配信予定・最新刊

作品一覧

  • 人類進化 私たちはいかにしてヒトになったか
    NEW
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    私たちはいかにしてヒトになったか? 「ダンバー数」で世界的に有名な進化心理学者ロビン・ダンバーの代表作、待望の文庫化。生物学、神経科学、遺伝学…多彩な視点から人類進化の謎に迫る。 サルはいかにしてヒトになったか? 私たちはなぜ木から降りることを決断したのか? 狩猟採集をしながら世界中を旅してきた私たちは、なぜ歩みを止めて定住し、農耕を始めたのか? ほかの人類種が絶滅してゆく中、なぜ私たちホモ・サピエンスだけが生き残ったのか? 「ダンバー数」で世界的に知られ、 人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した進化心理学者ダンバーが、 生物学、神経科学、遺伝学など多彩な視点から 人類進化の謎を解き明かした不朽の名著、待望の文庫化。 ■ ■ ■ 人類進化の本筋にせまる著作だ。 私たちヒトという生物がどこから来て、どんな生き物なのかを知りたい人々には、是非お勧めしたい。 ――長谷川眞理子(進化生物学者、総合研究大学院大学名誉教授/「解説」より) 圧倒的な面白さ。 ――瀬名秀明(作家、「週刊ダイヤモンド」書評より) 運命を分けた集団形成の差。 ――柄谷行人(哲学者、「朝日新聞」書評より) 何よりも時間のやりくりに着目した視点自体が面白い。 ――森山和道(サイエンスライター「日経サイエンス」書評より)
  • 宗教の起源 私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか
    4.4
    1巻3,300円 (税込)
    科学が隆盛を極める現代においても、 宗教は衰えるどころかますます影響力を強めている。 ときに国家間の戦争を引き起こすほど 人々の心に深く根差した信仰心は、なぜ生まれたのか? そして、いかにして私たちが今日知る世界宗教へと進化したのか? 「ダンバー数」で世界的に知られ、 人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、 人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から 「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、 かつてないスケールの大著。待望の邦訳刊行。 ■ ■ ■ 集団内に協力行動を生みだす信仰心も、 集団の外に対しては反社会的行動の原動力となる。 宗教的アイデンティティが国家に利用されるとき、悲劇は起こる。 ――フィナンシャル・タイムズ紙 宗教と人間の生活のあり方は、かくも複雑なのである。 本書は、その両方を進化的ないきさつから説明しようと、 真に大きな考察を展開しようと試みる大作である。 ――長谷川眞理子(進化生物学者、総合研究大学院大学名誉教授/「解説」より) ■ ■ ■

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  • 「組織と人数」の絶対法則―人間関係を支配する「ダンバー数」のすごい力
    3.7
    1巻2,090円 (税込)
    5,15,50,150... この数字からは誰も逃れられない! 「友だちの数」「生産性の高いチームのメンバー数」「縦割り化する会社の社員数」 カギを握るのは、進化がもたらした「社会脳」だ! 強力なチームに共通する「ルール」とは? 信頼や絆を深めるための秘策とは? 進化心理学が導く科学的組織論。 世界中のあらゆる場所で見られる、 社会的なネットワークの典型的なサイズを示す ダンバー・グラフの人数: 5人 もっとも親しい友人の数。 迅速に決断を下すことができ、 結果を出すことが重視されるチームに最適な人数。 15人 親友の数。 多様な情報源とアイデアに恵まれる、 ブレインストーミングに適したグループの人数。 50人 良好な関係の友人の数。 何らかのリーダーシップを必要とせずに、 民主的に運営できる集団の最大の人数。 150人 友人の数(ダンバー数)。 この人数を超えると「内集団」と「外集団」に分かれてしまい、 互いに対する信頼が薄れる。

ユーザーレビュー

  • 人類進化 私たちはいかにしてヒトになったか

    Posted by ブクログ

    ヒトの進化を知る中で、日常の当たり前が氷解した。

    毛繕い、笑い、音楽、宴(飲み会)、言語、宗教への展開は直線的ではなかったにしろ、線上にある。

    世の中、全てがリモートワークやオンラインにならない理由は本書に記されているのかもしれない。また、ライブやBBQがなぜ楽しいのか、少なからず理解の糸口を得た。

    非合理的な行動を合理的に理解できる。ヒトの行動に理解できない方におすすめの一冊

    0
    2025年10月14日
  • 宗教の起源 私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか

    Posted by ブクログ

    社会学、哲学、人類学、宗教学などの様々な立場からの宗教研究について、具体的な世界各地の宗教や信仰を例示しながら解説している。索引も細やかで再読しやすい。

    0
    2025年07月11日
  • 宗教の起源 私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか

    Posted by ブクログ

    キリスト教の本質を読んだあとにきになっていた本。紹介文でアニミズムやシャーマン文化について触れていたのが手に取るきっかけだったのだけれど、宗教が脳の発達や増えすぎた人間の適応の結果であることや、人間の社会的集団の人数の限界についての考察が面白い。宗教がある一定の信者数を超えると分裂することがわかり、それを超えないようにしている宗教があることなどタイトルからは思いもよらなかった内容に驚いた。
    集団人数についてパーティーに置きかえると、予々思っていた大規模になりすぎると野暮な客や調和しない客が混ざって雰囲気が損なわれることが多々あり、適切な規模のやや閉ざされたパーティーが良いのではないか?と考えて

    0
    2025年06月01日
  • 宗教の起源 私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか

    Posted by ブクログ

    私が改めて述べるまでもないような名著。人間の脳のサイズから、集団が安定的な社会関係を維持できるとされる人数の認知的な上限(約150人)を示したロビン・ダンバー。彼の名を取ったダンバー数という言葉もよく聞くが、本書ではそうした考察を基礎とし、宗教について考える。

    宗教といっても大きく「シャーマニズム宗教」と「教義宗教」ということで本書では区別して定義され、前者は道徳的な戒律が必ずしもあるわけではなくロールプレイを基礎とした儀式が主となるが、後者は、道徳的な戒律、聖書や仏典のような書物、教会のような空間、ロールプレイを規定した儀式がパッケージ化されたものだ。この教義宗教において、独自の「解釈」が

    0
    2025年03月07日
  • 「組織と人数」の絶対法則―人間関係を支配する「ダンバー数」のすごい力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なぜ組織の人員が増えると物事がうまく進まなくなるなるのか、について事例や研究結果を交えて答えてくれる本。
    組織が成功する要因を、目的、文化、学習、価値観、帰属意識、つながりの6要素とするスライブモデルを提案している。
    噛み砕いてしまえば、居心地の良い職場、気のおける同僚を作ろう、一緒の空間で仕事をしよう、ということだが、
    それを丁寧に解説、理論立てて説明している。
    読んでいて面白く、職場に対する気持ちが変わる本。

    生来のコミュ障にはかなり辛い内容ではある。コミュ障はメンタライジング能力低いか、ダンバー数の上限が人よりも低いのだろうか。

    0
    2024年12月28日

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