配信予定・最新刊

作品一覧

  • 怪の帖 美喰礼賛
    値引きあり
    4.5
    1巻390円 (税込)
    「食」に纏わる怪異と不気味な体験を丹念に取材して纏めた怪談集! 【インテラート】 それは、ある店のパスタ料理の名前である。 メニューにはない。作り方も不明。 ただその「存在」だけが伝わる謎のパスタ。 それを注文をする客が来た時、恐怖は頂点に達する…… 「その店のパスタ」より 酒、肉、魚、主食、甘味、どれも後味最恐。 食に纏わる奇聞奇譚、恐怖のフルコースを召し上がれ! 【酒】内側から音がなる酒壺。蛇神が宿っているというが真相は… 【前菜】食すと己の名前が消え別人になってしまうゼリー寄せ 【主食】おにぎりに混入する紙片に書かれた恐ろしき言葉の意味 【スープ】ある日突然届く不気味な招待状「おばさまのスチウをどうぞ」 【魚】初夏に釣れてしまう双頭の魚。サワリから逃れる方法とは… 【肉】廃ビルの食卓に置かれた生肉とそれを囲んで座るゴミ袋の怪 【甘味】夢に中に出てくるかき氷の屋台。黒い蜜が掛けられると…。 【カフェ】山間の古い自販機から出てきた不気味な缶と聞こえた声 他、胸やけ必至の「不穏で」「奇妙で」「心底恐ろしい」フルコース全35品! (収録話) ◆アペリティフ~酒に纏わる奇譚 「酒壺の蛇」「バッカスの日」ほか ◆オードブル~前菜と軽食に纏わる奇譚 「厭な小鉢」「枝豆ミラクル」ほか ◆パン~主食に纏わる奇譚 「馬頭そば」「米湧き仏」ほか ◆ポタージュ~スープに纏わる奇譚 「おばさまのシチュー」ほか ◆ポワソン~魚に纏わる奇譚 「供物の部屋」「竜宮の遣い」ほか ◆ヴィアンド~肉に纏わる奇譚 「子豚の末路」ほか ◆デセール~甘味に纏わる奇譚 「赤い綿あめ」「夢氷」ほか ◆カフェ~飲み物に纏わる奇譚 「私の好きなジュース」ほか
  • 呪録 怪の産声
    値引きあり
    4.0
    1巻429円 (税込)
    怪談新世代、誕生。 歪ゆえに、悍ましく 粗削りゆえに、鋭く 防御0、攻撃100 直球で攻め込む恐怖 思考が止まる変化球 先人への崇敬と野心 踏襲改造目指せ斬新 欲しいのは恐怖だけ まずは読め、聞いてくれ! 新時代の恐怖60話! 怪を愛し、怪にとり憑かれ、日々怪を求めて尋ね歩く。 何か恐ろしい話、不思議な体験はありませんか、と。 助産師だけに聞こえる出産前の妊婦の腹から響く声…「産声」 社員食堂の排水に浮かぶ生き人形…「油まみれの紙人形」 閉館する写真館に保存してあったある女性の写真群。それには奇妙な点が…「家族写真」。 限界マンションに暮らす不気味な住人たちの共通点…「ご縁があったら」 母と息子の数奇な人生を繋ぐ怪…「日曜日のパンケーキ」 他、自身の体験または取材による聞き書き怪談の公募 「怪談マンスリーコンテスト」から生まれた、 新時代の作家らによる鮮烈な怪の記録60篇を収録!
  • ヒビ怖 急に恐くなる日常
    NEW
    -
    1巻858円 (税込)
    いつでもどこでも誰にでも怪異は訪れる―― 「隣人」「自転車」「坂」「母」「猫」「ゴミ」「忘れ物」など身近な事柄をテーマに集められた生の怪異体験談73話を収録! 通勤電車でいつも隣に座って来る男。男が唱える言葉を聞いていると異変が…「ルーティン」 盗まれた自転車が見つかった喜びもつかの間、傍らで犯人が首を吊っていて…「加速感」 男児を背負ってゴミ山に置きに行っていたという不気味な祖父の話。その真相は…「ゴミ山」 何もない場所を指さしては猫がいるという娘。猫なんていないでしょ!と強く言った瞬間、娘は…「ねこちゃ」 アパートのベランダに立つ赤い女。だがそこは空き部屋のはずで…「昨日の女」他、 怪談マンスリーコンテスト受賞者43名が聞き集めた戦慄の怪談投稿、最恐傑作選。 ★ふつうの毎日がふつうじゃなくなる22のシーン 母の怖い話 猫の怖い話 隣人の怖い話 ゴミの怖い話 散歩の怖い話 樹木の怖い話 金属の怖い話 自転車の怖い話 地下鉄の怖い話 水族館の怖い話 動物園の怖い話 忘れ物の怖い話 再会の怖い話 名前の怖い話 数字の怖い話 後から来た怖い話 運動会の怖い話 祭りの怖い話 蛇の怖い話 信仰の怖い話 坂の怖い話 異界の怖い話 ★執筆者 青葉入鹿/薊桜蓮/犬飼亀戸/雨水秀水/浦宮キヨ/大谷雪菜/岡田眞弥/おがぴー/御家時/怪談を千話集める人/隠人籠屋/影絵草子/影野ゾウ/千稀/烏目浩輔/鬼志 仁/黒野洋司/小祝うづく/佐々木ざぼ/佐藤健/瑞雲閣華千代/錫鳴奇壱/雪鳴月彦/高倉樹/高崎十八番/月の砂漠/天堂朱雀/中村朔/墓場少年/八の通り/花園メアリー/柩葉月/筆者/碧絃/ホームタウン/真合流/沫/宿屋ヒルベルト/柳下どじょう/大和かたる/肜/yuki/吉田六
  • 獄盛怪談
    3.0
    1巻858円 (税込)
    大餓鬼様は血縁の者に取り憑いて食べたい物を訴え、用意できないと酷く祟るという… 「エケチェンを食べたいよう!」 赤ちゃん? 何の赤ちゃん?  子猫? 子犬? まさか――。 ――「大餓鬼様」神沼三平太 より 二人の怪談シェフが厳選ガチ怖素材で腕を振るう! 極 上の最恐メニュー、胸焼け必死の怖い話! 巨漢作家二人が東西を奔走し、究極の恐怖体験談を聴き蒐めてじっくり調理した最恐ヘビー級怪談集!  監禁された廃墟の押し入れ、開いていた穴から差し出される食べ物で命拾いしたという幼女の不思議な体験…「赤いマニキュア」 母の知り合いの中年男が持ってくる奇妙な弁当のようなものを食べさせられた少女の記憶とは…「暗闇丼」 深夜ふらりと入った定食屋での厭な出来事は後の運命と大きな関係があって…「交換定食の夜」 子供の頃、あの田んぼで取れた米は食べてはダメだと教えられたその理由とは…「にえたにえた」 など、食に纏わる怖い話と土地や家に関わる怪異譚、全22話収録!

ユーザーレビュー

  • 怪の帖 美喰礼賛

    購入済み

    怪異のフルコース

    怪談の本で食の話だとだいたい一つか二つぐらいしか出てこないので、この本は非常によかった。しかもフルコースになぞらえて、テーマ別に分けられてたのもポイントが高いです。

    #ダーク #怖い #ドロドロ

    0
    2025年04月01日
  • 呪録 怪の産声

    Posted by ブクログ

    新しい作家さんたちの実話怪談集。
    何度か読んだことのある人からはじめての人まで盛りだくさんでてんこ盛りで読み応え相当ありです!!
    ワタシのとくに気に入った作家さんは緒音百さん、千稀さん、高倉樹さんでした。
    緒音百さんのはどれもめちゃくちゃ好みだった。
    全部あげられないのですが、他の作家さんも異界のにおいがぷんぷんする作品が多くて大満足でした。
    『まぁだだよ』『じんこく』『ビー玉』『油まみれの紙人形』『ハシビロコウ』『牛蛙』『失敗』『養老渓谷の蛭』『幽霊ドッキリ』『安藤くんと松岡くん』『何を売っても食べたい美味しさ』『廃屋のお通夜』『三すくみ』『学祭公演』『わたしの母さん』
    とくに好きなのは『油

    0
    2024年04月24日
  • 怪の帖 美喰礼賛

    Posted by ブクログ

    食に関する怪談をまとめてあって、面白かった。
    こういうまとめ方好きです。
    夜馬裕さんの自宅怪談も同じような構成で、好きだったことをふと思い出す。
    なんというか。
    そんなに「うわ!もうあれ食べられないよ!」みたいにリアルな表現は無かったので、多分皆さん読んでも大丈夫だと思うけど。
    トマトは元から好きじゃないけど、もう食べたくないかも知れない。

    1
    2024年09月09日
  • 呪録 怪の産声

    Posted by ブクログ

    新人実話怪談作家を集めた1冊。
    とても新鮮で書き手のレベルも高く、恐ろしい幽霊の話から不可解で奇妙な話、ほっこりする不思議な話、そして忌まわしい人の話までとても楽しめる1冊。
    とても読みやすく、書き手の作家さんの個性を感じつつも違和感を感じない文章が読んでいて気持ちがいい。
    よくある創作臭さやスピリチュアル感が無く「人から聞いた不思議な話を又聞きしている」感覚が強くとても良い。
    特に「ハシビロコウ」のようなほっこりするおめでたい不思議な話が好きなのでとても嬉しい。
    「もんちゃん」や「河童」のノスタルジックで悲しい雰囲気も好き。
    「Pのクラス」のような「これは一体…?」となる不思議な感覚もとても

    0
    2024年09月07日
  • 獄盛怪談

    Posted by ブクログ

    前回の美食の本が面白くて、発売を知って直ぐに手に取りました。
    ただ、書式は前回のほうが好きだったというのが率直な意見。
    内容は盛り沢山な厭な話なんだけど。
    前作であの食に統一された組み立てを堪能したから、またあの感覚を味わいたかったので少し残念だった。
    一つ一つの話は胸やけする感じでお腹いっぱいです。

    0
    2025年06月05日

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