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  • まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比
    4.2
    【内容紹介】 意見や考え方の違う相手の話を 「我慢をせずに、ちゃんと聴く。」 「叶えないけど、ちゃんと聴く。」 「従わないけど、ちゃんと聴く。」 これは聴き方次第で実現する、と著者は語る。 上司部下の関係であっても、親子関係であっても、上意下達のコミュニケーションだけでは上手くいかないことを実感している人にとって、本書はたくさんのヒントを与えてくれるだろう。 また本書のユニークなところは、聴くことを大切に扱いながらも 「聴くだけでは上手くいかないことがある」 「教える・叱るなどの伝える行為も大切である」 という読者のリアルな悩みに寄り添っているところでもある。 「聴く」についての理論と、実践のための具体的なヒントとともに、聴くと伝えるの両立をどのようにしていくのか?について、本書を通して一緒に考えていきたい。 【推薦者・読者からの声】 伊藤羊一さん(『1分で話せ』) タイトルを見てピンと来なかった方、まず読んでみてほしい。 著者が積み上げてきた10年の蓄積を、みなが心と体で、正面から受け止めた時、この社会はもっと幸せになる。 梅田悟司さん(『「言葉にできる」は武器になる』) 聴いてくれる人がいるから、話したくなる。 深い対話のはじまりには、いつだって、ちゃんと聴いてくれる人の存在がある。 篠田真貴子さん(『LISTEN』『ALLIANCE』) これからの企業価値の源泉は独自性や創造性。だから多様性が重視される。 「まず、ちゃんと聴く」、つまり自分とは異なる他者の肯定的意図を受け取るのが出発点だ。 そうすれば事業のパフォーマンスも組織風土も、大きく飛躍すると私は信じている。 堀内勉さん(『読書大全』『ファイナンスの哲学』) 「聴く力」のポイントは「共感力」だ。「相手の立場に立ってみる」、つまり立場を逆転して考えてみるという、視点の「コペルニクス的転回」だ。 でも、ただ考えただけで相手の立場に立てる訳ではない。完全に相手の立場を理解できなくても、その不断の努力を怠らない姿勢こそが「共感力」なのだ。 物事をブレークスルーするために、視点の転換は欠かせない。それがヘーゲルの弁証法で言うアウフヘーベンのための前提なのである。「相手を変えたければ、まず自分が変わらなければならない」と言うが、本書はそのための理論と実践の書なのである。 仲山進也さん(『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則』) 定義があいまいなビジネス書が多い中、ちゃんと定義されているのが気持ちよく、表層的なノウハウ本に書いてあることへの違和感がちゃんと書いてあって信頼できる。 チームビルディング視点で言えば「心理的柔軟性のつくり方」と「ストーミング(混沌期)の作法」のヒントがいっぱいであった。 三浦将さん(『自分を変える習慣力』『リーダーのコミュニケーション習慣力』) 発売日数日前にして、バカ売れしているらしい。「傾聴」について、これくらい、丁寧に、そして分かりやすく書かれている本なのだから、「そりゃ売れるよな」というのが実感です。 【目次】 第1章 まず、ちゃんと聴く。 第2章 ちゃんと聴くを分解する 第3章 伝えるを分解する 第4章 「聴く」と「伝える」の黄金比  第5章 「聴く」「伝える」「両立する」3つの技術を高める 第6章 3つの技術を高めた先にあるもの

ユーザーレビュー

  • まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比

    Posted by ブクログ

    ビジネスシーンの例が多いですが、誰でも、必ず、日々のシチュエーションと照らし合わせると、学びがある一冊だと思います。

    私は友人との日常会話で、自分が会話の流れを切ってしまったり、あらぬ方向へ会話を逸らしてしまったりすることが大きな悩みとしてありました。相手の話が聴きたいのに、自分が口を挟むから結局会話の多くを自分の話が占めてしまう。聴く力が足りない、もっと相手の話を深掘る方法が知りたいと思ってこの本を手に取りました。

    相手の言動には必ず肯定的意図がある。
    相手の肯定的意図をwithoutジャッジメントで聴く。
    まず、ちゃんと、聴く。

    この本で学んだ一番大事なことをメモのようにここに記して

    0
    2025年05月03日
  • まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比

    Posted by ブクログ

    傾聴に興味があり、ちゃんと聴くとはどういうことなのか理解したいと思い購入した。
    まず、ちゃんと聴くとは、自分の判断なしに相手に肯定的意図があると念頭に置いた上で話を聴くことである。この本は聴く上での信念(あり方)をメインにした本
    まとめ
    聞くと聴くの違いを理解した上で、話をきく際に今はどちらの状況なのか気づき、状況に応じた使い分けができるようになろう


    気づき
    1.自分と異なる意見の時は聴くのが有効、同じ時には聞くのが有効
    2.自分の多面性を認めることで、相手の話を深く聞ける
    3.脳内のイメージは否定と肯定の区別がつかない

    todo
    人と話をする時は聞くのか聴くのか意識する
    なぜ(why)

    0
    2025年03月05日
  • まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比

    Posted by ブクログ

    聞くと聴くは違う。
    聞くというのは常に自分視点であり、基本的に同意するか反対するか、そして、上下関係的なコミュニケーションになりがちですが、後者の場合は、相手の関心ごとに対してなぜではなく何かと言うところで話を広げていくことがそうです。視点は常に相手に置いており、反応としても寄り添い方受け止め方となります。ゆえに横の関係を構築しやすいです。

    そもそも、人の傾聴スキルと言うものは、非言語的なスキルをどれだけ高めるか決まります。相手と話を深掘りするためには解像度を上げる必要があり、解像度を上げるためには何でも話してもらう力というものが必要です。

    そして、ここでなぜ傾聴の本であるのに、伝えるを扱

    0
    2025年02月10日
  • まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比

    Posted by ブクログ

    すっと話が入ってきて、実践したくなる、かなり良い本だと思いました。聞くと聴く。withジャッジメントかwithoutジャッジメントか。あり方とやり方とコンディションの掛け算など。自分が会社で普段意識していることを文章として客観的に見直す良い機会になった。全然できていないと思うのだけど、そうだからこそ意識して変えていきたいと思った。積読本になっていたけど、正月休みにゆっくり読めてよかった。

    0
    2025年01月03日
  • まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比

    Posted by ブクログ

    「肯定的意図があると信じる。」すごく刺さりました。この本を読んだ後から日常生活でもこの言葉をいつも留めてます。
    あらゆる自分の気持ちを容認することは肯定的意図を容認するために必要。との言葉も凄く納得。
    「まず、ちゃんと聴く。」のタイトルから想像した以上の広がりがある内容でした。

    0
    2024年12月14日

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