作品一覧

ユーザーレビュー

  • 秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし ~宇都宮餃子はなぜ日本一になったか~(小学館101新書)

    Posted by ブクログ

    B級グルメが騒がれるはるか前から官民いったいとなって「餃子」による街おこしを提唱し、定着させた宇都宮。地域住民の日常食を観光資源としてブラッシュアップさせていく過程が丁寧に記されている。「素材の魅力」と「街全体の魅力」、双方の求心力をいかに保つかが鍵となる。著者は地域おこしにおける官と民の役割の違いについて深く言及するが、互いの依存と負担の均衡が保たれていることが大切という。

    0
    2013年07月20日
  • 秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし ~宇都宮餃子はなぜ日本一になったか~(小学館101新書)

    Posted by ブクログ

     餃子と言えば「宇都宮」と言われるようになって久しいが、それにいたるまでの取り組みが簡潔にまとめられた一冊だ。宇都宮市の職員研修で1グループが餃子に着目したことがきっかけだったと言うのが実に面白い。職員自らの「ジモト・リサーチ」から生まれた観光資源といっても過言ではないだろう。

     もうひとつ、本書の題名にもなっているが、官民連携がとてもうまくいったと言う印象がある。官と民との役割分担がしっかりしている。官がスキームをつくり、民がフレシキブルな発想のもと動いていくといった構図だ。とかくメディアが注目するようになると、とても醜い話しだが、冠争いが勃発する。しかし、メディアの注目は、大抵の場合、一

    0
    2010年11月03日
  • 秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし ~宇都宮餃子はなぜ日本一になったか~(小学館101新書)

    Posted by ブクログ

    「宇都宮」といったら、「餃子」というイメージに今では何の違和感もありません。これが、「宇都宮の名前が知られていない」という悩みを抱えた宇都宮市役所の職員研修をきっかけとして、20年にも満たない間に定着したものだとは思いもしませんでした。宇都宮市の職員が総務庁(現総務省)の家計調査データ「餃子消費量日本一」を見つけ、「餃子で宇都宮をPRする」という町おこしをスタートさせたわけです。
    しかし、決して順調に進んだわけではなく、そもそもの宇都宮餃子会の立ち上げすら、異論が続出し、賛同者は5名にすぎなかったそうです。その後の、ニセ宇都宮餃子問題、協同組合化、実験店舗の営業譲渡などさまざまな困難に立ち向か

    0
    2009年12月27日
  • 秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし ~宇都宮餃子はなぜ日本一になったか~(小学館101新書)

    Posted by ブクログ

    官民一体での町おこしの成功例を簡単にまとめた一冊。さらっとまとめられているので読みやすい。
    公共事業の特性や民間発で動き始める際の苦労など、とくに目新しい内容はなかったが、官民一体系の事業に携わるときには斜め読みしてもいいかもしれない。

    0
    2014年01月26日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!