経済的自由になるための基本的な考え方を学べる良著。経済的自由になることがテーマのあらゆる本があるが、基本的な考え方は本書に集約される。また、具体的な手法などの記述はなく、あくまで考え方が記されている。一部成功事例の記述があるが、日本での再現性があるものではない。本書で基本的な考え方を学んだ後、日本の税制などを学び、勤務会社の副業可否、自身の資産(負債)状況などから具体的な具体的な行動目標を考える必要がある(「お金の大学」のように具体的な手法などが記された本を読み、実行する)
また、学び続けることの重要性と実行することの大切さが全体を通して記述されている。
本書のポイントを自分なりにまとめまし...続きを読む た
① お金持ちはお金のために働かない
お金持ちはお金に働いてもらう仕組み作り(株式投資や不動産投資、経営など)を構築し、お金がお金を作り出す資産を増やす。一方、経済的に中流階級以下の者は車や家を高額のローンで購入し負債を増やす。負債が増えると毎月の支払いに追われお金のために働くことになる(本書ではラットレースと例えられている)。
また、学校は雇われ者にフォーカスした教育がされ金融知識は教育されない。お金に関して学び続ける必要がある。無知は不要な支出や負債を招く。
②お金の流れの読み方を学ぶ
資産と負債の違いを理解する。中流階級以下の者は持ち家を資産と思い込む。これはお金に関して無知でありお金の流れが理解していないことが原因の誤解。資産が収入をもたらし、負債が支出をもたらすことを理解する。
③自分のビジネスを持つ
自身の時間を切り売りしなくてもいいビジネスは著者の考えによると株式などと同様に「本当の資産」にあたる。自身がいなくても収入を生み出すビジネスを持つことで資産の購入が加速。資産が資産を産む好循環が生まれ経済的自由が近づく。
④会社を作って節税する
社会保険など一部の税金のは「労働所得」が課税対象。「事業所得」への課税は労働所得と比較して少ない。また、事業活動のための物品購入や接待にかかった金額は「経費」として申告し、課税所得額を抑えることで節税する。節税は悪ではない。法律を知り合法的に節税することが大切。副業をして節税する(収入に対する課税所得額割合を減らす)
⑤お金持ちはお金を作り出す
そもそもお金というものは存在しない。「これがお金だとみんなが同意したもの」がお金である。
お金持ちは頭を使ってお金を作り出す。例えば4000万円の掘り出し物の不動産を購入。5000万円で売り1000万円の利益を出す。これは実際にお金を動かしたのではなく売り手と買い手の「同意」が動き回った結果である。
中流階級以下の者はリスクを恐れ貯金するが、許容できるリスクを負って不動産などの取引を実行することが大事。損をせずに成功した人はいない。何度も繰り返しチャレンジすることで学び成長する。恐怖心に打ち勝つことが重要。
⑥お金のためではなく学ぶために働く
専門を深く学ぶのではなく広く浅く学ぶ。専門的な知識や技術に偏るとほかの産業では役に立たない人材になり、組合が必要になる(他に選択肢のない崖っぷちの状況)。
才能だけでは成功しない。長い目で学ぶ姿勢が大事。文才があってもセールスの知識がなければ成功しない。セールスを学ぶための職業を選ぶなど新しいことを学ぶために職業を選択する(転職は難しいため、学ぶために副業をするなど)