鯨井久志のレビュー一覧

  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク

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    1983年に書かれた本。初めて日本語で翻訳されて読んだ。ロボットの生涯、何を考え何をしたいのか自由意識をめぐって人間に仕えそこから得られ考え出したことを実験として実行して行く。
    AI と言われて毎日聞かない日はないけれど42年前に予言するような本を書いていたのかな。
    アシモフ三原則が作動していないロボットはどう行動するのか。チック・タックが捕まった後もその後何を目指すのか、空恐ろしく感じたけど続きあれば読みたい。2094年以降か。全てがSFで埋め尽くされていて、とても面白く一気に読めた。
    構成の仕方も面白い。

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    2025年05月11日
  • 溺れる少女

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    亡霊は伝染する。反転し、また反転する。
    読んでいるうちに、幻想と現実の境界線が曖昧になり、
    気づけば自分も物語の霧の中に迷い込んでいる…
     

    『溺れる少女』ケイトリン・R・キアナン

    いや…これは本当にすごい本だった。
    気軽に読める本ではまったくない。
    むしろ難解で、濃密で、容赦がない。

    語り手のインプは統合失調症の家系で、
    母も祖母も狂気の果てに自殺している。

    そんな彼女が語る物語なのだから、
    真実がどこにあるのか全く掴めない。

    いわゆる <信頼できない語り手>で
    読者はインプの紡ぐ言葉に終始揺さぶられ続ける。



    キーワードは主に2つ。

    ひとつは、ある夜、ずぶ濡れの裸で現れた

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    2026年02月24日
  • 溺れる少女

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    著書が、意図し計算し構成したこの世界
    戯曲や不思議の国のアリスなど様々な言葉遊びが混ざっているので、それらが頭に入っている人はよりこの世界に没入出来るのだろうな

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    2026年02月12日
  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク

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    翻訳SF特有の読みにくさが残るものの、ブラックユーモアに満ち溢れており、笑いながら読み終えることができた。約40年前の小説らしいですが、世界観がぶっ飛び過ぎていて読んでて古臭さはあまり感じなかった。
    チク・タクだけでなく登場人物は皆イカれており、チク・タクをはじめロボットの方がまともではないかと思うほど。読み進めると、なぜチク・タクがこんなロボットになったのか/こんな行動を起こすようになったのか、うっすら見えてくる。

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    2024年03月05日
  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク

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    人間に危害を加えない「アシモフ回路」を持つはずのロボットが、その回路が機能していない状態を描いた作品。物語はロボットであるチクタク自身の一人称で語られ、彼が関わるさまざまな人物や社会の中で、奇妙で皮肉に満ちた出来事が連なっていく。いわゆるロボットSFの枠組みを借りつつも、展開は一筋縄ではいかず、むしろ人間社会の歪さや滑稽さを浮かび上がらせる構造で描かれる。

    読み進める中でまず感じたのは、時系列の把握の難しさ。過去と現在が交互に挿入されるような感じで、時系列を明確に示されないまま、語られている出来事がどの位置にあるのかを掴むのに苦労した。また、語り手であるチクタク自身も信用しきれない存在であ

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    2026年03月30日
  • 溺れる少女

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    とても面白かったですが、いかんせん長すぎて大変時間がかかりました。

    初めて本を切り取って保存しようと思いました。

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    2026年02月07日
  • 溺れる少女

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    途中までは面白く読んでおり、劇中劇のコンクリートの人魚は特に良かった。終盤は私に文章を味わう力が無くトーンダウンしてしまった。

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    2026年01月23日
  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク

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    日本語タイトルと訳がいまいちなセンスだったけれど、内容はなんかアメリカンサイコみたいな雰囲気を感じさせて嫌いではなかった。ロボットが人間に近づくことはすなわち劣化か退化かのよう。アシモフ回路がないだけでこうも人間のように堕ちる様は今後のAIとかの進化の欠点を浮き彫りにしそう。

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    2025年05月29日
  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク

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    ネタバレ

    話題の作品だったのと、あまりにもタイトルのインパクトが強かったので。表紙のイラストや装丁もかなり濃ゆい!でも一発でヤバい本だってわかるのがいい感じ。アシモフ回路という、人間で言う良心がすっぽりと抜け落ちたロボットはどうなっていくのか、がテーマの作品なのかな?チクタクはちょっとしたきっかけでアメリカ全土を巻き込む中心人物…中心ロボ物?になっていく。彼が目指すのは、目指すものは。ただアメリカ的表現やちょっとグロい表現もあるので、苦手な人はいるかも。

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    2025年02月17日
  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク

    Posted by ブクログ

    最後の後書きで、過去と現在が交互に書かれていたことを知ったが、なるほどなと思った。
    それを知らずに読んでいたから、話のストーリーがなかなか入ってこなかった。

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    2024年08月24日
  • チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク

    Posted by ブクログ

    SFが読みたい!2024
    1位ということで、解説文も興味惹かれ購入。

    1、ページ数が少ないのに、人名がおおすぎるー!
    2、ブラックユーモアがわからなすぎるー!
    3、現在過去の行き来がわかりずらすぎるー!

    の3点で、初心者向けSFではないように感じます。
    半分過ぎてからは慣れていくけど
    そこまでに、読むのやめようかとも、、、

    結局、ジョン・スラデックさんのことが知りたいがために奇才に寄り添いたく、最後まで読みました。
    が、足元にすがる思いでした。

    SFを読み慣れてる方、ブラックユーモアをさらりと受け入れられる方は、もっと、人間の汚らしさとか、ロボットのいる未来を想像して満足のいく内容では

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    2024年02月23日