まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比

まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比

1,683円 (税込)

8pt

【内容紹介】
意見や考え方の違う相手の話を
「我慢をせずに、ちゃんと聴く。」
「叶えないけど、ちゃんと聴く。」
「従わないけど、ちゃんと聴く。」
これは聴き方次第で実現する、と著者は語る。

上司部下の関係であっても、親子関係であっても、上意下達のコミュニケーションだけでは上手くいかないことを実感している人にとって、本書はたくさんのヒントを与えてくれるだろう。

また本書のユニークなところは、聴くことを大切に扱いながらも
「聴くだけでは上手くいかないことがある」
「教える・叱るなどの伝える行為も大切である」
という読者のリアルな悩みに寄り添っているところでもある。

「聴く」についての理論と、実践のための具体的なヒントとともに、聴くと伝えるの両立をどのようにしていくのか?について、本書を通して一緒に考えていきたい。

【推薦者・読者からの声】

伊藤羊一さん(『1分で話せ』)
タイトルを見てピンと来なかった方、まず読んでみてほしい。
著者が積み上げてきた10年の蓄積を、みなが心と体で、正面から受け止めた時、この社会はもっと幸せになる。

梅田悟司さん(『「言葉にできる」は武器になる』)
聴いてくれる人がいるから、話したくなる。
深い対話のはじまりには、いつだって、ちゃんと聴いてくれる人の存在がある。

篠田真貴子さん(『LISTEN』『ALLIANCE』)
これからの企業価値の源泉は独自性や創造性。だから多様性が重視される。
「まず、ちゃんと聴く」、つまり自分とは異なる他者の肯定的意図を受け取るのが出発点だ。
そうすれば事業のパフォーマンスも組織風土も、大きく飛躍すると私は信じている。

堀内勉さん(『読書大全』『ファイナンスの哲学』)
「聴く力」のポイントは「共感力」だ。「相手の立場に立ってみる」、つまり立場を逆転して考えてみるという、視点の「コペルニクス的転回」だ。
でも、ただ考えただけで相手の立場に立てる訳ではない。完全に相手の立場を理解できなくても、その不断の努力を怠らない姿勢こそが「共感力」なのだ。
物事をブレークスルーするために、視点の転換は欠かせない。それがヘーゲルの弁証法で言うアウフヘーベンのための前提なのである。「相手を変えたければ、まず自分が変わらなければならない」と言うが、本書はそのための理論と実践の書なのである。

仲山進也さん(『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則』)
定義があいまいなビジネス書が多い中、ちゃんと定義されているのが気持ちよく、表層的なノウハウ本に書いてあることへの違和感がちゃんと書いてあって信頼できる。
チームビルディング視点で言えば「心理的柔軟性のつくり方」と「ストーミング(混沌期)の作法」のヒントがいっぱいであった。

三浦将さん(『自分を変える習慣力』『リーダーのコミュニケーション習慣力』)
発売日数日前にして、バカ売れしているらしい。「傾聴」について、これくらい、丁寧に、そして分かりやすく書かれている本なのだから、「そりゃ売れるよな」というのが実感です。

【目次】
第1章 まず、ちゃんと聴く。
第2章 ちゃんと聴くを分解する
第3章 伝えるを分解する
第4章 「聴く」と「伝える」の黄金比
第5章 「聴く」「伝える」「両立する」3つの技術を高める
第6章 3つの技術を高めた先にあるもの

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「肯定的意図があると信じる。」すごく刺さりました。この本を読んだ後から日常生活でもこの言葉をいつも留めてます。
    あらゆる自分の気持ちを容認することは肯定的意図を容認するために必要。との言葉も凄く納得。
    「まず、ちゃんと聴く。」のタイトルから想像した以上の広がりがある内容でした。

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    コテンラジオで篠田真貴子さんの話を聞いて読んでみた本。こういうテーマは大体精神論のごり押しで腑に落ちないことが多いけれど、あり方含めてロジカルに整理されていてとてもわかりやすい。聴くを実践しながら何度も読み返したいと思える一冊。

    0
    2024年12月09日

    Posted by ブクログ

    ためになった。Withoutジャッジメントで聴くということがどれほどできているだろうか考えさせられた。うまくは聴けていないかもしれないが、ちゃんと聴くのは心掛け次第で誰にでもできる。「一般的には」「普通は」「客観的に見たら」「みんな」「他の人も」という言葉が浮かんだら自分の意見の正しさを証明しようと

    0
    2024年08月29日

    Posted by ブクログ

    「聴く」とは何かを論理的にわかりやすくまとめてくれている。それは単に表面的に黙って聞いているということではない。肯定的意図という信念をもって、相手の関心事に関心をもち判断をいれず(withoutジャッジメント)に聴くということだという。そしてその信念(あり方)と非言語・言語によるスキルを使って初めて

    0
    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    ・聴く:without ジャッジメントで、意識的に耳を傾ける行為
    ・相手の言動の背後には肯定的な意図があると信じている
    ・聴く力は「なんでも話してもらう力」と「解像度を上げる力」にわけることができる
    ・自分が肯定的意図を持てるのは、自分が認識・共感できる範囲に限られている
    ・肯定的意図という信念を持

    0
    2024年01月09日

    Posted by ブクログ

    ・肯定的意図という概念が非常に価値を感じた。この考え方に触れるだけでも、この本の価値がある。
    ・相手の関心ごとに関心を寄せる
    ・イメージが実現しやすいという修正を利用したギャップフィードバックの仕方

    0
    2023年12月29日

    Posted by ブクログ

    まず、ちゃんと聴く。この短い言葉を、「まず」「ちゃんと」「聴く」に分解して分解能を上げて丁寧に説明した本。コミュニケーションの質に悩む方には必須の指南書になると思う。あと1度読んだだけでは、ステップ2の知っているができないの状態。ここからステップ3の考えればできるに持って行けるかがカギとなる。実践し

    0
    2023年12月17日

    Posted by ブクログ

    コミュニケーションの必須スキルである「聴く」。これがちゃんとできているかは、いつも不安になる。意見が違う人とのコミュニケーションは本当に難しいと感じていたのだが、本書にある「我慢をせずに、ちゃんと聴く」「(相手の要望を)叶えないけど、ちゃんと聴く」「従わないけど、ちゃんと聴く」というのが目から鱗。こ

    0
    2023年11月04日

    Posted by ブクログ

    要約:効果的な対人コミュニケーションについてのハウトゥがメインの内容。

    - **肯定的意図**:相手に安心感を与える非言語スキルと解像度を上げる言語スキルが重要。
    - **4つの質問**:展開、具体化、抽象化、俯瞰で話を十分に聞ける。
    - **具体化と抽象化**:場面の具体化は5秒間を切り取る目安

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    without judgmentで聴く
    なぜそう思うのか、何がそう思わせるのか
    どんな行いにも肯定的意図があると考える
    相手の見ている景色を見ようとする
    自分の中に複数いる(時には矛盾している)自分のどれか一つが正解で後を悪者としないで、全て自分だと考えて活かし合う=自分の中の多様性を認める

    0
    2024年12月21日

まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

同じジャンルの本を探す