作品一覧

  • 開花アパートメント 1
    4.5
    1~3巻792~836円 (税込)
    大正末期、翻訳家・藤が引っ越した先は 雅趣あふれる「開花アパートメント」。 そこでは住人全員が秘密を抱えていた。 亭主を手にかけた「毒殺婦人」に歳の離れた探偵コンビ、 不自然なほどに仲睦まじい二組の夫婦……。 妖しき人間模様が絡み合う集合住宅奇縁譚。 新鋭・飴石のデビュー作、第1巻!

ユーザーレビュー

  • 開花アパートメント 3

    Posted by ブクログ

    生き甲斐を教えてくれ。死ぬ気では死ねない。

    たった2つの文章に、この物語の全てが詰まっている。何て怜悧で切実なんだろう。
    呪縛であり、執着であり、愛でもあることを、人は秘密と呼ぶのかもしれない。

    0
    2025年06月15日
  • 開花アパートメント 3

    購入済み

    うっとり

    絵といい、台詞といい、本当にステキ。まるで世の中の縮図のように、いろんな人がいろんな事情や想いを秘めて生きているアパートメント。そんな中での、住人同士のやり取りや些細な変化が心配だったり嬉しかったり。何度も読み返したくなる、小説のような漫画です。

    #深い #感動する #切ない

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    2025年06月15日
  • 開花アパートメント 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大正もの。あるアパートの住人たちが執着している事柄の話が描かれる。相変わらず人物ごとの煮詰まった澱みを感じられるのがいい。黒色が印象的な漫画だが、その黒も何色もあるように思える。

    お話は奇妙な3人の同性関係が描かれる「花に嵐」が好みだった。一人は水面に出られたが、一人は逆に沈んでいくようなラストシーンが良い。

    形見分けで得た本に書かれていた文章から、故人が見たがっていた彗星を探す「夜もなごり」の雰囲気も好み。ある種の呪いのようなものを真っ当に引き継がれることになったが、やはりそれも受け入れるのだろうかなどと思った。

    0
    2025年05月30日
  • 開花アパートメント 3

    Posted by ブクログ

    登場人物ひとりひとり抱えているものが同じようで全員違うのがすごい
    和服着てる人も洋服着てる人も出てきて見てて楽しい

    0
    2025年04月29日
  • 開花アパートメント 1

    Posted by ブクログ

    装丁が素晴らしい。気合の入った同人誌かと思った。遊び紙はタントセレクトTS-10? 高級アパートのロビー感がすごくて、開いた瞬間に作品世界に引きずり込まれる。ぜひ紙で手に入れてほしい。カバー裏さえラグジュアリー。

    謎めいた住人が集まる高級アパートでの、謎解き短編連作集。謎解きといえど大きな事件を解くのではなく、住人それぞれの抱える「謎めき」に触れてみる、といった感じか。
    近代日本の美、それも明治・大正期の華やかな美に加えてほんのりと退廃の香る美に触れたい人にとって垂涎の一冊。作画、台詞回しのテイストまでそれらしく、特に自然光の下の光と影が非常によく描かれている。
    近代文学好きの自分にとっては

    0
    2024年10月07日

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