毎日新聞校閲センターのレビュー一覧

  • 校閲至極

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    校正や校閲エッセイ、世の中に文章を届ける上で大事にしてるものがわかったり、あと申し訳ないのですがヒヤリハット事例やミス事例が勉強になります。

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    2025年01月26日
  • 校閲記者も迷う日本語表現

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    日本語というしなやかな言語を学ぶ大人の国語でした。

    日本人ならどんな日本語を使っても伝わるものは一つとして思っている人はいないでしょうか?
    この本を読んでから日本語って実は解釈違いをたくさん持ちやすい危険な言語だと思いました。普段から使う言葉でも実は正しく伝わってないのかもしれないとおそろしくなりそうでした笑
    文章や文脈の中身ではなく日本語によってそれが起きてしまうかもしれないということ、この本を読んで、あれ?私が思っている解釈って実はマイナー意見だったの?なんて思うところがいっぱいあると思います。
    なににせよ日本語って私たちが思っているよりもアップデートしてきているんですね。自分が普段から

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    2024年08月05日
  • 校閲記者も迷う日本語表現

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    「ほぼほぼ」「大丈夫」などの人によって使い方の分かれそうな言葉について、簡易的なアンケートをもとに分析・解説している。文法的にどうこうというより、世の中でどう使われているのかというところに重きを置いた解説で良かった。複数の辞書の記述を比較しているところも良い。

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    2024年03月03日
  • 校閲至極

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    校閲の仕事の素晴らしさ、日本語の難しさがとても伝わる本。1つのお話がとても短いので、空き時間も楽しめる。

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    2023年10月12日
  • 校閲至極

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    言葉の背景や由来が大事なんだね。と言っても、文中にあるように新聞社ごとにも表記ゆれがあるから、一般人は別に誤字・誤用に神経質になる必要全く無いな、と思った。辞書ごとにも意味にブレがあるしね。こだわり過ぎないようにしたいな。

    ら抜き言葉についての所めっちゃ同意!ら抜き言葉て数年前はよく論争になってたけど、今はもうあんまり見ないね。可能、尊敬、受身、どれなのか分かりにくいから、自分は可能の意味で使う時は積極的にら抜きにしてる!

    校閲て堅苦しいイメージだったけど、普通に「仕事の悩みあるある」「印刷物を取り扱う人の悩みあるある」とかがあって取っつきやすかったしサクサク読めた。
    面白かった。

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    2025年09月14日
  • 校閲至極

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    毎日新聞の校閲担当の方たちが交代で書いてるコラムをまとめた本

    取り上げられているテーマがどれも興味深いのはもちろん、語り口や趣味から書いてる人の人柄がちょっと見えてきてて、それも面白かった

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    2025年03月31日
  • 校閲至極

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    さらっと読めるコラム集。校閲という仕事のリアル、日本語の奥深さを知れる。新聞連載のワンコーナーを集めたものなので1ネタが短くスキマ時間での読書にもよい。
    オーディオブックで聴了したものの、これは文字の書籍で読むべき本だった。

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    2024年10月26日
  • 校閲記者も迷う日本語表現

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    タイトル通り、新聞記者が記事を書くとき、構成するときに迷う日本語表現について。

    意味が変わってきているもの。使われ方が変わってきているもの。必ずしも最新の辞書に反映されていなかったり、辞書によって形が変わってきたり施しているものなど、著者がTwitterで取ったアンケート結果をもとに、背景や自身の思いなども交えながら紹介している。

    日本語言語のような観点での解説もあり、時間をかけて丁寧に読む必要はあるが、興味をそそられながら読める。

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    2024年02月28日
  • 校閲至極

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    校正は字句・表現、体裁の誤りを正す。
    一方、校閲はファクトチェックも行う。
    本書は、毎日新聞の校閲部の記者さんたちが、業務で出会ったさまざまな事象を、時にご自身の失敗談も交えたコラムをまとめたもの。
    その守備範囲の広さに、びっくりする。

    たとえば、小津安二郎の映画『晩春』に言及した原稿。
    ヒロイン曽宮紀子が小野寺を「おじさま」と呼ぶ。
    原稿では彼を「叔父さま」と記していたが、本当にそうなのかを調べたりする。
    伊勢の観光PRキャラ「はなてらすちゃん」が「はなたらすちゃん」になっていたりする誤植を発見する。
    インタビューでの方言を、記事にするとき、どう扱うか。

    地名は本当にやっかいだそうだ。

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    2024年02月04日
  • 校閲記者も迷う日本語表現

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    ネタバレ

    「いつぶり」はおかしい、という人が多い。
    「なみなみならない」は「なみなみならぬ」というべき。
    「大丈夫です」という返事はあいまい。
    スポーツ選手の敬称は文字数がかさむためつけていないのが最初。
    太平洋戦争、第二次世界大戦、アジア太平洋戦争、どれが正しいか。教科書はアジア太平洋戦争。
    「すごい」+形容詞は書き言葉として許されるか。「すごく」+形容詞で書くべきか。すごいうれしい、すごくうれしい。すごい重い、すごく重い。

    予想の斜め上=予想以上というよりずれていて予測不能な感じを表す。
    「ほぼほぼ」「いまいま」は許されるか。
    「黒歴史」は俗語だが辞書には載ってきた。
    真逆=正反対のこと。俗語だが

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    2024年01月24日
  • 校閲至極

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    サンデー毎日で連載された「校閲至極」を本にしたもの。誤字脱字の誤植点検の校正に加え、文章の中身も間違っていないか確かめる校閲は、慎重に行わなければならない。失敗事例もたくさん紹介されていい手大変参考になった。

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    2024年01月20日
  • 校閲記者も迷う日本語表現

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    日本語って難しい。
    私は、言葉に興味を持って接することが出来ないので、気にするように心掛けているけれど、なかなか気づかないかもしれない。
    それでも、日本語を使う身としては、意味を理解していきたいと思う

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    2024年01月12日
  • 校閲至極

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    毎日新聞校閲センターで、校閲記者を務める皆様による連載コラムの書籍化。
    同センターが運営されているウェブサイト「毎日ことばplus」は、仕事で言葉の取り扱いに悩んだ際よく参考にさせていただいている。
    私はおもに文芸がメインだけれど、新聞の現場でおこなわれている校閲の様子をとても興味深く読んだ。
    やっぱり常にスピード重視だし、誤りやすい固有名詞がわんさかな上に、未知のジャンルの専門用語も次々と飛び出して大変そう。単純誤植はもちろん、事実確認や写真との整合性や単位の間違いなど、確認しなければいけない事項は多岐にわたる。
    そして、限られた紙面だからこそ常に端的でキャッチーな言い回しが求められ、その用

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    2024年01月12日
  • 校閲記者も迷う日本語表現

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    《日本語の揺れを知れる》
    最近の多用される日本語表現の可否を一般アンケートを元に考察した本。新聞社の実例も見られて面白い。

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    2023年12月07日
  • 校閲至極

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    正確で誰も傷つかない文章を書くのはとても難しい。あらゆる知識を総動員して同じ文章を何度も何度も読み直しチェックする。技術と経験が必要なお仕事ですね。読み手としても正しい文章を見極める目を持ちたいと思いました。

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    2023年11月30日
  • 校閲記者も迷う日本語表現

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    ネタバレ

    各章のテーマとなる言葉について、アンケートから入るのが良かった。本題に入る前にまずそこで「うーん」と自分の考えをまとめてから解説を読むので理解が深まる感じがしました。校正の勉強をしていた若い頃を思い出しつつ読みました。そしてプロでも結構悩むんだなぁと興味深く読みました。言葉はナマモノなんだなぁとも。
    あんまり深く考えたことのない言葉も取り扱っていてそこも面白かった。初老(昔は40歳で初老という認識だったと聞いたことがあり衝撃だった。本書ではそこまで明確にしてませんでしたが)や妙齢というときの年齢を自分も昔間違って認識してて改めて知ったときの衝撃を思い出しました。
    そういえば卵と玉子の言葉の使い

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    2023年11月25日
  • 校閲至極

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    おもしろい!日本語が面白く思える書。そして校閲という仕事の奥深さを知れる書。校閲者の本音も垣間見ておもしろい!個人的には、水上由布さんの考察が1番好きだった。章末に校閲者の名前が記載されているので、考え方の違いを感じられるのも面白かった。

    p.66 人は間違える生き物である。だからこそ日々怠ることなく、訓練された複数の目を生かして、一字でも誤りを減らしていきたいと思う。

    p.68 その理由の1つに、日本人(日本語)は、濁音化静音化を厳密に区別する意識が、他の民族や言語より希薄なのではないかと言う考え方があります。ゲージとケージのように全く別のものになってしまう。言葉はもちろん要注意です

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    2023年11月09日
  • 校閲至極

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    毎日新聞の校閲センターの方々が、実際に出会った間違えやすい落とし穴や言葉の使われ方の歴史などを語った本。

    「いかにもありそう」という言葉や同音異義語など、確かにチェックが難しい...。

    しっかりと確認しないと、失礼に当たったり意味が全く変わったりするので、校閲なしでは命取りになるなと改めて実感。

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    2023年11月05日
  • 校閲至極

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    新聞社の校閲担当者によるコラムをまとめた本。
    読むまでは校正のことだと思ってたけど、違うとのこと。

    保守的な文体が求められるメディアにおいて、万人に誤解なく、かつ、誤りとされる表現でもなく、伝えるということ。担当者たちの想い、趣きとともに楽しく読んだ。

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    2024年06月16日
  • 校閲至極

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    何かを生み出すわけではないが、多くの人に分かりやすく読んでもらえる、とあった。

    分かりやすさを生み出しているけどな、ちゃんと。

    ほとんど誰の役にも立たない、でもこういうのが面白いという人が世の中にいる、ともあった。

    役に立っているけどな、ちゃんと。

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    2024年04月06日