作品一覧

  • 校閲記者も迷う日本語表現
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日々の新聞制作やニュースサイト編成を通じて、校閲記者たちは使い方に悩んだり間違えやすかったりする言葉や紛らわしい言葉の意味の違いと格闘しています。本書では、校閲記者たちが気になる言葉遣いについて質問を投げかけ、読者の感じ方を調査し、解説します。回答結果から見えてきた「言葉」の現況はいかに? 毎日新聞校閲センターが運営するサイト「毎日ことばplus」の人気コーナー「質問ことば」、待望の書籍化。 本書は、用法の間違いを指摘し、「使ってはいけない」と指導するものではありません。実際には、誤用とは言い切れないものもあるのです。なぜそのような表現が生まれるのか、その原因を究明するのが狙いです。校閲の赤入れ写真と解説で構成するコラム「つぶやき写真」で、視覚的な理解が深まります。言葉好きの人、誤りのない文章を書きたい人、校正・校閲者、必読の書。
  • 校閲至極
    3.8
    日本語のプロである新聞の校閲記者が、間違えやすいことば、意味を取り違えやすいことば、実は勘違いしている表現や慣用句などを取り上げて解説。 語源や言葉の変遷なども織り交ぜながら、楽しみながら読めて、日々の暮らしに役立つ知識が満載のコラム集。

ユーザーレビュー

  • 校閲至極

    Posted by ブクログ

    校正や校閲エッセイ、世の中に文章を届ける上で大事にしてるものがわかったり、あと申し訳ないのですがヒヤリハット事例やミス事例が勉強になります。

    0
    2025年01月26日
  • 校閲記者も迷う日本語表現

    Posted by ブクログ

    日本語というしなやかな言語を学ぶ大人の国語でした。

    日本人ならどんな日本語を使っても伝わるものは一つとして思っている人はいないでしょうか?
    この本を読んでから日本語って実は解釈違いをたくさん持ちやすい危険な言語だと思いました。普段から使う言葉でも実は正しく伝わってないのかもしれないとおそろしくなりそうでした笑
    文章や文脈の中身ではなく日本語によってそれが起きてしまうかもしれないということ、この本を読んで、あれ?私が思っている解釈って実はマイナー意見だったの?なんて思うところがいっぱいあると思います。
    なににせよ日本語って私たちが思っているよりもアップデートしてきているんですね。自分が普段から

    0
    2024年08月05日
  • 校閲記者も迷う日本語表現

    Posted by ブクログ

    「ほぼほぼ」「大丈夫」などの人によって使い方の分かれそうな言葉について、簡易的なアンケートをもとに分析・解説している。文法的にどうこうというより、世の中でどう使われているのかというところに重きを置いた解説で良かった。複数の辞書の記述を比較しているところも良い。

    0
    2024年03月03日
  • 校閲至極

    Posted by ブクログ

    校閲の仕事の素晴らしさ、日本語の難しさがとても伝わる本。1つのお話がとても短いので、空き時間も楽しめる。

    0
    2023年10月12日
  • 校閲至極

    Posted by ブクログ

    言葉の背景や由来が大事なんだね。と言っても、文中にあるように新聞社ごとにも表記ゆれがあるから、一般人は別に誤字・誤用に神経質になる必要全く無いな、と思った。辞書ごとにも意味にブレがあるしね。こだわり過ぎないようにしたいな。

    ら抜き言葉についての所めっちゃ同意!ら抜き言葉て数年前はよく論争になってたけど、今はもうあんまり見ないね。可能、尊敬、受身、どれなのか分かりにくいから、自分は可能の意味で使う時は積極的にら抜きにしてる!

    校閲て堅苦しいイメージだったけど、普通に「仕事の悩みあるある」「印刷物を取り扱う人の悩みあるある」とかがあって取っつきやすかったしサクサク読めた。
    面白かった。

    0
    2025年09月14日

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