マシュー・ホンゴルツ・ヘトリングの作品一覧
「マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング」の「リバタリアンが社会実験してみた町の話」「リバタリアンとトンデモ医療が反ワクチンで手を結ぶ話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング」の「リバタリアンが社会実験してみた町の話」「リバタリアンとトンデモ医療が反ワクチンで手を結ぶ話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
めっちゃ面白かったです!著書のブラックなユーモアと、リバタリアンに対して冷笑的なようでいて、でも憎めないようにも感じている、微妙にあたたかみのある筆致がなんともクセになります!
原題はLibertarian walks into a bearなのですが、思った以上にクマの話でした!登場人物も色々ぶっ飛んでて、ゴールデンカムイ味があります(笑)。いや、登場人物といってもノンフィクションなので、実在する人物なのですが…。自分がヒグマが出没する地域出身なのもあって、なんか懐かしかったです。
自由至上主義者のリバタリアンが集まって暮らした結果、町がクマだらけになったというノンフィクション。リバタリ
Posted by ブクログ
近年アメリカにおける代替医療の横行跋扈を、具体的なケースを引いてつぶさに調査した報告がまとめられている。現代医療の横領さ、冷淡さもこういったトンデモ医療を助長する一因となっているという苦言もあり、近代医療との距離もバランスよく主張が展開される。
著者の皮肉の利いた語り口が、このへんてこな事態の深刻さを逆に強調している。病気を患っている当事者たちは藁をも掴む思いで頼っているのに。特に幼い命が犠牲になる展開はやるせない思いになる。コロナ禍の反ワクチンやマスク不着用を当時アメリカらしい自由主義の風潮とだけ軽く受け流していたが、その背後には代替医療との結びつきがあり、救えたはずの犠牲者がいるという現
Posted by ブクログ
レーザー、手作りのサプリ、pHミラクル、ヒル、祈り、MMS…自由を標榜するアメリカ社会で、年々勢力を拡大する怪しげな代替医療。著者はその闇の中をかき分けて進んでいく。
著者の前作は題材の興味深さに比べるといまいち内容がまとまっておらず難儀したが、今回は複数の事例とそれらに共通する問題を通してアメリカ代替医療問題の現状をさらう形で読みやすかった。
人を救いたいという素朴な願いが、インターネットの発達や公的機関等との対立を通して、ディープステートやプランデミックのような異常な政治的妄想に絡め取られていく様。「唯一真実の治療法」の推進者たちにもはや付ける薬は無いが、それを食い止める有効な手立ても見