益田肇の作品一覧
「益田肇」の「人びとの社会戦争 日本はなぜ戦争への道を歩んだのか」「人びとのなかの冷戦世界 想像が現実となるとき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「益田肇」の「人びとの社会戦争 日本はなぜ戦争への道を歩んだのか」「人びとのなかの冷戦世界 想像が現実となるとき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
読み応えがあり、知らなかった大正昭和が見えてくるとともに、現代を見ているような恐ろしさがあった。当時の市井の人々の日記、手紙等を丁寧に読み込み、時代の空気を再現する手法は高い専門性あってのことだろうが、庶民の声だからこそ読者に直接響くとともに、時代の空気感というふんわりしたイメージを具体的にあぶり出していて感服した。
知の冒険としては、とても楽しかった一方で、特定の思想に強くコミットした人々が突如現れるのではなく、その時その時の「解放」と「引き締め」双方の立場にとって、最もフィットするイデオロギーに一気に流れ込むという現実、しかも、それは繰り返されるということに空恐ろしさを感じた。
きっとこの
Posted by ブクログ
"戦争は政府や軍部の暴走で起こったのではなく、国民が戦争を望む気持ちを内面化していったから起こったのだ"ということを、日記や新聞記事から丹念に拾い集めた市井の人の声から解き明かしていこうと試みている。
2ヶ月くらいかかったけど、解放の時代だった大正時代から一転、保守的な方向を望む当時の人々が戦争に向かっていく様子が臨場感に満ちていて、飽きることなく読み切れた。
最後の章では歴史を現代の視点で読み解くことの危うさを丁寧に丁寧に説明していて、今の、そしてこれからの日本で戦争を起こさないために私たちはどうすればよいか、考えさせられた。
圧倒的な量の資料を読み込むことで「歴史はこ
Posted by ブクログ
昨年の戦後80年というモーメントでは日本が行った戦争についての書籍に数々巡り合い集中して読んできました。そのどれもが興味深く、また現在を考えるための視点を与えてくれました。80年という時間はたまたまの8回目のディケイド、というだけですが、それは日中戦争から太平洋戦争までの出来事を冷静に分析するための資料を蓄積し研究者を育成するために必要な期間だったのかもしれないと思っています。同時にこの社会から戦争の記憶を持つ人々が去っていくタイミングでもあります。ある種、今しかない現在性がこのテーマ関連の書籍の充実に繋がっているのではないでしょうか。本書はその中でも非常に大きなインパクトを持っていました。あ