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日々の新聞制作やニュースサイト編成を通じて、校閲記者たちは使い方に悩んだり間違えやすかったりする言葉や紛らわしい言葉の意味の違いと格闘しています。本書では、校閲記者たちが気になる言葉遣いについて質問を投げかけ、読者の感じ方を調査し、解説します。回答結果から見えてきた「言葉」の現況はいかに? 毎日新聞校閲センターが運営するサイト「毎日ことばplus」の人気コーナー「質問ことば」、待望の書籍化。
本書は、用法の間違いを指摘し、「使ってはいけない」と指導するものではありません。実際には、誤用とは言い切れないものもあるのです。なぜそのような表現が生まれるのか、その原因を究明するのが狙いです。校閲の赤入れ写真と解説で構成するコラム「つぶやき写真」で、視覚的な理解が深まります。言葉好きの人、誤りのない文章を書きたい人、校正・校閲者、必読の書。
Posted by ブクログ 2024年02月28日
タイトル通り、新聞記者が記事を書くとき、構成するときに迷う日本語表現について。
意味が変わってきているもの。使われ方が変わってきているもの。必ずしも最新の辞書に反映されていなかったり、辞書によって形が変わってきたり施しているものなど、著者がTwitterで取ったアンケート結果をもとに、背景や自身の...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月24日
「いつぶり」はおかしい、という人が多い。
「なみなみならない」は「なみなみならぬ」というべき。
「大丈夫です」という返事はあいまい。
スポーツ選手の敬称は文字数がかさむためつけていないのが最初。
太平洋戦争、第二次世界大戦、アジア太平洋戦争、どれが正しいか。教科書はアジア太平洋戦争。
「すごい」+形...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月25日
各章のテーマとなる言葉について、アンケートから入るのが良かった。本題に入る前にまずそこで「うーん」と自分の考えをまとめてから解説を読むので理解が深まる感じがしました。校正の勉強をしていた若い頃を思い出しつつ読みました。そしてプロでも結構悩むんだなぁと興味深く読みました。言葉はナマモノなんだなぁとも。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月24日
新聞社の校閲記者が言葉について語る。生きた「言葉」だ。
SNSでの連載のようだ。故に、読者とのアンケートを通じ、その表現の定着度、使用頻度などが、%で表される。世間一般の、その言葉への意識も分かって面白い。
例えば、「あの戦争」をなんと呼ぶか?
第二次世界大戦のことだが、日本では太平洋戦争とも呼ぶ...続きを読む
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