作品一覧

  • りんごの木を植えて
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    みずほは小学五年生。大好きな祖父にがんの再発がわかったが、祖父は「積極的な治療」は行わないという。なぜ? 「『たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はりんごの木を植える』という言葉を知ってるか?」祖父がみずほに語る。「明日世界がなくなるとわかってるのに、そんなむだなこと、なんでするの?」とみずほは理解できない。 大好きな絵や庭仕事でのびやかに暮らす祖父。みずほは「人間が生きること」を考える。

ユーザーレビュー

  • りんごの木を植えて

    Posted by ブクログ

    令和4年の課題図書、小学校高学年向け…なんかな…?
    大人の言うことがわかるというかそちら寄りの意見ではあるけれど、子どもの感情も強烈に理解ができて心を揺さぶられた。
    じきに親しい人が死んでしまうこと、それを受け入れられない気持ち、相手を尊重すること、自分の中での折り合いをつけること、そういう話だった。子どもの頃にこれを読んでいて、果たして受け入れられただろうか…と思いを馳せた。

    Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.

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    2024年04月09日
  • りんごの木を植えて

    Posted by ブクログ

    「死ぬこと」は終わりではなく続き
    と言うことが印象に残りました。

    おじいちゃんがみずほに教えたことは、とても大切なことなのでおじいちゃんが自分の考えを残していこうとしているのかなと思いました。

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    2022年10月22日
  • りんごの木を植えて

    Posted by ブクログ

    たとえ、「明日、世界が滅びようとも今日、私はりんごの木を植える」。この言葉の意味が、この小説を読んで本当の意味で理解できた。こういう境地にたどり着いたおじいちゃん、そのおじいちゃんの孫に生まれた幸せをこの子はいつかかみしめるんだろうな。

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    2022年09月14日
  • りんごの木を植えて

    Posted by ブクログ

    ここ数年、続けて親しい人を送っています。順番ですから…ね。

    生きる意味を考えるこの頃、さらに心に強く刺さりました。

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    2022年06月27日
  • りんごの木を植えて

    Posted by ブクログ

    読み終わったら、うれしいような、悲しいような気持ちになった。
    おじいちゃんが、いろいろな人と会って楽しく過ごせたことは、うれしい。死んじゃったのは、悲しい。
    ぼくのおじいちゃんが、がんになってちりょうをしないって言ったら、なんとしてでもしてもらいたいと思う。みずほみたいに、おじいちゃんがやりたくないならって最後は納得できるのかな。
    ぼくも、みずほみたいにおじいちゃんと仲がいい。みずほが、おじいちゃんのお庭づくりを引きついだみたいに、ぼくもおじいちゃんのお庭をひきつぐのかもしれない。みずほのピースが印象に残った。
    明日地球がめつぼうするとしたら、ぼくは、家族と楽しく過ごす。いつも通り。学校は休ん

    0
    2022年06月04日

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