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  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く
    3.8
    1~2巻1,300~1,400円 (税込)
    珈琲店を開きたい。それがヴィヴの夢だった。苦楽を共にしてきた傭兵仲間に別れを告げ、最後の冒険の戦利品である幸運の輪を引き寄せるというスカルヴァートの石を持って、いちから店作りに着手する。廃屋同然の厩を買い取り、気むずかし屋だが腕は確かな船大工を雇って改装。見慣れない飲み物に最初は閑古鳥が鳴いていた店も、募集広告を見てやってきた店員が描いたセンス抜群の看板や、隠れた天才パン職人のつくるうっとりするようなパンや菓子のおかげで、次第に繁盛しはじめるが……。ネビュラ賞最終候補の心温まるコージーファンタジイ。

ユーザーレビュー

  • 伝説とカフェラテ 傭兵、本屋をたてなおす

    Posted by ブクログ

    伝説とカフェラテの前日譚とあったけど、本屋をたてなおすという副題に惹かれて、こちらを購入。
    どきどにする冒険小説であって、成長物語りでもあるのかな。

    作中作が、とても好きなので、散りばめられている小説部分が楽しかったし、読んでみたくなった。ちょっと官能的なのも。

    登場人物像に嫌な人が1人もいなくて、みんな魅力的で、人とのつながり方も理想的。
    大人で優しい。
    最後まで読んだら、じんわりとても幸せで、なんだか一冊目の伝説とカフェラテを読まなくてもいいかも、と思ってるところ。
    落ち着いたら、読みたくなるだろうけど( ´ ▽ ` )

    0
    2025年09月17日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コーヒーに魅入られた元傭兵が稼業から足を洗い、カフェを開き、新たな場所を得る話。
    ボロ屋を立て直し、協力してもらえる仲間を見つけ、だんだんと店が繁盛していき、メニューが増えていく辺りが面白い。

    日本のライトノベルや漫画などでも見る題材なのだが、著者がアメリカの方と知って興味を持った。
    主人公は強いが突出していない感じで、いわゆるチート系ではない。
    セリフ回しや、キャラの悩み方、話の流れにアメリカ風味を感じる。

    ファンタジー系の内容で登場する種族も多めなのだが、性別や外見に関する描写があまりない印象で、ヴィヴが女性だと途中までわからなかった。気にならない程度だったが、ジェンダー的な某をほのか

    0
    2025年09月05日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公は元傭兵の女オークのヴィヴ。
    エルフやノーム、サキュバスなど様々な種族が暮らす世界が舞台。
    今まで戦いの中で生きてきた生活をガラッと変えて、珈琲店をひらくという夢を叶えるために奮闘するヴィヴの姿が無性に応援したくなる。
    幸運を引き寄せる石に囚われていたけれど、そんな石がなくったってみんなに愛されるお店になっていたし、なによりこの素敵な仲間たちに出会えたことが一番の幸運だったと思う。
    タンドリとヴィヴの新たな関係性も素敵だったなぁ

    0
    2025年07月26日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

    Posted by ブクログ

    始まりがファンタジーだったので、だいぶ長くファンタジーから遠ざかっていた私としては読み進められるか心配だったけど、あっという間に読めた。気の合う仲間たちと共にお店を作り上げて、困難を乗り越えって、ファンタジーとコージーが上手く混ざってました。同じ人物を名前と種族で表すのが少し読みにくかったけど、次巻も絶対読む。

    0
    2025年07月01日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙の可愛らしさに惹かれた。ファンタジーの世界でカフェを開き、主人公や登場人物が幸せになっていく斬新な設定と物語に夢中になった。ラットキン(小鼠人)が作る絶品のパンや焼き菓子が美味しそうだった。

    0
    2024年10月13日

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