作品一覧

  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク
    3.5
    1巻1,485円 (税込)
    狂機誕生 家事 殺人 絵画 強盗 経営 すべてをこなすロボット、それがチク・タク もはやロボットを使うことは当たりまえになった。家事から医療、さらにロボットの製造まですべての分野でロボットが使役されている。人間の安全のためにロボットたちにはロボット三原則を遵守させる「アシモフ回路」が組み込まれていた。 だが、チク・タクにはその回路が作動していなかった。ペンキ塗りをしていたチク・タクは少女を殺し、その血で壁に絵を描く。おかしなことにその壁画が美術評論家に評価され、チク・タクは芸術家のロボットとして世の注目を集める。使役から解放され金を手に入れたチク・タクは、人間への“実験”(殺人、強盗、扇動などなど)を開始する――。 奇才スラデックによる英国SF協会賞受賞作のロボット・ピカレスク。
  • 溺れる少女
    3.5
    1巻3,850円 (税込)
    絵画「溺れる少女」に瓜二つの女性に魅入られた主人公は、精神に異常をきたす。怪談、都市伝説、人魚、人狼、カルト宗教……。信頼できない語り手による傑作サイコロジカル・ホラー。 ★ブラム・ストーカー賞受賞作 ★ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞受賞作 ★世界幻想文学大賞最終候補作 ★英国幻想文学大賞最終候補作 ★ネビュラ賞最終候補作 ★ローカス賞最優秀ファンタジー小説賞最終候補作 ★シャーリイ・ジャクスン賞最終候補作 ニューヨーク・タイムズはじめ各紙誌絶賛! ローカス賞、世界幻想文学大賞受賞作家の最高傑作! 驚異的な文学作品  ──ピーター・ストラウブ 読者を瞬く間に深淵に引きずりこむ  ──ブライアン・エヴンソン 【あらすじ】 狂気を宿した母ローズマリーと祖母キャロラインの記憶をたずさえて生きる、画家兼小説家のインプ。ある日、町で出会ったゲームライターのアバリンと恋をするが、ドライブ中の路上で裸の女性エヴァと出会い、物語が反転していく。11歳のときにはじめて見た絵画『溺れる少女』、セーヌ河で溺れた名なしの少女、赤ずきんちゃん、ルイス・キャロル、ブラック・ダリア、ウラジーミル・ナボコフ、ジェヴォーダンの獣、セイレーン……。エヴァに出会ったのは、夏の夜のルート122か、秋の夜のウルフ・デン・ロードか。真実と事実が入りまじる、新たなゴースト・ストーリー。ローカス賞、世界幻想文学大賞受賞作家の最高傑作。 【著者略歴】 1964年アイルランド・ダブリン生まれ。アメリカに移住し、大学で地質学と古生物学を学ぶ。92年頃から小説の執筆を始め、人気コミック『サンドマン』スピンオフ作品のシナリオも手がけた。ホラー、ダークファンタジーの優れた書き手として高い評価を得ており、98年、長篇『Silk』で国際ホラーギルド賞第一作部門を受賞。2012年には本作でブラム・ストーカー賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞(現アザーワイズ賞)を受賞。また24年には「縫い針の道」でローカス賞短篇部門を受賞したほか、世界幻想文学大賞など受賞多数。また、古生物学者として研究を続けるほか、音楽活動も行なっていた。邦訳に、『ベオウルフ 呪われし勇者』など。

ユーザーレビュー

  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク

    Posted by ブクログ

    1983年に書かれた本。初めて日本語で翻訳されて読んだ。ロボットの生涯、何を考え何をしたいのか自由意識をめぐって人間に仕えそこから得られ考え出したことを実験として実行して行く。
    AI と言われて毎日聞かない日はないけれど42年前に予言するような本を書いていたのかな。
    アシモフ三原則が作動していないロボットはどう行動するのか。チック・タックが捕まった後もその後何を目指すのか、空恐ろしく感じたけど続きあれば読みたい。2094年以降か。全てがSFで埋め尽くされていて、とても面白く一気に読めた。
    構成の仕方も面白い。

    0
    2025年05月11日
  • 溺れる少女

    Posted by ブクログ

    亡霊は伝染する。反転し、また反転する。
    読んでいるうちに、幻想と現実の境界線が曖昧になり、
    気づけば自分も物語の霧の中に迷い込んでいる…
     

    『溺れる少女』ケイトリン・R・キアナン

    いや…これは本当にすごい本だった。
    気軽に読める本ではまったくない。
    むしろ難解で、濃密で、容赦がない。

    語り手のインプは統合失調症の家系で、
    母も祖母も狂気の果てに自殺している。

    そんな彼女が語る物語なのだから、
    真実がどこにあるのか全く掴めない。

    いわゆる <信頼できない語り手>で
    読者はインプの紡ぐ言葉に終始揺さぶられ続ける。



    キーワードは主に2つ。

    ひとつは、ある夜、ずぶ濡れの裸で現れた

    0
    2026年02月24日
  • 溺れる少女

    Posted by ブクログ

    著書が、意図し計算し構成したこの世界
    戯曲や不思議の国のアリスなど様々な言葉遊びが混ざっているので、それらが頭に入っている人はよりこの世界に没入出来るのだろうな

    0
    2026年02月12日
  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク

    Posted by ブクログ

    翻訳SF特有の読みにくさが残るものの、ブラックユーモアに満ち溢れており、笑いながら読み終えることができた。約40年前の小説らしいですが、世界観がぶっ飛び過ぎていて読んでて古臭さはあまり感じなかった。
    チク・タクだけでなく登場人物は皆イカれており、チク・タクをはじめロボットの方がまともではないかと思うほど。読み進めると、なぜチク・タクがこんなロボットになったのか/こんな行動を起こすようになったのか、うっすら見えてくる。

    0
    2024年03月05日
  • 溺れる少女

    Posted by ブクログ

    とても面白かったですが、いかんせん長すぎて大変時間がかかりました。

    初めて本を切り取って保存しようと思いました。

    0
    2026年02月07日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!