星野概念の作品一覧
「星野概念」の「自分のために料理を作る」「誰でもみんなうつになる 私のプチうつ脱出ガイド」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「星野概念」の「自分のために料理を作る」「誰でもみんなうつになる 私のプチうつ脱出ガイド」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
誰かにシェアする話でもない‥今日いいことがあったという誰にも奪われない自分だけの嬉しさを味わうことって生きていていい自信にもつながる。
料理は誰からも指図されない、思うままにやっていい。成果がすぐに現れてちゃんと美味しい。料理で自尊心を保つことができる、自分を丁寧に扱う行為、自分をケアする行為なんだなという文が心に沁みた。誰かのためじゃなく、自分の為の料理が自尊心を育み、人生を生きやすくするんだ。
料理は元々好きだったけど、もっと自分の為に作って良いんだなって、誰かに許された気持ちになりました。自分が喜ぶ食材を買って自分が好きな味付けにして、ここまで自分をケアできる行為って他にないかもしれない
Posted by ブクログ
本書から、自炊料理という日常的で、個人的で、ともすれば誰からも褒められることもないかもしれないささやかな行為に悩む人達が、実はその背景に自尊感情に悩んでいたり、傷ついていたりするということが分かってきます。そして、料理が個人的な行為だからこそ、もっと自分の五感や気分に素直になって、自分自身を労ってあげても良いと料理家の著者と精神科医の星野氏は優しく説いているように感じました。
比べるのは他人とではなく、料理を楽しめなかった以前の私であり、自分が食べたい物を食べたい味で食べられるのは、健康的な人生において大切なことと思いました。明日からの料理のハードルが少し低くなった気がします。
Posted by ブクログ
まるで朝ドラ「虎に翼」の「はて?」というセリフのタイミングを集めたような本。
当たり前だと思っていたのに「あれ?おかしいかも?」と気づく場面。
様々な立場の方の寄稿が集まってて一つ一つ短い。軽そうで、全然軽くない。
この本にはフェミニズムというテーマだが、「弱さを認めて、差別を減らして、共に生きていく社会」みたいな風潮が感じられる。弱さを見つめるために、それぞれが自分の生い立ちを話している項が多い。
以下、ネタバレ
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鴻巣麻里香「脱抑圧の三代記」
p.69
「子どもがいるんだから、そんなに無理して働くことはないんじゃないか。一度仕事のペースを落として、子育てに専念し