作品一覧

  • 不合理な原子力の世界 行動科学と技術者倫理の視点で考える安全の新しい形
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    原子力の世界(原子力業界)は、一般の人から縁の遠い謎めいた世界。福島原発事故が起きるまで、日本の原子力関係者は「原発で大事故は絶対起こらない」と本気で信じていた。そのような原子力関係者のリアルな生態系を、行動科学(認知バイアスや集団心理)と技術者倫理の研究者らがわかりやすく解説する。 様々な原子力関係者のインタビューを通じて見えてきたのは、人間には到達できないゼロリスクや無謬(むびゅう)を追い求めた結果、皮肉なことに安全対策が疎かになったという複雑なストーリー。 ゼロリスクや無謬を目指せば必ずしも安全性が高まるわけではなく、逆に安全性が低下する場合もある。それが福島原発事故を招いたのではないか。 人間や組織には限界があるにもかかわらず、その限界を認めずに理想を目指す姿は、福島原発事故後も変わっていない。 福島原発事故という大きな失敗から私たちが学ぶべきことは、「人間には到達できない理想を追い求めても、いずれ破綻する」という事実。 本書で取り上げている「安全神話」と「無謬神話」は、どんな業界でも起こる可能性がある。 原子力関係者のみならず、産業安全や組織マネジメントに関わる人々にとって、安全や組織のあり方を見直すきっかけになる一冊。 原子力の世界は極めて不合理で、常識では考えられないようなことがたくさんある。 そのような世界に住んでいる原子力関係者たちの言動をよく観察してみると、人間や社会の本質に関わる重要な事実も発見できる。 原子力の世界は不合理だらけ。でも、意外と奥が深くて興味深い世界でもある。
  • 人はなぜ午前中より午後にウソをつくのか 「なんとなく」の心理を科学する 下
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「大事な頼み事は誕生日にするといい」「授業発表の評価を上げるには身だしなみに気をつかうべき」―――人の心理と行動の不思議を科学する行動科学。 その最前線である行動意思決定論について、第一線で活躍する研究者がわかりやすく解説します。 下巻の本書は感情・集団・倫理と意思決定がテーマ。イラストとマンガも豊富で、若い世代も楽しめる入門書です。
  • 人はなぜ★5より★2のレビューが気になるのか 「なんとなく」の心理を科学する 上
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「商品を選ぶときに低いレビューのほうが気になる」「急いでいるときに限ってバスが来ない(気がする)」―――人の心理と行動の不思議を科学する行動科学。 その最新領域である「行動意思決定論」のはじめての入門書。第一線で活躍する研究者がイラストと漫画を使ってわかりやすく解説。 上巻(本書)は主に人の認知と選択がテーマ。「なるほど!」と思える、明日から使える知識がいっぱい。
  • 闇の先へ 絶望を乗り越える行動科学
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    順風満帆な人生が一夜にして暗転。 悲嘆の中をさまよう私を救ってくれたのは、自らの研究テーマである行動科学だった。 著者はコロナ禍で家族に起きた悲劇により、人生の危機に直面する。 絶望から抜け出そうともがき、あらゆる方法を試みるが、 いずれも効果を得られず、大学も休職することに。 そんな中、ある偶然の出来事がきっかけとなり劇的な回復を遂げることとなる。 不慮の事故、愛する人との死別など、誰もが経験せざるを得ない人生の危機を乗り越えるにはどうしたらよいのか。 悲嘆の当事者であり、行動科学の研究者である著者にしか書けないリアリティが、読者を「闇の先へ」と導く。

ユーザーレビュー

  • 人はなぜ★5より★2のレビューが気になるのか 「なんとなく」の心理を科学する 上

    Posted by ブクログ

    読みやすく、面白かった!
    心理に関する世界中で行われた面白い実験結果などが紹介されている
    ・「子供をSNS運営会社に譲渡する」というひっかけ項目を入れた契約書に人は気づかずサインしてしまうか?
    ・コイントスに行動決定をゆだねた場合と、従わなかった場合、どちらが成功するか?
    など、へぇ!と思うトピックが満載です
    人間の思わぬ思考のクセを気づかされます

    0
    2026年03月04日
  • 闇の先へ 絶望を乗り越える行動科学

    Posted by ブクログ

    自分の浅い読書歴の中で初めて遭遇したジャンルの凄い本でした。もっと話題になっていて良い。
    深い絶望の中にいて一般流通する本や言説に救われていない人をこの本のターゲットにしていて、かつそれはかつて絶望の淵に囚われていた自分自身であるという構図。

    回復途上であるからこそ、書く意味を見出している著者の強さにただただ圧倒されました。最後のメッセージでは思わず泣いてしまいました。

    0
    2024年09月30日
  • 人はなぜ★5より★2のレビューが気になるのか 「なんとなく」の心理を科学する 上

    Posted by ブクログ

    ダニング・クルーガー効果という現象の名前を知れただけでも価値があると私は思っています。
    また、人の判断って当てにならないなあと思いました。合理的な判断がいつも正しいわけではありませんが、傾向を理解しているかどうかで納得度や失敗感が違うかも知れません。
    自分よりも詳しい人はたくさんいること、記憶は当てにならないこと、もったいないは程々に、しなくて後悔するよりは当たって砕けろ、悪い経験は前半、良い経験は後半へをモットーに生きていきたいと思います。

    0
    2026年02月24日
  • 人はなぜ★5より★2のレビューが気になるのか 「なんとなく」の心理を科学する 上

    Posted by ブクログ

    行動科学系の本は、その多くが「行動経済学」という言葉がタイトルに含まれることからわかるように、
    ビジネスマンや社会人のための学問、という感じる人も多いかも知れません。
    その中でも本書は「行動意思決定論」というあまり耳なじみのない分野をとり扱っています。
    内容は行動経済学よりもっと日常生活よりで、
    実生活の中で使える知識が盛りだくさんでした。

    不合理なリスク反応や、自分の能力を過少・過大評価してしまうこと、視野を広く持っているつもりでも実は見たいものしか見ていないことなど、自分も含めて人間はかなり不合理な行動をとるものだと再認識。
    行動経済学の内容と被るものもあり、特に目新しい情報があるわけで

    0
    2026年02月17日
  • 不合理な原子力の世界 行動科学と技術者倫理の視点で考える安全の新しい形

    Posted by ブクログ

    行動科学。
    行動経済学に触れたときと似た内容が著されている。
    「安全神話と無謬神話をめぐる不合理な物語」

    行動経済学の本の方が面白く読めた。
    職業柄かもしれないが。

    0
    2025年10月07日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!