櫻井将のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジネスシーンの例が多いですが、誰でも、必ず、日々のシチュエーションと照らし合わせると、学びがある一冊だと思います。
私は友人との日常会話で、自分が会話の流れを切ってしまったり、あらぬ方向へ会話を逸らしてしまったりすることが大きな悩みとしてありました。相手の話が聴きたいのに、自分が口を挟むから結局会話の多くを自分の話が占めてしまう。聴く力が足りない、もっと相手の話を深掘る方法が知りたいと思ってこの本を手に取りました。
相手の言動には必ず肯定的意図がある。
相手の肯定的意図をwithoutジャッジメントで聴く。
まず、ちゃんと、聴く。
この本で学んだ一番大事なことをメモのようにここに記して -
Posted by ブクログ
傾聴に興味があり、ちゃんと聴くとはどういうことなのか理解したいと思い購入した。
まず、ちゃんと聴くとは、自分の判断なしに相手に肯定的意図があると念頭に置いた上で話を聴くことである。この本は聴く上での信念(あり方)をメインにした本
まとめ
聞くと聴くの違いを理解した上で、話をきく際に今はどちらの状況なのか気づき、状況に応じた使い分けができるようになろう
気づき
1.自分と異なる意見の時は聴くのが有効、同じ時には聞くのが有効
2.自分の多面性を認めることで、相手の話を深く聞ける
3.脳内のイメージは否定と肯定の区別がつかない
todo
人と話をする時は聞くのか聴くのか意識する
なぜ(why) -
Posted by ブクログ
聞くと聴くは違う。
聞くというのは常に自分視点であり、基本的に同意するか反対するか、そして、上下関係的なコミュニケーションになりがちですが、後者の場合は、相手の関心ごとに対してなぜではなく何かと言うところで話を広げていくことがそうです。視点は常に相手に置いており、反応としても寄り添い方受け止め方となります。ゆえに横の関係を構築しやすいです。
そもそも、人の傾聴スキルと言うものは、非言語的なスキルをどれだけ高めるか決まります。相手と話を深掘りするためには解像度を上げる必要があり、解像度を上げるためには何でも話してもらう力というものが必要です。
そして、ここでなぜ傾聴の本であるのに、伝えるを扱 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【なぜ】「聴く」ことが苦手だと感じていたため改善したい気持ちから一読
★5.0の5点
【どう】終始、素晴らしい内容。自己啓発内容も込みで素晴らしい。
5章までの内容は何度でも振り返りたい程の深い内容。
6章以降はいわゆる自己啓発の極み。全くの同感であり、私も価値観から仕事のビジョンが見えてきた1人。
これまで自分から伝えることしか出来てなかったと反省。相手と同じ景色を見に行くことを実践したい。
【学び、備忘録】
・「駆け込み乗車はおやめください」→「次の電車をお待ちください」 日頃から前向きなフィードバックを意識したい
・展開→具体→抽象→俯瞰
・「なぜ」を「何」に置き換えてみる。一緒に探そ -
Posted by ブクログ
・聴く:without ジャッジメントで、意識的に耳を傾ける行為
・相手の言動の背後には肯定的な意図があると信じている
・聴く力は「なんでも話してもらう力」と「解像度を上げる力」にわけることができる
・自分が肯定的意図を持てるのは、自分が認識・共感できる範囲に限られている
・肯定的意図という信念を持つということは、つまり異なる「意見」をぶつけ合う前に、お互いの「意図」を交換し合おうという意思を持つことだ
・非言語スキルの上級者になると、相手よりもその世界を味わってしまう。楽しい話を相手がしているときに、自分のほうが楽しんでしまう
・同じ言葉を使う:目的は相手が主観的な世界から抜けないこと
・「 -
Posted by ブクログ
要約:効果的な対人コミュニケーションについてのハウトゥがメインの内容。
- **肯定的意図**:相手に安心感を与える非言語スキルと解像度を上げる言語スキルが重要。
- **4つの質問**:展開、具体化、抽象化、俯瞰で話を十分に聞ける。
- **具体化と抽象化**:場面の具体化は5秒間を切り取る目安に、未来に役立つ抽象化には具体が必要。
- **質問の方法**:「なぜ?」よりも「何?」を使う。
- **自己開示**:相手に自己開示して欲しいなら、自分から自己開示する。
- **聴く技術**:信念×非言語スキル×言語スキル
- **聴く力**:聴く技術×コンディション
- **ゾーン3に注目**