綴っている。 【目次より】 第1章 世界最高峰のリーグで ・目標設定の立て方 ・世界ナンバーワン選手の条件 ・今の自分の最大の強み 第2章 バレーボールとの邂逅 ・人生初のスパイク ・試合よりも記憶に残ったアイスクリーム ・拒み続けたキャプテン 第3章 星城高校での3年間 ・自主性のなかで日本一を目指す ・仲間のためにがんばるということ ・六冠達成とその後 第4章 コート内外で広がる世界 ・初の日の丸と意識変化 ・突然のイタリア行き ・インカレ最終日に心に刻んだ言葉 第5章 プロとしての生活 ・プロとアマチュアの違い ・SNSとの付き合い方 ・世界と戦うために必要な要素 第6章 日本代表に選出されて ・緊張の初代表で起こった事件 ・嬉しいけれど嬉しくない受賞 ・オリンピックという舞台 第7章 人生の決断と気づき ・内側から生まれた責任感 ・選択できるという自由を求めて ・日本代表のキャプテンとして 第8章 オリンピックへの切符 ・真剣勝負で感じた世界との距離 ・監督とキャプテンの関係性 ・自分にできないことは仲間に委ねる 第9章 まだ見ぬ頂の景色を求めて ・目指すべき環境に飛び込めばいい ・楽しみながら結果を求める ・まだ見ぬ頂の景色を目指して
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
パリ五輪の前に、石川祐希のここまでの軌跡をたどる自伝。
同年代で、しかも同じ時期(中高大)でバレーボールをしてきた者として、今の全日本の躍進に感化されないわけにはいかない。さらに、その全日本でもキャプテンを務め、イタリアリーグでも世界トップのペルージャへの移籍が決まっている石川祐希に影響を受けないわけがない。そんな石川が普段から何を考え、どんな感覚でバレーボールに取り組んでいるのか、純粋に興味をもった。
読後の感想としては、想像通りではあった。常に自分自身の成長にフォーカスし、チームを勝たせることだけを考えている。自分自身の成長のためには、積極的に機会を求め、海外へも行く。そして、特徴的なのは -
Posted by ブクログ
東京オリンピックの男子バレーの試合を見た時から
男子バレーが面白い!と思ってました。
そのあと、テレビ等で放映されたバレーボールの試合を見ながら、石川選手のファンになり、こちらの著書を読みました。
テレビなどのインタビューや特集など
いろいろなメディアで取り上げられているので
知ってる内容もありますが
それでもこの著書を読んで感じたのは
「バレーボールが大好きなんだな」
ということです。
私自身もバレーボールをやっていましたが
面白いとか楽しいとか好きとか感じたことがありませんでした。
まず、四六時中
バレーボールのことを考えられるし
バレーボール中心の生活でも苦でもない
というところ -
Posted by ブクログ
ネタバレやっぱり、生き様がカッコいい。
キラキラした気持ちになりました。
常に目的や、なりたい姿、イメージをもって、じゃあそこに何が必要なのか?質の良い、意味のある行動をとる。そういったところが印象的でした。
パリオリンピックへの気持ちを語っている部分、すごく刺さりました。絶対勝てる試合はないし、世界ランクが上だから勝利が保証されてるわけでもない、その中で準々決勝のイタリア戦のあの試合、きっとこの結果もまたバネにしてメダルをとりに行くんだろうな、どこまでもカッコいいなと思いました。そして、自分自身も全力でバレーボールを面白いと思い、楽しくプレーしている。と、『好き』を全力でできるのは素敵で、だからこそ