五十嵐幸子の作品一覧
「五十嵐幸子」の「秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし ~宇都宮餃子はなぜ日本一になったか~(小学館101新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「五十嵐幸子」の「秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし ~宇都宮餃子はなぜ日本一になったか~(小学館101新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
餃子と言えば「宇都宮」と言われるようになって久しいが、それにいたるまでの取り組みが簡潔にまとめられた一冊だ。宇都宮市の職員研修で1グループが餃子に着目したことがきっかけだったと言うのが実に面白い。職員自らの「ジモト・リサーチ」から生まれた観光資源といっても過言ではないだろう。
もうひとつ、本書の題名にもなっているが、官民連携がとてもうまくいったと言う印象がある。官と民との役割分担がしっかりしている。官がスキームをつくり、民がフレシキブルな発想のもと動いていくといった構図だ。とかくメディアが注目するようになると、とても醜い話しだが、冠争いが勃発する。しかし、メディアの注目は、大抵の場合、一
Posted by ブクログ
「宇都宮」といったら、「餃子」というイメージに今では何の違和感もありません。これが、「宇都宮の名前が知られていない」という悩みを抱えた宇都宮市役所の職員研修をきっかけとして、20年にも満たない間に定着したものだとは思いもしませんでした。宇都宮市の職員が総務庁(現総務省)の家計調査データ「餃子消費量日本一」を見つけ、「餃子で宇都宮をPRする」という町おこしをスタートさせたわけです。
しかし、決して順調に進んだわけではなく、そもそもの宇都宮餃子会の立ち上げすら、異論が続出し、賛同者は5名にすぎなかったそうです。その後の、ニセ宇都宮餃子問題、協同組合化、実験店舗の営業譲渡などさまざまな困難に立ち向か